アフリカブームは転換期を迎えた

  • 2018年05月13日

アフリカはラストフロンティアと呼ばれる。

天然資源が豊富だし、人口も今後30年ほどで20億人を突破するといわれる。

中国からは100万人も移民が殺到した。それに比べて駐留法人は1万人を下回る。

日本からアフリカへの進出を促してもその数はなかなか増えない。

遠い、危険、わからない、、、など様々な理由があるだろう。

個人的には大きな危機感を抱えている。

しかしここにきて潮目が変わってきているようだ。

サハラ以南のアフリカの2016年の経済成長率は1.5%で、過去20年で最も低い数値を記録した。

2000年当時100億ドル程度だった貿易額は、2013年は一気に20倍の2000億ドルに達した。だが、それも2014年をピークに減少に転じており、2016年には1500億ドルを割り込んだ。

景気減速を受けて中国からの移民の引き上げが続いている。

注視しているのは、アフリカ連合加盟54カ国を含む大陸自由貿易圏(CFTA)の交渉だ。

これは初めてのアフリカ独自の取り組みである。

GREAT AFRICA.

アフリカが団結し交渉力を高めることを歓迎したい。