満開

  • 2013年03月22日

永田町1−1−1 憲政会館の桜も満開です。

社会的な意義が乏しい仕事にはもう一歩も前に踏み出せない。

そんな気持ちで自ら起業してからもう何度目にもなる満開の桜を見てきました.

ベンチャーで成功して上場した経営者が、「お前達こうやればいいんだよ」と、したり顔で本でも書いても、
「あなたの仕事にはちっとも憧れていないんですけど」と、思われるのがオチなのでしょう。
後でとって付けたような意義などすぐに見破られてしまう。
SOHO  ノマド   プロボノ。
価値観の多様化。
そして働くことが食べるためではなくなってきた現代において、
若者が求めるものは自己実現であろうと思います。
金持ちになることを自己実現と考えるのは僅か数パーセントに過
ぎないのではないか?
青臭いと、あまちゃんだと、馬鹿にする前に、大人が社会的意義
のある仕事を作り上げて雇用を創出した方がよいと思います。
学校でも、メディアでも、社会起業家と煽っている現実。
しかし五年もつ会社は僅か15パーセントに過ぎない現実。
営利企業でもこの数値ならばどうやって社会起業家が生き残るのか?
起業した事も無いのに勝手に煽るのは無責任なのでしょう。
6年間少しでも社会が良くなるように闘ってきました。
そしてこれからもずっと闘って行くのでしょう。
兄が麻生太郎財務相に質問した内容が大きくメディアで取り上げられました。
物価目標に懐疑的であり、財務相なのに何で大蔵省といつも言ってしまうのですかね?
楽しい麻生節でしたが、身体を張って闘っている兄の姿を観ると励まされる想いです。
土俵は違うしスケールも違うのでしょう。しかし自分は自分の道できちんとした成果を残して行きたいと思います。
空拳なんかではない。小さなプロジェクトの積み重ね。
一歩一歩進んで行きたいものです。