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久しぶりに - 中西代表|環境への取り組み

久しぶりに

  • 2013年05月28日

自民党本部を訪問した。

勢いのある政党だから随分と活気があるように感じる。

一方、維新の会は共同代表の慰安婦発言などで支持率は急落しているようである。

 

船中八策の前に歴史と世間を知り、選挙民の感情を匠に利用してきたならばその移り気の早さも知っておくべきだったのだろう。

 

 

 

 

今回は色々と興味深い話しを聞く事ができた。

県単位に細かく分けるのではなく道州に大きく分ければ、二重行政がなくなり大幅に人数が削減できるという意見がある。

古くからある道州制の議論である。

きめ細やかな対応が国民にできるのだろうか?

勿論二重行政、三重行政は無くすべきだろう。

しかしそれを行なう為に、わざわざ廃止するのか?

そして廃止するならばどこか?町か、市か?県か?

これに関しては意見は収斂されており、都道府県を廃止し、10程度の州に州に分ける。

北海道は残すから道州制である。

廃藩置県以来の改革である。勿論大阪都など要らぬ。

効果の筆頭としてあげられるのが二重行政を無くすことによる公務員数削減だが、手放しに賛同できるだろうか?

削減された人々の雇用確保の為に何をするのかを語らずしての議論をするのは成功者の驕りであり、

浅はかである。

ストーリーとして美しくもなくその先が見えない。

削減された人々の雇用を守れないならば社会保障費は膨大になる以前に生きる術を失わさせる。

 

最高裁で違憲とされても定数是正も進んでいない。

ましてや都道府県の廃止など夢のまた夢であろう。

国家公務員も勿論国民である。

単純な人員削減という単一的な視点ではなくて、だれもが不利益を被らなければいい仕組みを構築しなくてはならない。

一昔前のデノミで経済活性化や首都移転といった今では見当たらない提案となって埋もれていくのかもしれない。