Garment Bag

  • 2014年01月21日

ガーメントバッグ一つで飛行機に乗る。

僅か一泊の為に遠路訪問する。

出張は時間ではない。

成果だ。

仕事は経過ではない、結果だ。

勉強ばかりやっていてどうする。

調査ばかりやっていてどうする。

調査の先には明確な事業化なりの筋道を最初に描いておかなければ、時間とお金と労力の無駄遣いだ。

しかし、現実を見ると、予算消化や歩きながら考えるような場当たり的な案件がなんと多い事か。

それを如何に実のあるプロジェクトに構築できるかが腕の見せ所なのだと感じる。

トラブルシューティングも行なう。

猪突猛進で社長自ら突っ走ることもある。

今日みたいにガーメントバック一つでもさほど不自由しないものだ。

 

しかし、実は常にさめた自分がいて、採れるリスクと採れないリスクの限界を俯瞰して見ている。

それで良いのだと思うしそうじゃ無くちゃ行けないのだと思う。

 

正解は一つではない。

依頼主だろうが、依頼先だろうが常に態度を変えず、正しいと信じる事を謙虚に進む。

相手が誰であろうと。

私はそうありたいと思う。

自分が強い立場の時には偉そうにして、弱い立場の時には卑屈になる。

そんな大人にはなってはいけない。

しかしどれだけそんな人が多い事か。

宅配の方々、ヤクルトレディ、ウェートレス、ホテルのカウンター、下請け会社。

客商売をしている方々は弱い立場に置かれるときが多い。

そんな方々への言葉遣い一つで人としての厚みが垣間みれてしまう。

その背中をみている人に何一ついい影響はない。

 

今週は副大臣、閣僚とお会いする機会がある。

それでも学生に接するのと同じ態度でいるはずだ。

自然体。

それが一番いいと思う。