スポーツに教えられたこと 仕事に教えられたこと

  • 2012年03月28日

6ラウドマスの後に10ラウンドのスパーリング。
腕は上がらなくなり脚は痛い。
殴られないようにこちらも必死。
流石に体育会ボクシング部でもここまではやらないでしょう。
足の裏の皮が破れたようです。
ボクシングはフットワークを駆使するので、急な移動と停止で足に負担が掛かるのです。

ベテラン選手との対戦。
左フックが見えずまともにヒットされる。
同じくフェイントからの左ボディをいただいた。
勉強になる。改善点を見いだし、
その日のうちに真似て修得。

フックをスウェーやブロックでなく、綺麗にウィービングでかわされた。
真似てみたがタイミングが合わず一日での修得ができず習得中。
できそうでできないから愉しい。
スポーツは上手い相手と組んだ方が上達します。
多くの相手と対峙すること。
そうやって強く逞しくなっていくのだと思います。

実は負けないことなど簡単です。
相手と距離をとって打ち合う真似をすれば良いからです。
自分は傷つかない。

しかしそれでは自分は変わらない。
上手くならないし、勝てない。

対象があってそれをどうやって攻略するか?
まわりでパーチクやっていてもダメなんです。
時間と体力の浪費です。

なにか社会問題に対峙することと似ていますね。

すぐに相手頼みにする人がいます。
そんなに現状に不満があってアイデアがあるならば、誰かにやって貰うのではなく、批評家気取りしてないで自分でやればいいのに。そんな風に思う時が多々あります。

若い人達と話す時は、「あなたが必要な知識を吸収し人々を説得し仲間と資金を得て自分でやりなさい」と話します。

「あなたは真剣ですか?」
「何故自分でやらないのですか?」
そう問いかけます。

知識があるとかないとか、人脈があるとかないとかは、己の影です。
影を嘆く前に努力をすべきなのでしょう。
頼まれてもいない語り部になるよりはすこしでも当事者でありたい。

口先だけなどもういらない。
体制批判ももう結構。
誰かを批判だけしても世の中は変わらない。
そんな風に思う人も多いのではないでしょうか?

知識、資金、そして行動。
やらずにいつも安全な場所から仮想の悪者をしたてて批判していては駄目なのだと思います。

現実をきちんと見つめて何が目的遂行の為に必要か?
現実には様々な困難があり、批判ばかりしている程世の中は暇でも平和でもないのでしょう。
回り道せずに、やらねばならないことに世の中は溢れているのでしょう。

吾唯知足

自分ができる限界はもっともっと先にあると信じたいです。

 

沖縄に向かいます。