日本の危機管理

  • 2017年07月10日

アルゼンチン沖にフォークランド諸島がある。

実は航海した時にすぐ近くを通ったことがある。

小さな島である。

イギリスから渡った人々が漁業で生計を立てている。

軍事政権下のアルゼンチンがこの島を巡って戦争したことはそんなに昔のことではない。

2002年のW杯でイングランドとアルゼンチンが戦った。

札幌でである。

スタジアムは異様な熱気であった。

偶々観戦していた私は、その熱気に驚いたものだ。

戦争は辞めて欲しい。

サッカーぐらいでちょうど良い。

平和ボケしているが、北朝鮮からミサイルが飛んできても不思議ではない。

日本の本土で多くの血が流れるかもしれない。

危機を煽っているのではない。

今そこにある危機である。

そうなった時に、日本はどのように対応するのだろうか?

私にとっての危機は、一気に日本が真逆の方向に振れてしまうことなのだ。

普段から危機について考えていない人々は、感情的に流されやすい。

日本国憲法は今だからこそその精神を考えるべきなのだと思う。

そして、有事の際には、全力で生命を守ることに迅速に動いて欲しい。

今はその訓練すらどこでも実施していない。

警報がなって、家の中に避難しろだけでは足りない。

どのような攻撃があったら、どのように退避するのかを

地域ごとに決めておいたほうが良いだろう。

パニックにならないためにも、綿密な訓練を行っておくほうが良いのではないか?

大陸間弾道ミサイルでなくても、北朝鮮から幾つものミサイルは発射されたら

すぐに飛んでくる。

全部を撃墜できるわけでもない。

米国による反撃があるまでの数日をどうやって生き延びるかを、

国民に伝えたほうが良いだろう。

考えすぎか?

そんなこと日本以外で言ったら笑われるだけだろう。

今や北朝鮮は世界でも有数の危険な地域なのだ。