ソトコト 100号記念 シンポジウム

  • 2007年10月12日

草月会館で催されたソトコト100号出版記念のシンポジウムにご招待いただいた。
環境問題に積極的に取り組む企業や、政府金融機関、環境省の方々が多数出席され、プレゼンテーションをしてくださった。個企業の具体的な活動も興味深かったが、排出権取引についてのパネルディスカッションは大変面白かった。小黒編集長の辣腕がソトコトをここまで大きくさせてきたのだろう。当社はいまだお客様との取引では排出権を取り扱うことを控えている。その効果に対して確証を得るまでは自社での取り組み以外は扱わない方針である。しかし、全面的に否定しているわけではない。むしろ、様々な意見やデーターを収集している。大変貴重なご意見を拝聴できたのはとても有難かった。
日本における環境問題に立ち向かうためには大きなムーブメントを仕掛ける必要がある。ロハスという言葉を含め、ソトコトが社会に与えてきた影響は大きい。イニシアティブをとる豪腕が、ムーブメントを引き起こす起爆剤には欠かせないのだと思う。シンポジウム終了後のレセプションでは、様々な方々とお話しする機会があった。
残念ながら環境保全に取り組むNGOや企業も全体から見ればまだまだ小数である。こうして出会えた方々と情報交換を含めつながりを持てる機会を与えてくれたことに感謝したい。