Tully`s VS Starbucks

  • 2007年12月01日

横浜は青空が広がっている。こんな日は海辺のベンチにでも座ってのんびりと本を読んで過ごしたいなという気にも一瞬なる。それでも職場に足が向かってしまうのは、仕事をしているほうが楽しいからだろう。
会社が儲かろうが儲からなかろうが関係ない。
ありったけの力を使ってみたいのだ。
髪振り乱して、眼を吊り上げて、歯を噛みならして、骨の軋むような仕事をしてみたい。
結果は必ずついてくるものだ。

週末に職場に来ると一番困ること。それはコーヒーを入れてくれる秘書さんがいないことである。そういうわけで、週末はTully`sとStarbucksに買いに出かける。タリーズとスタバのどちらのほうがおいしいかという議論をよく聞く。
正直言ってどちらの方がおいしいかなんてアンチグルメの俺が判断などできないのである。どちらもおいしいと思う。


90年代初頭にシアトルに行った時に初めて飲んだスタバのコーヒーはうまかった。アメリカンコーヒーしかしばらく飲んでいなかった時だったから、旨いコーヒーにありつけたのは助かった。NYのシティコープセンタービル1階に本屋の隣にスタバがあった。みんな本を買ってもいないのにコーヒー片手に座って読んでいる。本屋で立ち読みするといやな顔をされる日本から来た俺にとっては何とも新鮮だった。こりゃいける。そう思っていたら96年に日本に上陸した。
俺にはどちらがうまいかの議論よりも、紙カップになみなみとコーヒーをいれられると、ミルクを入れるスペースがなくなる方が気になる。
そして、なんでこんなに熱くするんだろうといつも思う。舌が熱いし、せっかくの豆の風味が消えてしまう。味覚に個人差はあるだろう。しかし俺がうまいと思うコーヒーの温度よりも遙かに高温である。