カメラ

  • 2007年12月12日

私はカメラが好きである。撮影は自己流であるからきっと下手くそなのだろう。それでも機会があれば必ず写真を撮るようにしている。今日の横浜は晴天である。テレビ神奈川まで資料を届けに行く用があった。歩いて行けば地下鉄でふた駅程である。肩からカメラバックを担ぎゆっくりと歩いて向かった。
私は多くのカメラを持っている。ライカもハッセルブラッドもローライフレックスも一通り使っている。それでも一眼レフは断然Nikonのファンである。愛機はF4である。銀塩カメラである。さすがにちょっとデジタルカメラでなければつらい時がある。そういう訳で最近はD200を使う機会が多い。実によくできたすばらしいカメラである。デジタル12-24mm解放値の明るい高価な超広角レンズと、20年近く前の70-210mmの望遠レンズを持っていった。
昔のレンズでも望遠であればデジタルでも使用できるのが助かる。

銀杏も大分葉を落としたがそれでも中々気分のいい散歩だった。

忘年会

  • 2007年12月12日

ありがたいことに取材の申し込みやお問い合わせをたくさんいただいている。雑誌の電話インタビューと新聞社からの取材申し込み、テレビ局からの問い合わせと午前中は対応に追われた。日本において環境ビジネスは明らかに追い風である。それでも正しい方向性をきちんと見据えて行動しないとならないと思う。自戒をこめて。弊社の経営方針はHP上に公表しているように実に明確である。他社との差別化はきちんと図っている。そしてそれは会社経営者としての信念でもある。
ところで忘年会はシーズン盛りである。私も連日参加している。昨夜は六本木でかつての同僚たちと酒を飲む。この街では本当によく飲んだ。それでも懐かしいという気分にはならない。たまに行けばよいなと思う。たまに行く繁華街。ちょっとだけ気分は高揚する。よくいったあの店に顔を出そうかな。などと考えつつも締めはバーで余市をロックでいただいた。
電車で帰らなくっちゃ。

アウトリガーカヌー

  • 2007年12月12日

アウトリガーカヌーの進水式に参加した。青い空。比較的波も静かであった。アウトリガーは南洋で乗られてきた船である。シーカヤックはイヌイットに代表されるように北の乗り物である。

小生はアウトリガーカヌーに乗るのは初めて出会った。どちらかというとチームプレーより個人スポーツの方が好きな男である。それでも13mの巨体が音もなく静かに滑る出す姿。そして、波を乗り越えて一斉にタイミングを合わせて大海原に向かっていく姿は実に美しい。結構なスピードも出る。これは楽しい。実に楽しい。

沖に出ると、どこからか同じような船が向かってくる。我々の進水式を知った茅ケ崎の仲間が一時間半もかけて漕いでやってきてくれた。いいもんだな。久々に太陽にあたった日曜日だった。

日曜日

  • 2007年12月12日

弊社が請け負わせていただいたカーボンオフセットクリスマスパーティに参加した。
100名以上の参加者にカーボンオフセットとは何かというパンフレットも手渡させていただいた。「今日のパーティーはカーボンオフセットで実施されております。皆様がどんなに二酸化炭素を排出してもオフセット(相殺)されているんですよ」と説明したとたんに、皆さんの呼吸音が一段と大きくなった。カーボンオフセットとは実にわかりやすい。

実際パーティに参加された方々と話してみても、一様に気分がいいとおっしゃられる。海外では普及している。こんなに環境にもいいし、気持のよいことが日本でも根付けばいいのになと心底思う。今回のパーティでは参加者の方のご移動分とパーティ時に使用した電力、ガス水道、ゴミを集計している。カラマツ10本で十分カバーできる。今後弊社で30年にわたり管理させていただく。小さな一歩。それでも木はぐんぐんと育っていくだろう。こういった気分は排出権取引では得られないだろうな。


土曜日の朝

  • 2007年12月12日

やっぱりやめておけばよかった。あそこで帰ればよかった。
昨晩大船で飲んで調子に乗って締めのラーメンに行ってしまったのだ。何か味にパンチがないなと思ったら、「にんにくを一サジ半入れてください」と壁に書いてあった。明日はお客様に会うこともないからまあいいかと、素直に入れてしまったのがまずかった。
小生はにんにくが好きである。それでも「生」を大量に摂取するとお腹が痛くなる。それもかなりの確率で。
案の定土曜日の朝は「もう絶対酒飲まない」と、重い頭を引き摺り、這いつくばって浴室に向かった。シャワーを浴びても回復しない。お腹もいたい。

這這の体で横浜のオフィスまでは辿り着いた。頭が全く動かない。ほとんどフリーズ状態で数時間過ごした。こりゃいかん。なんとかせねば。サウナでも行こうかな。っと考えたら、近くにあるじゃないですか。しかも温泉。オフィスからはなんと歩いて10分ほど。
万葉倶楽部は湯河原と熱海から毎日タンクローリーで温泉を運んでくるらしい。サウナもミスとサウナも韓国式黄土サウナもある。しかも露天風呂からは横浜の海が一望である。(注意書き:外から見えますので壁際に近寄らないでください)おー。確かにこちらからよく見える。ということは向こうからもよく見えるはずだ。
ちょっとした贅沢を味わった。とはいっても、その日は本格的に回復することなく早々に撤収した。


金曜の夜

  • 2007年12月12日

あっという間に一週間が過ぎる。朝も昼も食べずに気がつくと夕方になってしまっていたりする日もある。先週の金曜日もふと時計を見ると既に夕刻。弊社みたいな小さな会社には土曜日というものは「オフィスの周りに家族連れが多い」出勤日であってなんら金曜日にうきうきするような気持にもならない。そうはいってもふと誰かと飲みに行きたい気分になった。うーん。こういう急な誘いに応じてくれる人はいないかな?っとふと浮かんできたのは、茅ケ崎に住む陶芸家の顔である。連絡をすると大丈夫だとのこと。それでは東海道線と横須賀線の交差する大船で飲もうということになった。横浜からも15分ほどである。実は大船という街に行くのは初めてであった。予定より早く着いたので街を徘徊した。うーん。なんとも淫靡な繁華街だ。いや住民の方にはそんなことはないとお叱りを受けそうだが、駅近くの一角はなんとも華やか兼猥雑な雰囲気が蔓延していた。居酒屋で酒を酌み交わした。
やはりアーティストとの会話は楽しい。小生もその端くれだと自認しているのだが、第一線で活躍している方のアートに対する見方はとても参考になった。
小生はアーティストに強い憧れをもっている。消えてなくなってしまう作品がほとんどだろう。それでも永久に残る作品を残せるチャンスもある。自分の仕事を後世に残すことができる職業は少ないだろう。
祖父は作詞家でもあった。女性名で湯浅みかという。祖父の「大江戸出世小唄」は現在でも歌い継がれている。羨ましいなと思う。

大江戸出世小唄
湯浅みか 作詞
杵屋正一郎 作曲
土手の柳は風まかせ
好きなあの子は口まかせ
ええしょんがいな
ああしょんがいな
きりょう良いとて自惚れな
どうせ一度は散る花よ
ええ風が吹く
ああ風が吹く
雨が降ったらその時は
俺の涙と思やんせ
ええしょんがいな
ああしょんがいな