カーボンオフセットは免罪符ではない

  • 2008年01月27日

カーボンオフセットステッカーをご購入いただくとカラマツ一本が植林できる。カラマツ一本が吸収する二酸化炭素は30年間でおよそ250kg。これは1.4伴岼幣2.1般に亮屬韮隠械娃娃襭軈塋に相当する。割り箸に換算すると13,899膳 (燃焼に関わるCO2排出量のみで換算)にも相当する。凄い数である。
それでは、一枚購入すれば割り箸なんて生涯使いまくれる!なんて考えはモラルハザードなのである。毀誉褒貶ある「マイ箸」だが、私は賛成派である。間伐財を使用するなら割り箸をもっと使うべきだとか、箸を洗う洗剤のほうが公害だ等と色々な意見があるのは承知している。勿論皆さん色々なお考えでマイ箸をお使いなのだろう。私の場合は「使い捨て文化」からの脱却の意思表示だと思っている。
カーボンオフセットは温室効果ガス削減に対して大きな役割を果たしている。しかし、だからと言ってガスを垂れ流して(気体だから放出か!)良い訳ではない。しっかりと3Rして、根本の量を少しでも減らしていく努力があってこそのカーボンオフセットなのである。

弊社は現在のところ他から買ってきた排出権を、我々のお客様に転売するようなビジネスは展開していない。自らの植林地を中心に自らの手も使って植林していく姿勢は貫いていく。排出権取引に関しては当社が納得できる手法を用いる。そしてその受け入れ態勢が整うまでもう暫く慎重に準備をしていくつもりである。今後も植林が柱であることは揺るがない。
カーボンフリーコンサルティング
Carbonfree Consulting -> http://www.carbonfree.co.jp/