FUKUOKA

  • 2008年08月07日

出張で福岡に来ております。こちらも暑いですね。それでも町を流れる川のお陰か風が流れているので助かります。
この町に来るのは本当に久しぶりです。
今から18年前に初めてこの町にやってきました。当時は駆け出しでやる気ばかりが空回りし知識が追い付いていない状態でした。福岡にある不動産数棟を、ケイマン諸島に作った特別目的会社に移管し信託銀行を使って証券化を行ったことがあります。今でこそ大した仕組みではありませんが当時は全くの手探りで何の文献もない状態で、上司の指示に基づきこの町を奔走していたことを思い出します。あの時もこんなに暑い夏でした。
時代の流れは速いものですね。当時の面影が大分薄くなっています。

市庁舎の西日が当たる窓には全面朝顔のグリーンカーテンがされていました。
またすぐ近くの商業ビルには一つの側面に何と3万本の樹木が植えられていました。一周すると30分もかかります。近代的なビルの側面には鳥が住み、蝉しぐれが聞こえます。共存が図られていて周囲の景観にも溶け込んでいました。メンテナンスは大変でしょうが、こういった建物や取り組みがもっともっと全国に広がってほしいものです。
排出権取引もカーボンオフセットも地球温暖化防止のための一つの手段に過ぎません。カーボンオフセットの前にやらなければならないこと、できることはいっぱいあるはずなのです。

博多は食べ物がおいしい町です。モツ鍋、水炊き、豚骨ラーメン。五島饂飩、明太子などなど。私は明太鰯が好きです。そして酒もおいしいのです。いやいや出張です。
お仕事で来ています。
名物の屋台も今後は姿を消していくことになりそうです。営業譲渡が禁止されてしまったので、一代限りになるそうです。

横浜駅西口の屋台。同じく川沿いにあります。不思議と落ち着きます。
桜が満開の時期の神社にある屋台。私はお花見も好きですが桜を眺めながら飲む酒はもっと好きです。