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  • 2008年08月23日

土曜日。早朝。普段会社に行くよりも早く起きて浜に出かけました。
今日はこの浜を拠点とするOutrigger 2チーム、3艇によるローカルレースが催されるのです。
私はレースに出るのではなくお手伝いでもしようと出かけたのですが、ローカルレースならではの、「人数が足りない!」という事態になり急遽漕がせてもらうことになりました。
我チームはどうやら年齢層が高い。30代後半が最も若いようです。
不思議なものです。6人が漕いでもチームによってスピードが違うのです。
体力の違いだけではありません。呼吸を合わせることが大切なのです。
だからこそ練習が必要なのです。
長者が崎を越えて沖にある尾が島を一周して帰ってくるおよそ20分のコースです。
Paddles up! の掛け声とともに用意。
一斉にスタート。
ローカルレースといえども、いざスタートすると皆相当本気モードに突入しています。
皆の息を合わせてパドルを入水出水しなくてはなりません。
足で踏ん張らないと力が入らないが、軸はブラしてはならないのです。
中々奥が深い競技です。
しかしただ漕いでいるだけでなくこうしてレースに出るとまた違った楽しさがあるものです。
一番後ろに乗る人が舵を担当します。
ライン取りがレースの勝敗を大きく左右するので役は重要。
夏の終わりが近づいたのでしょうか。風は冷たい。海は底が見えるほど澄んでいます。
レースはあっという間に終わりました。
勝敗にかかわらず皆で握手する。チームメートも対戦相手も。
ローカルレースも楽しいものです。
全力で運動したのは何年振りだろう?


仲間たちは来週のハワイで行われる大会に出場します。
ハワイで漕ぐアウトリガーはどんなに気持ちがいいのだろう。
3時間の長丁場。どれだけの体力を使うのだろうか?
大海原に漕ぎ出て波をこえゴールを目指す
海から見る陸地
海風
空にはカモメ
海から離れては生きていけない面々
男も女も
人間でありその前に動物である
人生楽しまなくてはね