Runnning in Yokohama

  • 2008年10月09日

ちょっとした空き時間があるとオフィスの周辺をランニングしています。
走ると色々なアイデアや最近の出来事などを振り返ることができます。昨日出会った方々の事を思い出しました。
折り返し地点の芝生でストレッチです。どこか分かりますか?そうです建物の上なのです。大桟橋という国際港です。


以前お取り引きしていただいた会社の社長さんが、当社の取り組みを大変気に入ってくださり、御仲間をご紹介くださいました。とてもスケールの大きな方で人望も大変厚い方なのでご紹介くださった方も素晴らしい方々でした。
お一人から「今足りないと感じていることは何ですか?」と問いかけられました。私は走りながら本当は何が足りないと感じているのだろうか?と自問していました。
答えは「人脈」だと思い当たりました。我々はバーチャルな世界で生きているわけではありません。インターネットやメールが普及しどんなに便利になったとしてもそれで人の縁が深まるわけでもないのでしょう。結局は人と人なのでしょう。私は金融業界に長かったせいでいろいろな業界の方々とも接することはできたのですがそれは表面上のことであって、裏側まで理解していたのではなかったのだと思います。
大学院で「すべての事柄を否定的にみろ」と何度も教育されてきたせいでしょうか?生き馬の目を抜くと言われる業界で成長してきたせいでしょうか?どうも人の言うことを斜に構えてみてしまう癖があります。しかし、苦労して成功してきた方々の言葉はどうにもすっと腑に落ちるものです。そこには何かを諦めたことのある人のみが持つやさしさがある様な気がします。功名心や同情とかそういった安っぽい感情など存在できない崇高な気持ちをお持ちの方には年齢を超えて魅かれてしまいます。
今日も山下公園は人でいっぱいです


横浜でもパイロットは飛行機は操縦しません

水上警察署大桟橋交番

橋の下の標識

家具屋&CAFE

カモメ

今の季節はハゼ釣りが盛ん

BEACH TAI-CHI

  • 2008年10月05日

今朝はビーチ太極拳に参加しました。文字通り海の目の前でする太極拳です。
広々としたところで体を動かすのはとても気持ちがいいものです。草むらなので靴を脱いで裸足で行います。

太極拳とヨガの呼吸法はとても似ています。しかし根本的に異なるのは太極拳が武道であることです。頭からいい気を入れて、足から悪い邪気を出すそうです。そう考えると青空の下行う方がとっても効きそうな感じがします。室内で行うと、上の階から悪い邪気が頭から入ってきそうです。
一時間程の教室ですが、終ったあとは背筋がピンと伸びます。

虫の音を聞きながら行う太極拳は気持ちのいいものです。日本でも太極拳がどんどん広がってほしいものです。


Oyster Night

  • 2008年10月04日

リクロウ君のブログを読んで無性に牡蠣が食べたくなりました。
リクロウ君は食べ放題にもかかわらず11個しか食べられなかったそうです。
どう考えてもおかしい!
そのぐらいであれば辛口の冷やした白ワインと一緒であれば気がついたら食べてしまっている程度の量のはずです。
それでもリクロウ君は
『そんなに食べれませんて。やってみてくなはれ』などと申す。
いいじゃないですか。やってみましょう。
スタッフ全員に『今日は牡蠣食べに行こう。おごってやるからな。いくらでも食べろよ』
と威勢よく誘ってみました。
ふふふ。老練な私には秘策がありました。
先週事前に店の前を通って食べ放題なのを確認済みなのであります。
若者たちの獰猛な食欲を満たすためには食べ放題飲み放題以外あり得ないのであります。
しかも金曜日の夜です。
当日の朝誘ったので、間違っても全員参加などあり得ないのである。
「私は行きます~」「俺も行きます」と非番の者まで参加したいとの申し出がすぐにきました。
結局全員が参加することになりました。
そういえば我が社は結束の強さと乗りのよさが自慢であったのです。
こういう時には遺憾なく発揮されます。
まあ食べ放題飲み放題ですから。上限は知れています。
早速予約をいれました。
「先週でそのコースは終了しました」
「へっ??????」
どうやら事前調査が甘かったようです。
九月限定のスペシャルイベントだったようです。
頭の中はフル回転です。
「ここでやっぱりやめよう」と言えば「たべものの事で小さいなー」等と求心力が落ちるのは不可避です。
素早く再計算します。年齢とともに体は鈍くなりますが、こういったことには頭の回転は速くなるものです。
普段からどんぶり飯3杯はいけるリクロウ君で11個であれば一個500円x11個となり人数をかけても大したことにはなりません。ふふふ。我ながら老練である。
ちょうど赤レンガ倉庫からドイツ民謡が流れてきました。そういえばOctoberfestが始まったのです。これは強くお勧めです。
「牡蠣の前に赤レンガでビールひっかけてから行こうよ」とスタッフを誘い出します。
ご存知でしょうか?
ドイツにはグラスに線が引かれておりその線を下回ることは許されていないのです。
つまりなみなみと注がれている大きめのグラスを一人一杯飲まなければ牡蠣にはありつけないのです。
このときほどドイツが好きになったことはありません。
「うまいっすねー。おおきいっすねー」と既に戦闘モード口調になっているスタッフにたらふくビールを飲まします。
これが私の綿密な計算に基づいた計画だということは素直なスタッフ達は気が付いていません。ふふふ。
横浜の海が見渡せるレストランにいざ出陣です。
「さあいっぱい食べよう」と社長らしく振舞います。
始まって15分も経たないうちに異変に気が付きました。
「おかしいなあ。この前は食べれなかったのになあ。今日はいくらでもいっちゃうなあ」と15個目をほおばるリクロウ君。
「生牡蠣初めて食べました。うまいっすねー」とイーファン。
獰猛な食欲ではなくもはや暴力的なレベルまで達していました。
情け容赦などありません。
山となって積まれる牡蠣殻。
ははは。飲むっきゃないですねー。
みんな一体どれぐらい食べたのかな?
というわけで、今日も社長は沈してしまいました。とほほ。

Curiosity

  • 2008年10月03日

目覚めると陽の光がさしこんでいます。首からタオルを下げて歯ブラシを持って砂浜におりていきます。膝までつかり顔を洗います。静かな海です。海岸で太陽礼拝のポーズをとります。通りかかったおばさんはラジオ体操第三と勘違いしたに違いありません。胸に新鮮な空気を一杯送り込みます。リフレッシュしたら一日が始まります。

社会起業家について先日講演をさせていただきました。自分では社会起業家という意識は強くないのですが環境ビジネスが少ない日本においてはそのように分類されるのかもしれません。様々なご質問をいただきました。「中西さんの仕事で不可欠な能力は何ですか?」という質問がありました。測定が多いので数字に強いこと。海外とのやり取りや、CDM申請には英語力が不可欠であること。そしてバーチャルな世界で生きているわけではないので営業力は欠かせないとお答えさせていただきました。
その中でも数字に強いことというのは意外に盲点です。理系出身者が多いのですが、入って間もない者に計算を任せるとほぼ100%の確率で間違えます。それも豪快に3桁間違えます。皆さん一流の学校で微分積分はこなせる能力をおもちです。それでも3桁間違えるには理由があります。MJ,KJ, KL、㎥、KHW等など単位が様々です。また化学反応について考査しないで使用燃料だけで測定したらいい加減な数字しか出てきません。何度以上になれば化学反応を起こすのか?化学式についても最低限の知識がなければ測定はできません。私は化学の知識が低いことを痛感し、必ず不明確な点があれば当社の化学の博士にマンツーマンで指導をお願いしています。新しい知識を得ることは幾つになっても大変楽しいものですね。最近痛感します。ご質問へ対する回答は「知識」を予めバックグラウンドとして持っていない場合でも「知的好奇心」さえあればなんとかなるとしたほうがよかったのかもしれません。