別府よいとこ

  • 2010年08月30日

数ヶ月前に大分に来た時に、次は必ず別府温泉に行くようにと皆さんに言われました。割りと素直なので忠告に従い行って来ました。
初の砂風呂。砂掛けさんに全身を埋めて貰います。物凄い汗が出ます。
世界ニ番目の湧湯量を誇るだけあってかけ流しが当たり前です。

いい経験でした。旅ガラスですが少しだけ役得でした。
滝湯は高さ三メートル程から豪快に落ちて来ます。

やはり関サバと豊後アジを戴こうと寿司屋に入りました。
前回来た時とてもおいしかったからです。
残念ながらどうも雰囲気からしてイマイチな様子。
生け簀は魚が沈んでいました。
しかし腹が減っていたし周りに店もないので入ってしまいました。
無難に握りのセットを注文しました。
何故か隣に座っていた団体が怒って帰ってしまいました。
理由は聞こえませんでした。
やっと出て来たセットは今までにない色をしていました。
はて、生ハムの握りとは面妖な。
しかもマグロのような味がする。
お粥なのかわからぬようなシャリ。
NOBUのようなフュージョンにしては美しさにかける。
いや根本的に一線を遥かに超えたアートの世界に入っている。
しかし江戸前と書いてある。
いくらアンチグルメといっても受けいれられなかったです。
どうやればここまでのものを作れるのだろう。
初めてネタだけ食べてシャリを残して帰りました。
腹が減っていても江戸っ子としてはねえ。どうも。
いつも当たるとは限らないですね。こんな日もあります。