CSR会計

  • 2011年11月02日

赤坂事務所のデスク用に花を一輪買いました。マーロンという名の薔薇。

4日にCSR会計について講演させていただきます。
ゲストには横浜市立大学の影山摩子弥先生をお招きいたしました。
http://blueeconomy.jp/seminar.html
CSR会計はまだまだ黎明期です。
そして指針がはっきりとしない中手探り状態で作業をされている方々が多いと思います。
そもそもCSRが揺れています。
オリンパスも立派なCSRレポートを作成しています。
情報開示方針は以下のように書いてあります。
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オリンパスは、株主やお客さまをはじめ多くの皆さまの正しい理解と信頼を得るために経営方針、事業活動状況、CSR活動などの企業情報を公正かつ適時適切に開示します。
このオリンパス情報開示方針はオリンパスグループ全社に適用されます。
情報開示にあたっては、オリンパスが事業活動を行い、または株式を上場する各国の法令や証券取引所などの規則を順守し、法令・規則によって開示を求められる情報を開示します。
情報開示は、ニュースリリース、公告、説明会、ウェブサイトなど、最適な方法によって行います。特に重要な会社情報が生じたときは直ちに東京証券取引所のTDnetにて公開します。当該情報は東京証券取引所などが共同で運営する自主規制機関のインターネットサイト「適時開示情報閲覧サービス」にも掲載され、その時点でインサイダー取引規制上の公表措置が完了しますので、その後速やかに当社ホームページ上に同様の内容を掲載します。
情報開示にあたっては、個人情報保護に配慮するとともに、関係者の権利を侵害しないように配慮します。
上記の方針にもとづき、開示手続きなどに関する社内規程を定め、この方針に沿った情報開示を実行します。
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是非今回の不明瞭な取引も積極的に開示し信頼を回復するようにつとめていただきたいと思います。
また九州電力のCSRレポートも充実しています。そして第三者評価まで付加されています。
みてくれや体裁だけのCSRレポートを作成することはまさに「仏を作って魂入れず」です。
コンサルタントに大枚はたいて格好のいいレポートを作っても中身を伴わなければ本末転倒だと思います。
ふさわしいCSR活動を展開すること。
原点はそこにあると考えています。