森をつくる

  • 2008年05月16日

昨日は宮脇昭先生に御講演いただきました。
http://www.jise.or.jp/jise/staff/miyawaki.html
先生の講演会は通常数百人から千人以上の規模で実施されております。
今回は先生の長い歴史の中でも始まって以来の少人数で開催させていただきました。
その反面参加者の方々が先生と直接お話しできる貴重な場となりました。
多くの植林・森林事業関係者は多かれ少なかれ自分のしていることに不安や迷いを持っているものです。
カーボンフリーコンサルティングは様々な業務を行っておりますが、植林事業に関しては海外の新規植林限定で行っております。
国内の活動も一部行っておりますが、REDDの技術的な問題点、政府とのダブルカウントの問題、木材価格の問題、たとえ排出権として認められても安価な物と価格競争できない等など、今まで関係省庁、学識者を含め様々なご意見を賜りましたが、どうしても迷いがあり、国内での植林事業、特に森林保護に関しては踏み出せないでおりました。
先生は一点の曇りもなく現在でも前に進んでおられる。それが国内であろうと海外であろうと。
日本でいちばん木を植えた男。3000万本以上。
とても熱い方です。
先生からは叱咤激励の言葉を賜りました。
本質を見ろ。生命を守ることが目的であるはずだろう。
木が二酸化炭素を吸収するのは事実じゃないか。
小手先な技術や方法に頼るな。現場を見ろ。
偽物を作るな、本物の森をつくれ。
本物の言葉はすんなりと受け入れられるものです。
バイオ燃料を作るために原生林を切る。世界にはそんな現場があります。
物事を簡略化しすぎる事は危険だと思います。しかし複雑に考えすぎて本筋を見誤る事もあると思います。
『たった80歳』の先生は、先生の半分しか生きていない私を『若造だな』と敬愛を込めておっしゃってくださいます。
どうやら、「京都議定書」や「お墨付き」といったものに縛られ過ぎていた自分がいたようです。
地球温暖化防止の為にできることは幾つもあります。
引き続き当社は、
正確な排出量の測定→排出量削減の為のプランニング→削減できなかったものに関してはカーボンオフセットといった手法も用いるというプロセスを実施してまいります。