或る一日

  • 2009年04月05日

インドネシアから帰ってくるのと入れ替わりに植林事業チーム2名が内モンゴルに旅立ちました。
さらに数日後に測定チーム2名が内モンゴルに向かいました。
彼らから毎日報告が届きます。
白酒の歓迎だけは回避できないようです。
まだ凍てつく大地です。
スコップで掘っても固くて掘れないそうです。
志が高くそして優れた技術と経験を持っている頼もしい4人が広大な植林地で活動しています。
海外の森にいくと大規模な森林伐採の場面に遭遇します。
その多くが日本へ輸出している地域があります。
先日お会いした速水林業9代目速水亨さんがカンブリア宮殿でもおっしゃられていたように、我々は輸入材を使う事の意味をもう少し考えなくてはならないと思います。
海外では法整備が遅れていて樹齢数百年の木が育っている原生林を伐採している地域もあります。多くの生物が棲息する森です。
輸送には大量の二酸化炭素を排出することになります。
炭素本位制という視点から考えると改めなくてはいけない点は多いのでしょう。
儲かれば良い、大きい方が良いという価値観が段々と変わってきているようです。
今まで当たり前だと思っていたカッコいい事が陳腐に変わり、格好わるいと思われていた地道な活動に光が当たる。そんな世界が広がっていくのでしょうか?
考えてみれば真っ当な活動が正当に評価されるだけなのではないでしょうか?
経済の発展と環境を守るという事を相反する行為と捉える事はとても浅薄な考え方です。
ドイツではあの巨大な自動車産業を環境産業が抜くといわれています。

当社のアドバイザー2名はアメリカの西海岸に滞在しています。
何か新しい報告がいただけるのか期待しています。
日本にいる私は中田宏市長に表彰状を渡されて記念写真を撮りました。
そんな中、カーボンフリーのレディースチームは横浜ベイブリッジを眺めながら新規プロジェクトを成功裡に終えるため奔走しています。
何が出てくるかは後のお楽しみです。
そんな中、西の街からの吉報に喜び夜遅くまで働くスタッフ。。。。。
カーボンフリーコンサルティングのスタッフはスペシャリストしかいません。
自分の持てる知識、経験そして溢れるばかりの情熱のたけをぶつけて働いています。