資本主義の焼け野原へ

  • 2009年06月10日

CARBONFREE CONSULTING USAの社長ERICと、日本のお客様を訪問しています。
昨日も3社3工場を訪問させていただきました。
彼にはいつも触発されます。とても良い刺激です。
時代の先を行く視点、大胆な発想、フットワークの軽さ。東大で法学博士を取った弁護士だからでしょうか?
精緻さとスピードの早さは希有な存在です。
工場を訪問して驚くのは欧米のリサイクル事業との差です。
欧米では焼却せずにちょっと掘って山のように積み上げていく埋め立てが一般的です。
サーマルリサイクルの比率も少なく、一部にマテリアルリサイクルが行なわれているのが現状です。
アメリカの資本主義経済は崩壊したのでしょうか?
金融機関のみならず米国のシンボルGMのchapter 11は予期していた事とはいえ精神的にも影響がありました。
大きな舵取りが必要です。
そして既にその大きなうねりが動き始めています。
米国の資金力、政府の迅速な対応等は一度方向性が定まった時にはとてつもないパワーを産み出します。
今は資本主義の焼け野原でしょう。
しかしその下には既に芽を出している草花があります。
私は焼け野原で活動するつもりです。