襟を正して

  • 2009年07月16日

通称Jack。 開港記念会館のことです。「キング」(神奈川県庁本庁舎)、「クイーン」(横浜税関本関庁舎)とともに横浜の歴史的建造物の一つです。

そこで昨晩は一般社団法人 アウトドアフィットネス協会の設立記念シンポジウムで基調講演をさせていただきました。80名程ご参加いただきました。
『アウトドアフィットネスと環境』という題目でお話しさせていただきました。
説明するまでもなく豊かな自然あってのアウトドアフィットネスです。この協会の認定資格制度に環境概論の講座を開設することになりました。
国立環境研究所のデーターを使用させていただきました。


高温化する地球。降水量の大きな偏りが発生してきます。
自然環境を守るためには正しい知識と具体的な活動が必要です。
フィットネスをされる方々はその意識が非常に高いと考えています。この協会で撒いたDNAが大きく広がり人々に浸透していく事を祈っています。
株式会社ルネサンスの斎藤会長の基調講演はすばらしいものでした。日本のフィットネスを創設しそして発展させてこられた方です。何度もお会いさせていただきその慧眼にはいつも畏敬の念を持たざるを得ません。本物だけしか語れないことがあります。

小峯先生が協会の会長に就任されました。ライフセービング協会の会長を長年されて発展に貢献された方です。
その他理事には日本のトレイルランニングの第一人者の石川弘樹さん等々蒼々たるメンバーが集結しました。
いろいろな顔ぶれ。いろいろな性格。
夢に邁進している人。恵まれた才能の持ち主。世の中には様々な人がいるから面白いのでしょう。
個人的におつきあいするなら私はどちらかというと何かをあきらめた事のある方が好きです。
何かを仕方なくあきらめざるを得なかった方しか分からない、優しさがあるからです。
あきらめたことがある人は失敗者なのでしょうか?
私はそうは思いません。それは成功者でもそうでなくても存在します。名声やお金を得た方でも、あきらめた何かを持っている人もいっぱいいます。
驕った人、謙虚な人、勇敢な人、狡い人。
人は見かけでは分からないものです。
これからも色々な人とかかわっていくのでしょう。
君子は矜(きょう)にして爭はず、群して黨せず
矜持を正して生きたいものです。
アウトドアフィットネス協会にはすばらしい夢と優しさをもった方々が集結しました。
協会の発展に微力ながら貢献したいと考えています。