テクノロジー

  • 2007年11月26日

弊社は二酸化炭素などの温室効果ガスの測定とオフセット(相殺)植林を行っている会社だ。しかし、温室効果ガスを効率よく吸収する代替材があるのであれば別に植林だけにこだわる必要はない。常にアンテナを張って新しいテクノロジーについての情報を収集している。先日お会いした会社の技術力は大変感銘を受けた。ユーグレナという淡水にすむ単細胞生物の培養に成功した会社だ。ユーグレナ自体の研究は随分と前から行われてきたから存在自体は珍しいものではない。そもそも5億年前の地球に生まれた生物である。この生物が面白いのは、2酸化炭素を大量に吸収してくれ、そのうえビタミン、アミノ酸などの栄養素を豊富に含むことだ。つまり食べれちゃうのである。弊社がユーグレナを用いて温室効果ガスのオフセットを行うにはコストや仕組みなどの点でもう一段の工夫が必要である。それでも注目すべき新テクノロジーである。