ハマ風

  • 2010年03月06日

久しぶりにスリーマティーニで一杯だけいただきました。
『南極行ってたんだって?』
どこからかマスターは聞いていたようです。
ハマから去る人。ハマに来る人。バーは色々な人が集います。
美味いマティーニは金曜日の夜を少しだけ華やかにしてくれます。
土曜日の今朝は雨模様のハマ。
辻立ちに参加しました。
私は仕事でもプライベートの活動でも現場重視です。
勉強は猛烈にしますが、実践は人と人が膝を付き合わせなければ現実離れしてしまいます。
辻立ちが良いのは生の声を聞ける事だと想います。
半年前に比べて明らかな変化を感じます。
期待と失望。
現場に出なければメディアの受け売りで誰かの言葉でしか語る事はできません。
自分の足で歩かなければ現実を知る事は中々できないのです。
『中西さんの仕事は追い風でしょう。いいねえ』なんて声もいただきます。
しかし私は日本の政策の現状に大変危惧しています。
今の環境政策だけでは税金を使うにはとても非効率だからです。
先日、とある政党で他国の状況や温暖化対策に費用対効果が優れている手法を紹介させていただきました。
日本の産業界の底力は素晴らしいものがあります。
産業と環境保全の両立が出来る絶好の機会を、産業界に圧力を掛けたり、ルールを作るだけの政策では潰してしまいます。
産業界は環境対策に批判的だと決めつけずに、産業界の潜在力を信じ、その意見を真摯に受け止め、そして有効な手法をいち早く講じるべきです。
何より民間、特に産業界から専門家を招聘して現場の声を聞き、現実的な政策を作り上げるべきだと考えています。
一つの省庁だけでなく複数の省庁からの意見を吸い上げて纏め上げるとより良くなると想います。
産業の背中を少し押してあげるだけで動き出す事がとても多いはずです。
今日のハマは寒いです。
辻立ちで冷えた体を暖める為におそばを戴きました。