Press Release

 


2012/02/01(水)
環境省が進める第1回「カーボンオフセット大賞・環境大臣賞」において、弊社の
関わらせていただいております案件が1次審査を通過いたしましたのでご報告いたします。

大賞は環境大臣賞として賞状と副賞のトロフィー、
優秀賞は賞状と副賞のトロフィーを3月7日のカーボン・マーケットEXPO2012内
オフセット大賞表彰式にて授与されます。
http://www.carbonoffset-network.jp/news.html?id=204

なお、副賞のトロフィーはソニーエリクソンのCMやユニクロ・資生堂のプロモーションで活躍されている
アートディレクターのタナカノリユキ氏デザインとのことです。

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■ノミネート案件




横浜市、環境絵日記実行委員会(横浜市資源リサイクル事業協同組合、富士ゼロックス株式会社、日本財団CANPANプロジェクト等により構成)

市民と子どもの力による「2010年日本APEC横浜開催における会議場と周辺ホテルでの電力・ガス・地域熱供給・水道使用のカーボン・オフセット」の実施

カーボン・オフセット大賞とは
 カーボン・オフセット大賞は、低炭素社会の実現に向けた、優れたカーボン・オフセットの取組を行う団体を表彰することにより、現在取組を行っている多くの団体の取組を奨励するとともに、事例の紹介を通じて、カーボン・オフセットの意義と取組への理解が社会全体に広く浸透することを目的としています。
 カーボン・オフセットは、産み出されるクレジットを通じて、再生可能エネルギー事業、エネルギー利用効率向上事業や国内の森林管理事業といった排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動等の資金調達を支援しています。これはカーボン・オフセットが持つ大きな意義の一つであり、これらの充実に資することも表彰の目的としています。
 このような考え方の下、カーボン・オフセット大賞は、カーボン・オフセットの推進団体であるカーボン・オフセット推進ネットワーク(以下、CO-Net)が主催し、環境省の後援をうけて実施するものです。

応募資格
  1. カーボン・オフセットに取り組む企業、行政、民間団体、学校、協働プロジェクト運営主体など
  2. 自薦、他薦は問いません(他薦の場合は、応募対象団体の事前了承を必要とする)
  3. 対象となるカーボン・オフセット活動は、2010年1月1日時点でカーボン・オフセットを実施継続していた事例、及び2010年1月1日以降にカーボン・オフセットを開始した事例といたします。
審査方法と審査基準
  1. 応募をいただきました事例は事務局による予備審査(書類審査)を経て、エントリー事例としてカーボン・オフセット大賞特設ウェブサイトに掲載します。予備審査の内容としては、2008年2月に環境省から発表された「我が国におけるカーボン・オフセット のあり方について(指針)」を踏まえた取組であるかとの観点から、以下の項目及び基準を満たす事例を予備審査通過の対象とします。

  2. 予備審査項目判断基準
    (1) 温室効果ガス排出量の認識1. 公的データや信頼性の高いデータを用いているか。
    2. 自己活動オフセット支援であれば、利用者に対し利用者に帰属する排出対象活動および排出量を明示し相手に認識させているか。
    (2) 排出削減努力の実施 排出量の削減効果がある何らかの取組を実施していること。
    (3) オフセットの手続1. クレジットについて、以下の3点を満たすこと。
     (ア) 確実な排出削減・吸収があること、
     (イ) 温室効果ガスの吸収の場合その永続性が確保されていること、
     (ウ) 同一の排出削減・吸収が複数のカーボン・オフセットの取組に用いられていないこと。
    2. 無効化に関しては、取消もしくは償却がなされているか、又はその予定が明記されているかのいずれかとする。

  3. 予備審査を通過した応募事例について、有識者からなる審査委員による本審査を行います。本審査では以下の審査項目を基に総合的な観点から選考を致します。

  4. 本審査項目具体例
    CO2の排出削減努力とカーボン・オフセットの内容対象となる活動の範囲や事業の継続性、削減努力の内容が優れているか、等。
    CO2排出削減以外の効果生物多様性等CO2排出削減以外の環境保全効果や、環境以外の視点で地域・社会の活性化にどのような貢献をもたらしたか、等。
    普及啓発の効果取組内容や意義等について、市民や社会に対しどのように情報発信し、また効果をあげることができたか、等。
    ストーリー性取組自体がもつ魅力やメッセージについて、市民や事業者の共感を得るためにどのような工夫がなされているか、等。