農業技術開発のアニス株式会社(川崎市、純浦誠社長)は、トマトの生産において当社独自開発の製剤を使用することで、通常の化学農薬に比べ二酸化炭素排出量を10分の1程度に減らせることを実証しました。
二酸化炭素排出量測定はカーボンフリーコンサルティングが協力。植物の病原菌の抑制効果がある枯草菌をフィルム状に培養したアニスの製剤と、一般の化学農薬と製造や散布時のCO2排出量をそれぞれ調べました。
千葉県で1ヘクタールずつほぼ同じ収量でトマトのハウス栽培に使用した結果、
・アニスの製剤:160キログラム-CO2/年
・通常の化学農薬:1.7トン-CO2/年
と、約10分の1程度に減らせることを実証しました。
アニス株式会社は協力会社のAPS(東京・港)と、微生物農薬としての認可を日米で申請中です。