記事要約:
横浜市では今春から市内3カ所でハチミツ採取をスタートした。地元の特産品に生かし、環境づくりや住民の交流を目指す。
ミツバチは横浜市の都市環境プランナー岡田信行さん(40)ら有志20人が地元養蜂家の指導を受けて育てている。昨年9月に2群れ(約1万5千匹)の巣箱を設け、今月には同市の旧蚕倉庫本社ビルや菓子店の屋上にも設置した。
同様の取組みは東京・銀座や品川などでも進んでいる。養蜂家が減少している現状をふまえ、関係者は「ビルの屋上はミツバチに親しんでもらう格好の場。正しい育て方や魅力を知ってもらって養蜂を盛り上げたい」と意気込んでいる。