本年度の内蒙古における植林は4月25日から開始する予定です。
カーボンフリーコンサルティングの内蒙古の植林地の一周の長さはおよそ20kmです。東西に10km弱、南北に1-1.5km程度の土地です。東京ドームに引きなおすと200個以上。坪数に引きなおすとおよそ3,000,000坪。およそ120万~150万本植栽が可能です。
我々スタッフは4月下旬に現地入りして自らの手を使って植林いたします。今年は現地の小中学生もボランティアで参加して下さる予定です。ボランティアのお礼に学校に何らかの寄付をさせていただく予定です。
我々スタッフの植林作業の模様は内モンゴル電視台(内モンゴルで最も大きなテレビ局)をはじめ多くの報道関係者が取材にいらしていただく予定です。
植林できる期間は短いのです。この時期を逃す事はできません。闇雲に植えても根付かなかったら意味がありません。
80%近い活着率を誇りますがさらに30%の枯れ保障をしています。今回の旅で何本植えることが出来るでしょうか。最低2~3万本を目指します。
また植林地の管理をきちんと行っていくために、現地に管理人を雇用しております。
ホームページにも記載してありますが、カーボンフリーコンサルティングの植林の方針は以下の通りです。
→砂漠化が進んでいる地域、黄砂流出地域、貧困地域、特にアジア(内モンゴル、インドネシア等)を中心に植林を行います。
→局地的な異常気象等による植林地への影響を軽減するために、数箇所に植林地を分散いたします。
→樹齢60年といわれるポプラなどの高木は炭素含蓄率も高く、景観もすばらしい樹木です。しかし、正しく植林を実行しなければ、(旱魃に弱く、土地に適していないと)40年以上たっても3~5mにしか育たない「小老樹」と呼ばれる半分立ち枯れた状態になってしまう場合があります。当社では植樹のプロ集団と提携して、土地に適した樹木をふさわしい植林の仕方で行います。
→植林地域では、放牧や木を伐って生計を立てている人々が数多く暮らしています。木を植え、森をつくったことで現地の人々が放牧などの生活の場を奪われさらに貧しくなり、活動終了後に切り取られてしまったり家畜の餌やマキとして切り取られ、森が消滅してしまった事例が数多く報告されています。木を植えて森ができたから終わりではなく、その森がその地にとってどういった役割を持っていくのか、貧しい地元の人々でも維持拡大していくにはどうしたらよいのか、長期継続や地域との共存を考えた方法を実践しております。