アラスカへの想い

  • 2008年02月28日

いつかは行ってみたい場所の一つがアラスカだ。アラスカといえばオーロラ、アラスカ魂、沈黙の要塞、暴走機関車などが有名である。また星野道夫の写真と文に心を惹かれた人も多いだろう。私も好きな作家である。しかしなんといっても新田次郎のアラスカ物語を読まずにははじまらない。アラスカのモーゼと仰がれ、食糧不足や疫病の流行で絶滅に瀕したエスキモー一族を救出した安田恭輔。特に私は林の中でエゾ松の陰に倒れていた大島と初めて出会うシーンが好きだ。さらにミナノの3人の日本人が偶然にも出会ったのはアラスカのゴールドラッシュに夢を託した日本人がいた事に他ならない。今から100年も昔の話である。しかも極寒の地で偶然巡り合った人々。逞しい人々が熱く生きていたことに想いを馳せる。
アラスカ物語 (新潮文庫)


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