アラスカ

  • 2009年07月31日

アラスカの人口は70万人弱。
日本のおよそ4倍の国土面積にも関わらず、横浜の5分の1程度の人口しかいない。
州全体を併せてようやく日本の政令指定都市にしかならない少なさである。
厳しい大地は、来るものは拒まないが、生活に耐えられる人はそう多くないのでしょう。


バンクーバーからチャーター機に乗りアンカレッジに降り立ちました。
夏のアラスカ。短い夏に生命を燃焼し尽くしたいのでしょうか。
様々な草花が咲き誇ります。
ランニングシューズを履いて街を走ってみました。
夏とはいえさすがに肌寒く感じます。10度もないのでしょう。
アラスカ鉄道。遠くに海を臨みます。



トーテムポール

  • 2009年07月30日

昔から先住民族の話が好きです。ご存知かと思いますがインディアンとかエスキモーという言葉は差別用語にあたるといわれ最近はfirst nationsとかイヌイットと呼ばれています。

Wikipediaでは以下のように書かれています。
The term First Nations can be confusing. Collectively, First Nations, Inuit, and Métis peoples constitute Canada’s Aboriginal peoples, indigenous peoples or first peoples.[1][2] First Nations is a legally undefined term that came into common usage in the 1980s to replace the term Indian band. Elder Sol Sanderson says that he coined the term in the early 1980s.[3] A band is a legally recognized “body of Indians for whose collective use and benefit lands have been set apart or money is held by the Canadian Crown, or declared to be a band for the purposes of the Indian Act”.[4] There are currently over 600 recognized First Nations governments or bands in Canada, roughly half of which are in the provinces of Ontario and British Columbia.
星野道夫の本は全て読んでいますし、新田次郎のアラスカ物語も好きな本です。
トーテムポール。その起源は明らかではありません。18世紀以前のものが残っていないからです。



一度倒れるともう一度皆で立てます。しかし2度目に倒れた時にはそのまま腐ったままにさせます。大地に返すのです。
朽ち果てていくものの美学とでも言うのでしょうか?
新しいものよりも古いものに惹かれます。
何故か魅了してやまない北の大地。
今からアラスカに向けて出発します。




message from Canada

  • 2009年07月28日

バンクーバーに来ています。
この街には何度か訪れたことがあります。美しい町です。
プリウスのタクシーが日本よりも遥かに多くは走っています。
海辺の公園では人々がゆっくりと寛いでいます。
水上飛行機が頻繁に飛び立ちます。世界で最も住みたい町と言われるのも分かります。
アジアからの移民が沢山いる町です。食も様々なレストランがあり豊富です。



I left my heart

  • 2009年07月27日

サンフランシスコに来ています。
思い返せば最初に本土で訪れた町はサンフランシスコでした。

もう20余年前になります。19歳の時にバックパックでアメリカを一人で横断しました。カルチャーショックを受けた事を覚えています。最初に食べたのはピザでした。

あれから何度かビジネスでもプライベートでも訪れました。
サンノゼの友人の家に泊めてもらい、ナパバレーを一人車で疾走したこともありました。仕事で訪れた時にはサンフランシスコの同僚と飲み明かしたこともありました。チャイナタウンの春節(旧正月)に偶々居合わせたこともありました。普段思い出す事等なかったのですが、ふと遥か昔を思い出します。
青い空。変わりませんね。

旅ガラス

  • 2009年07月26日

長期出張です。最近ではすっかり奥地奥地へと向かう旅ばかりですが、今回は
珍しく先進国を廻ります。今回の旅の友に選んだ鞄はProtecAです。

ここ数年で使用しているスーツケースが二つ壊れてしまいました。
新調にあたってポイントにしたのはまずは丈夫である事。スーツをそのまま吊るせる事。デザイン性。重すぎない事。そして4輪であることです。
慈雨時アーロデザインのフォルムのボディーはポリカーボネイト樹脂なので対衝撃性と軽量化が施されています。フレームはマグネシウム合金が使用され、8カ所のプロテクターが各コーナーについています。
スーツを折り畳むと皺になるのが気になります。この鞄はハンガーがついていてそのまま吊るせます。石畳でも自由に走行できる大型の4輪。
TSAロックがついているのでアメリカに向かう飛行機にも鍵をかけることができます。
文句無しです。
そして、何よりも環境に優しいのです。
新しいスーツケースを購入する時には古い鞄を捨てる事が多いでしょう。
このACEの鞄を購入すると送り状が入っています。電話すると佐川急便が古い鞄を無料で引き取ってくれます。
引き取られた鞄は廃棄物処理施設に運ばれリサイクルされます。金属部分はマテリアルリサイクルされ、その他の部分は殆ど燃料化されます。
捨ててしまえば埋立てられたり焼却炉に入れられてしまうものが再資源化されて燃料にもなってしまうので化石燃料の使用をおさえます。そしてさらに一個につき一本の植樹がなされます。
http://www.ace.jp/recycle/
何か?
いよいよ8月20日に今回のキャンペーンは終了いたします。
使用した感触はまた記載したいと思います。
私は色々アイデアを出して環境への取り組みをする事が好きです。
クレジットを使ったオフセットを手がける事がありますが、もっともっと人々が参加しやすい仕組み作りも推進したいと考えています。
さて今度の出張ではどのような出会いと結果が待っているのでしょうか?

Tenth

  • 2009年07月24日

昨日は青山のダイヤモンドホールで基調講演をさせていただきました。
全国産業廃棄物連合会青年部協議会第10回通常総会です。
およそ140名がご参加されました。
廃棄物はきちんと処理すれば燃料にもなるし原料にもなります。
世界的にも大変優れた技術が日本にはあります。
廃棄物処理業者はまさに環境の最前線で働いている方達です。
この技術が世界に広がればどれだけ多くの二酸化炭素を削減できる事でしょう。
私も週に一度程度各地の工場に入らせていただいています。
夏の現場は特に過酷です。汗だくになって働いている方達には頭が下がります。
環境問題に取り組む事は机上で済むものではありません。
ゴミの山に立ち向かう事も必要です。
私は植林事業も手がけていますが、銃器武装した護衛に守られて奥地に入っていくこともあります。
衛生的でない場所にも行かなくてはなりません。
きれいごとばかりでは済まないのです。
そしてそんな仕事が好きな自分がいる事に気がつきます。
総会には47都道府県から参加されました。
よく知るようになった面々がいらっしゃるので大変心強いです。
微力ながら連合会の役に立てるように頑張りたいと思います。

未来

  • 2009年07月21日

セグウェイはご存知ですか?
およそ7時間の充電で40kmも走行できます。
しかも家庭用の電源を使えます。
ただ単に立ち乗りの2輪車に見えますが凄いハイテクなのです。
その安定感といい、走行性能といいまさに未来の乗り物なのです。
目の前にセグウェイをおかれてもその感覚は分かりません。
乗ってみれば全てを一瞬で理解できる乗り物です。
乗ってみたい方は?
今後全国に広がっていきますので機会をつけてくださいね。
どうしても今すぐ乗りたくなった方は?
ご連絡ください。パンフレットお送りします。

元々化石燃料を使わないので環境には優しい乗り物ですが、当社でカーボンオフセットのお手伝いをさせていただき、カーボンフリーモービルとして販売する事になりました。
日経産業新聞、日刊工業新聞を始め一面で掲載されました。
残念ながら現状では公道を走る事は出来ません。
テーマパークや飛行場やゴルフ場で走れます。足の悪い方や高齢者にも安心して乗っていただけるのでもっと自由に公道を走れるようになれば良いと思います。
超えなくてはならないハードルは多いのですが粘り強く交渉をしていきたいと思います。

サンサナー

  • 2009年07月18日

海に浸かります。
週に一度は少しの時間でも海に浸からないとリフレッシュされません。
僅か10分でも海に浮かぶだけで気持ちが休まります。
仰向けに空を眺めればどこからか蝉が鳴いているのが聞こえます。
夏になりました。
いつも入っている湘南の海にも季節があります。
海水温が高いというだけでなく海の透明度も見られる魚の種類も違います。
軽くひと泳ぎすると目の前で30センチ程のアジが飛び跳ねました。
旨い魚が食べたくなりました。
サンサナー
沖縄の方言でせみのことです。
アササーは大型のクマゼミを指します。
石垣島では日本一大きな琉球クマゼミと三月から鳴く日本一小さな岩崎クサゼミが生息しています。
石垣島測候所の所長で、八重山研究の基礎を築いた岩崎卓爾さんの名前が由来だそうです。
何度も石垣に通ううちに八重山文化に魅了されてしまいました。
訪問するならば以下のツアーがおすすめです。
http://its1.jp/campaign/happy8.php
何か?
投資銀行に勤めていた時にもよく一人で海にきました。金曜日の夜に一人でドライブし三崎の灯台の下で夜を明かした事もありました。
休みなく取りかかった大きな案件がクローズすると一目散に海に出かけて一人シーカヤックに乗り沖で浮かんでいました。
今日は一般社団法人 海洋緑化協会キャプテンの内田さんと講演会です。
その当時から今でもシーカヤックの世界でも第一人者の方です。
誰も見た事の無い世界を彼は見てきています。
自分が見知って理解している事しか語らない方です。
環境問題は議論していてもバーチャルな世界で空想していても意味がありません。
正しい知識に基づいて行動しなくてはなりません。
協会は実際に行動する組織です。啓発するだけでは説得力がありません。
実際の活動なくして世界は変わりません。
『書を捨てよ。町へ出よう』ではなく『書を持ちフィールドにいでよ』です。

襟を正して

  • 2009年07月16日

通称Jack。 開港記念会館のことです。「キング」(神奈川県庁本庁舎)、「クイーン」(横浜税関本関庁舎)とともに横浜の歴史的建造物の一つです。

そこで昨晩は一般社団法人 アウトドアフィットネス協会の設立記念シンポジウムで基調講演をさせていただきました。80名程ご参加いただきました。
『アウトドアフィットネスと環境』という題目でお話しさせていただきました。
説明するまでもなく豊かな自然あってのアウトドアフィットネスです。この協会の認定資格制度に環境概論の講座を開設することになりました。
国立環境研究所のデーターを使用させていただきました。


高温化する地球。降水量の大きな偏りが発生してきます。
自然環境を守るためには正しい知識と具体的な活動が必要です。
フィットネスをされる方々はその意識が非常に高いと考えています。この協会で撒いたDNAが大きく広がり人々に浸透していく事を祈っています。
株式会社ルネサンスの斎藤会長の基調講演はすばらしいものでした。日本のフィットネスを創設しそして発展させてこられた方です。何度もお会いさせていただきその慧眼にはいつも畏敬の念を持たざるを得ません。本物だけしか語れないことがあります。

小峯先生が協会の会長に就任されました。ライフセービング協会の会長を長年されて発展に貢献された方です。
その他理事には日本のトレイルランニングの第一人者の石川弘樹さん等々蒼々たるメンバーが集結しました。
いろいろな顔ぶれ。いろいろな性格。
夢に邁進している人。恵まれた才能の持ち主。世の中には様々な人がいるから面白いのでしょう。
個人的におつきあいするなら私はどちらかというと何かをあきらめた事のある方が好きです。
何かを仕方なくあきらめざるを得なかった方しか分からない、優しさがあるからです。
あきらめたことがある人は失敗者なのでしょうか?
私はそうは思いません。それは成功者でもそうでなくても存在します。名声やお金を得た方でも、あきらめた何かを持っている人もいっぱいいます。
驕った人、謙虚な人、勇敢な人、狡い人。
人は見かけでは分からないものです。
これからも色々な人とかかわっていくのでしょう。
君子は矜(きょう)にして爭はず、群して黨せず
矜持を正して生きたいものです。
アウトドアフィットネス協会にはすばらしい夢と優しさをもった方々が集結しました。
協会の発展に微力ながら貢献したいと考えています。

車輪が出ない

  • 2009年07月15日

『車輪が出ているか確認が取れないため暫く旋回します』との機内アナウンスが入りました。
思わず舌打ちしたくなります。
いつもは余裕をもって早い便に乗るように心がけているのですが今日に限ってどうしても調整ができなかったのです。
天気は晴天。風も弱く運行状況も確認して問題なかったので大丈夫と判断してしまいました。
予定では羽田空港からバスに乗りそのままラジオ局で打ち合わせです。
その後80名程ご参加いただく会合で基調講演を行なわせていただき、その後の懇談会に出席します。
懇談会の後は夜の10時からミーティングです。
懇談会の後のミーティングなんてそもそも無理がありました。
思い出してみると何かの前兆がありました。
いつも泊まっているホテルではチェックインする時に何故かドリンク剤と錠剤をくれました。

凄い名前です。
素直に飲んだのですが妙にテンションがあがってしまいます。
飛行場で買ったお土産も「塩ちんすこう」だったのが行けなかったのでしょうか?
スタッフの「またですか〜」という声が聞こえてきそうだったのにお土産と称して自分が好きだから買ってしまいました。
そもそも石垣カーボンオフセットツアーでJAL/JTA様に多大なご協力をいただいているのに今回はこっそりと別の会社を使ってしまったからなのでしょうか?今更ながらですがフライトスケジュールが合わなかったからなのです。
ブログをつかって言い訳をしているよりも、そもそもそんな事を心配する以前に身の危険があります。
ということはこのブログを書く意味も我ながらよく分かりません。
無事に到着できればアップされるのでしょうが、無事じゃなかったら。。。。でも無事に到着したから皆さんが読んでいる訳で。。。