G8 HOKKAIDO TOYAKO SUMMIT

  • 2008年07月10日

北海道から帰ってきました。素晴らしい出会いがありそして貴重な経験ができました。
昔から北海道には特別な思い入れがあり年に数回は必ず訪れていました。
今回『G8北海道洞爺湖サミットの森』は十勝に設立することになりました。
素晴らしいロケーションです。この地で活動できることをとてもうれしく思っております。
詳細はまた別の機会にご報告いたします。
洞爺湖サミットは終了しますが、カーボンフリーコンサルティングの事業は始まったばかりです。
これからのプロジェクトに様々な夢が広がります。
弊社は排出権も扱っておりますし、もっと上流に遡ってCDM申請のお手伝いもしております。
そのため発展途上国の情勢には敏感です。
今のところルワンダのヤトロファ事業への参画以外では、治安のよい内蒙古自治区に政府協力の下植林事業を行っております。そして今回北海道に新たに活動の場が広がりました。
次は密かに計画しているところがあります。
木は二酸化炭素を吸収します。当たり前のことですがその成長を見ることができます。
しかし燃料として使用すると二酸化炭素を排出しますし、腐らせるとメタンガスまで発生させて環境悪化につながります。
森には炭素固定化のほかにも様々な効果があります。
木を植えたから見えてくることもあります。
この土地で環境教育を行ったらとても大きな成果が期待できるでしょう。
素晴らしロケーションと最高の方々の出会いをきちんとした形で昇華させていきたいと思います。
梅雨のない北海道。それでも滞在中の北海道は曇りがちでした。
時折雨の降る天気。標高が高いところでは目の前が見えないほどの深い霧に包まれました。
温暖化のため農作物にも影響が出ています。
一昔前は北海道産のコメの評価は低かったのですが、現在では日本最大級のコメどころになりました。
今回お会いした方も、北海道でリンゴ栽培をすることを検討されていました。
温暖化によって変化することがいっぱいあります。
変化に対応できる動植物が生き残っていくのでしょうか?
綺麗事を言うのは簡単です。
しかしシンプルに考えると地球温暖化防止とは人類存亡のための戦いなのでしょう。
『地球を守る』とか言うと何のためかという目的がぼやけます。
地球を守るのではないのです。現在の生態系を守るためなのです。
経済が世界の人口を支えられても、地球の環境が支えられません。
カーボンフリーな世界を目指す理由はそこにあるのです。