帰国

  • 2011年02月22日

ジャカルタから深夜便で帰国致しました。
朝方の成田は零度近いのでインドネシアとは30度以上の気温差です。
そのままオフィスに直行しました。身体が丈夫じゃなければ続かないですね。
普段からのトレーニングと体調管理が必要のようです。
鞄はACE プロテカ ジウジアーロ。とにかく丈夫でデザインも気に入っています。

今回も多くの事を学ばせていただきました。
現場に出なくては見えない事がたくさんあります。


環境についての仕事、特にコンサルタントとしての仕事はデスクワークも多いのですが、必ず現場に出なければならないと考えています。
環境問題はバーチャルな世界で起こっている話ではないからです。
現場をみて、現地の声を聞き、現実的な解決策を見いだす事ができなければ効果は少ないのだとおもいます。

カーボンフリーコンサルティングでは、生物多様性調査や、土壌調査等の環境調査も行っていますが排出権取引も多数行っています。
恐らく日本有数の取引件数だと思います。

しかし、根本的に排出権取引に関してはブローカー業務に特化してはならないのだと考えています。
左の物を右に繋ぐだけでは1gのCO2も減っていないからです。
他の誰かが簡単にできることならばno-brainer です。
value addは少ないのでしょう。
底辺に流れるもの、現地での必要性と購入者の意図を真に汲み上げることができなければ上面のCSRになってしまいます。
CSRの活動は見栄えの良いCSRレポートを作成する為に行うのではありません。
コンサルタントにお金を払うならば、実のある活動に少しでも多くの資金が回るようにする工夫が必要だともいます。

時代はCRMに急速に移行してきています。
新たなニーズに応えるべく、ブランディングの新手法開発やプロジェクト開発を更に進めていかないとならないと再確認致しました。
文字通り身体を張って現場に出向き、頭も駆使しないとならない仕事です。
限界は自分で勝手に作ってはならないのでしょう。身を引き締めなくては。
常在戦場、日々精進。