今年最後のお仕事

  • 2011年12月31日

大晦日
振り返れば今年は大変な年でした。
来年は明るく希望が溢れる年にしたいものです。
昨年末は南米チリ、一昨年末は西ティモールにおりましたが、今年は国内にとどまって活動する事にいたしました。
今年最後のカーボンフリーコンサルティングのお仕事はバーニーズニューヨーク様のGO GREEN GO によって全国からお届けいただいた大量の衣類の仕分けです。
仕分け作業は沢山の人手を借りて行ないます。
勿論私も参加します。たまに社長自ら作業をしていることに驚かれる事もあります。
社長はみていてくださいという事なのでしょうが、性分なのでしょう。
プロジェクトの最前線に常に身を置いていないと気が済みません。
先日九州で講演したときにいったいカーボンフリーコンサルティングでは何件ぐらいのプロジェクトを運営して来たのかなと数えてみました。沖縄県だけで30件程。九州で40件ほど。国内外の全プロジェクトを数えたら数百に及びます。
数万件のプロジェクトを実施したとしたら?
一つ一つは小さな事です。しかしそれが各地に広がり多くの人々を動かし膨大な数になったならば世の中は変わっていくのだと感じています。
コンサルタントと名乗ってはいますが実は相応しい名称が無いから用いています。
プロジェクトのoriginationからunderwritingまで一貫してできること。
企画、運営、販売、管理まで行なえること。
この事にこだわってきました。
買って来たものを左から右に流すのであればブローカーです。
報告書をまとめるために知識の切り売りだけをするのであればコンサルタントとしての役割を全うしているとはどうしても思えません。
運営していますブルーエコノミー研究所は単なるCSR報告書を作るだけのコンサルタントでは全くありません。
CSRは組織の根幹に関わる事であり、日本の99%を占める中小零細企業が廉価でそして自らが取り組む事ができるようにすべきだと考えています。CSR報告書など自分で作れるものは作るべきです。伝え方を重視するよりも、中身を伴うCSR活動を進めて行くべきだと思います。
自ら現場にたち目で見て肌で感じてそして身体を動かして初めて見えてくる事は多いのだと思います。
そして自己満足ではなくきちんと【効果】を出す事を優先しなくてはならないと思います。
ことしは様々なことが起こりましたが、東日本大震災の悲惨な現状ほど重くそして大きな事はありません。特定非営利活動法人CHALLENGE TO CHANGE JAPANでは被災地復興支援を震災翌日から現地入りしておこなってきましたが、これからはいざというときに正しい行動をとれるための判断力を養う為の【教育】そして被災した方々を実際に【雇用】することができる仕組みづくりに力を入れていきたいと考えています。
今年はお世話になりました。
カーボンフリーグループは来年は更に積極的に活動を展開して参ります。
何とぞご支援の程よろしくお願いいたします。