Because it is there

  • 2011年06月12日

天気がいまいちの週末。
腰痛は薬を飲んでコルセットを巻いて安静にしたので急速に回復してきました。
お腹がすいたので中華街。
スーラータンメン。
朝からです。はい。

雨上がりの川を小さな船が上っていきます。

ジェフリー・アーチャーの遥かなる未踏峰を読み終わりました。
山登りはしないのですが山岳小説の名著は全部読んでいます。

中でも夢枕獏さんの神々の山嶺が好きです。
同じジョージマロリーについて全く別の切り口から書かれています。
雨の日には読書。

脱原発デモ 6.11

  • 2011年06月11日

全国約150カ所でデモが開かれたそうです。
原発を廃止してほしいとの想いが行動に繋がったようです。
脱原発でも反原発でも卒原発でも減原発でも言葉は何でもいいと思います。
言葉遊びしている程世の中は暇でも平和でもありません。
反対だけでなく今後のエネルギーの方針の明確化と財源の確保についても建設的な意見交換と収斂がなされる事を希望します。
6月11日。
震災からちょうど3ヶ月になります。
そろそろ語ってもよい時期かなと思います。
私は震災翌日に福島の原発近辺に入りました。
職場にも迷惑がかからないように単独個人として救命活動の為の現地入りです。
部下を何人も抱える組織の長としての行動として相応しいかどうかの判断は難しいところだと思いますが、私は人道支援のスペシャリストとして一人でも多くの人を救ってあげる事だけを考えていました。
夥しい数の被災者。
瓦礫に埋もれた生存者を捜そうにも視察目的のヘリコプター等の騒音で僅かな音を頼りにしなければならない作業もままなりません。
余震が続き避難放送が流れているのに、自宅跡から荷物を拾う老人達。
一人でも多く車に乗せて高台に避難してもらうしかありませんでした。
毛布を掛け相当な数のご遺体をご移送させていただきました。
ふとある抑えきれない感情が沸き起こりました。
避難している人と逆行して一人車を走らせました。
人も車も通らなくなった原発周辺。
道路が陥没している個所を避けながら原発のすぐ近くまできました。
お前なんか嫌いだ。馬鹿野郎と叫んでみました。
全く意味のない行為です。
その事で何一つ変わらないからです。
単なる自己満足。
それ以上のものでもそれ以下でもありません。
私は経済合理性、効率性を常に重視しています。
多分この行為は人生でも最も愚かな行為だったのだと思います。
今思い出せば、感情の行き場がなくなってしまっていたのでしょう。
ご遺体を運び、放射能に怯える人々に囲まれていたからこんな行動をとったのでしょう。
では効果が出ないのであればビラを配ろうがデモを起こそうが意味のない事なのでしょうか?
私にはその答えはありません。
しかし感情をぶつけるだけでは駄目だという事だけはわかります。
3月14日の昼前に水素爆発が発生しキノコ雲を目視しました。
ラジオで情報が流れ、知人からの連絡が入り、振り帰ってみると白というよりは灰色の雲が舞っていました。
その後何度か現地入りしましたが、時間が経って振り返ってみても自分の愚かな行動を正当化できる理由はは何一つ無いようです。
内閣官房震災ボランティア連携室をはじめ東日本大震災災害対応に係る政府体制には会合やグループといった名称の組織の数が、大小合わせて28個に上ります。
中にはwebサイトを立ち上げただけで効果を全くあげていない組織もあります。
政治主導といいながら責任と権限の明確化ができなかった菅政権の功罪は歴史が判断してくれると思います。
先日はと或る講演会でお話しさせていただいた後に、政府の批判をしないでほしいと関係者に告げられました。
誤解して欲しくないのですが、私は行政が如何にがんばって働いているか知っています。
そして応援しています。
政府の批判は一度もした事はありません。
政府ではなく、現政権の指導力の欠如については忸怩たる想いがあります。
5月23日の抗議デモ。
福島県の校庭20ミリシーベルト基準撤回を求めて親達が立ち上がった事は記憶に新しいと思います。
小佐古敏荘東大教授が内閣官房参与を「子ども20ミリシーベルトは間違っている」「政府の対応は法にのっとっておらず、誰が決定したのかも明らかでなく、納得できない」
と断言して辞任したことは大きな反響がありました。
細野豪志首相補佐官は「われわれが最もアドバイスを聞かなければならない原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している。政府の最終判断だ」と述べ、変更しない方針を示しました。
その後高木文相は今年度、学校敷地内で受ける放射線被爆量は、「年間1ミリシーベルト以下」を目指すとしたが年間20ミリシーベルト」という基準そのものは撤回していません。
対応に遅すぎる事はあっても早すぎる事はありません。
今すぐにでも改善できる事は多いはずです。
一連の行動から学ぶ事はありました。
世の中を変える為には手段が大切である事。
そして適切で効果的な行動と、単に反対を叫ぶのではなくて次の有効な代替案を進める事です。
原発問題も、経済的な面を切り崩したら推進派はとても少ないはずです。
例えば六ヶ所村の村民の平均所得は1300万円を超えます。
彼らは別に原子力でなくて、極端な話風力発電に関して同様の助成が受けられれば構わないのはないでしょうか?勿論村人が悪意を持って原発を推進している訳ではないのは明らかです。
原子力に賛成しているのではなく、経済的ベネフィットと社会的意義があれば人は動きやすいものです。膨大な対策費やメディア対策目的の意味のない広告費を計上するのであればクリーンエネルギー建設の為に費やすべきでしょう。
アラブの民主化というのが結局は体制を崩すだけで終わり、真の民主化は進まない事が危惧されています。
Facebookをつかって無血革命だなどと言われていますが私にはとてもそうは思えません。
テクノロジーは伝達手段の効率性を高めた事はあってもそれ以上のものではありません。
本質であるその先の明確なビジョンもなければ行動もまだ起こされていないからです。
むしろマイナス作用に働いた時は煽動の道具になりえます。
震災から3ヶ月が過ぎました。
政権は揺れています。被災者の心労もピークです。
ゴールデンウィーク後のボランティアの数も減少しています。
私も再度現地入りするつもりです。
現場に立たないとわからない事ばかりだからです。
現場を知りもしないで何かを批判すべきでも、始めるべきでもないと思います。
色々とご事情のある方は勿論現地入りは厳しいでしょうが、そうでないのならば少しでも役に立つ為にあなたも是非参加してみてください。

年齢

  • 2011年06月10日

人間はワインと同じだ。酢になってしまう者も入れば、年と共に良くなる優れ者もいる
ヨハネ23世

相手は三十代半ば。まあオジさんだから楽勝だろう。(今思えば私の方が随分年上だから根拠はない)
パンチは早いが軽い。ストッピング、ブロッキングでかわす。
そろそろ左にダッキングしてボディを決めてやろう。
軽くスウェーして。ってってって?
おかしい。
腰に電気が走った。
やってしまったか。
文字通り油断大敵。激痛である。
現場主義を謳い、入社すればインターンだろうが途上国の現場に送り込んできた程徹底している。
身体が資本だから体調管理をしろといつも言っているが、ボクシングはどうやら健康に良いのか悪いのか分からなくなってきた。
レントゲンの結果は、骨に異常なく、ヘルニアでもぎっくり腰でもなかった。
筋を痛めただけなので、コルセットをして安静に2〜3日とのこと。
ちょっとおとなしくしていろという事か。。。。。最近負傷気味。


最後に意味を持つのは生きた年の数ではなく、その年の数をどれだけ生きたかだ。
エイブラハム・リンカーン
夜明けはゆっくりとやってくるが、夕闇は素早い
アリス B トクラス

水問題解決のために一歩踏み出しました

  • 2011年06月08日

2025年には深刻な水不足により年間500万人から1000万人がお亡くなりになると予測されています。遠い未来の話ではなく僅か10数年後の話です。
地球温暖化問題に象徴されるような環境対策は盛んに議論が行われ世界的に低炭素社会実現に向けてようやく一歩を踏み出した状況だと思います。
しかし、人命に直結するばかりではなく巨大な商機のある水ビジネスにおいて日本は出遅れている事は否めません。市場規模は2010年ではおよそ40兆円と言われていますが、2025年には90兆〜110兆円程度に達すると言われています。
日本には優れた技術と人材がいます。上水設備、下水処理、膜技術、海水淡水化などの技術は世界的にも極めて高水準です。また水ビジネス市場で大きな割合を占める管理運営に関しても、ノウハウと人材が揃っているにもかかわらず海外進出が様々な事情によりままならない状況です。
ヴェオリアなどの水メジャーのみならず、アジアでもシンガポールを筆頭に韓国企業もアジア市場で活躍しています。
ウォータートレンドでは今後急速な都市化、人口増加、工業化に伴う水不足を解消する為の提案とともに、日本の優れた技術と人材を世界市場に向けて発信できる為のお手伝いをする為に設立されました。
クリーンエネルギーとともに環境ビジネスの中でも特に大きなビジネスに発展する事が確実視されている水ビジネスへの参入を検討されている企業、そして更なる発展を希望されている企業に様々なサービスを提供して参ります。
皆様のご発展を心よりお祈り致します。

ウォータートレンド代表 中西武志

きしめん

  • 2011年06月07日

名古屋の食は色々あります。
好きな物は山本やの味噌煮込みうどん。そしてあんかけスパです。
きしめんも美味しいです。

なぬ?
おー!

岐阜へ

  • 2011年06月05日

金の織田信長。再び岐阜へ。
おつきあいをさせていただいているラブリークイーン様の方針説明会に参加させていただきました。

実に楽しい会になりました。
やはり会長、社長のご人徳ですね。コンサルタントとし大変刺激を受けました。
ビジネスの進め方は勿論、社員のモチベーションの維持向上。

何より人生を謳歌する姿勢が人生の先輩として勉強になりました。
木遣り。

社員全員での合唱は大迫力でした。
飛騨牛は脂部分が多いですがすき焼にすると美味ですね。

桜エビの美味しい季節ですね。


次はいずこへ。

開港際

  • 2011年06月02日

雨の開港祭。横浜と長崎で開催されます。横浜は開港152年祭。
エコステーションが今年も活躍しています。


いつも大変お世話になっているF枝社長に荒井屋でごちそうになりました。
みなと横濱 牛鍋処 創業1895年です。先日1年がかりで、北海道庁から鹿児島県庁までの距離を、ノルディックウォーキングで走破されました。雨の日の風の日も。脹脛を故障しても。
凄い精神力ですね。
尊敬する人は皆さん強靭な意志をお持ちです。


CO2排出量過去最悪

  • 2011年05月31日

国際エネルギー機関(IEA)が昨日公表した、2010年の世界の二酸化炭素排出量は306億トンであり過去最悪だったとのことです。
京都議定書に参加している国とアメリカも全て削減目標を達成したとしても世界の排出量は減りません。
特に途上国の経済発展に伴う石炭発電による排出量は多く、途上国における削減を抑えない限りは温暖化を止める事は厳しいのが現状なのです。
京都議定書を含め、削減のための方法は幾つかありますが完璧とは言い難いのも事実です。
しかし最初の一歩すら乗り越える事が出来なければ温暖化を防止する事は不可能です。
温室効果ガス削減の為には、節約や技術革新、設備変更など様々な事を複合的に行う事が必要です。
カーボンフリーコンサルティングは、環境専門コンサルティング企業として、省エネコンサルから、設備導入の為の制度紹介、クレジット買い取り、プロジェクト立案実施運営、コーズマーケティングの為のお手伝いまでプロフェッショナルが万全の体勢でお手伝いする事が可能です。

WE WILL GET OVER IT

  • 2011年05月30日

いい言葉ですね。

GO GREEN GO特別版 GREEN IS BACK! もいいプロジェクトです。是非!
こちら
BARNEYSさんが取り組まれている東日本大震災復興支援/リサイクルプロジェクトです。
萬世リサイクルシステムズ様とカーボンフリーコンサルティングが共同実施しています。
帽子を買いました。
ちょっと目立ちそうですね。

スタッフとスープカレーに行きました。
北海道の名店【らっきょ】が近くにあります。
美味いです。


天外天の酸辛麺に特製ラー油

カリフォルニアワインのラベル
楽しそうですね

台風が去り晴れました。

震災復興に向けての財源確保再考

  • 2011年05月28日

小雨が降る朝の山下公園。バラが綺麗。


今日はフォーラムのパネリストとして参加しました。
「復興支援をどうビジネスモデルに繋げるか」というテーマでした。
私はまず財源確保をどうするのかという事を課題に挙げさせていただきました。
税収入が40兆しかないのに15兆円も国債の利払いに払っているのが現状です。復興の為には25兆から30兆円は必要だと思われます。
増税により更なる景気の悪化は避けるべきだと思います。
GNPが5%下がると税収入は20%下落するといわれています。消費税は1%あげても2.3兆にしかなりません。復興国債を発行するとともに日銀による買入れを実施してほしいと考えます。過度にインフレを引き起こしたという責任を回避するだけでは中央銀行の責を全うしていません。この事によりインフレがおこるでしょうか?私にはとてもそうは思えません。
具体的な方策としては、クリーンエネルギーおよび水ビジネス開拓の為の、R&Dセンターを建設し、特区指定を行い海外からも誘致を進めるのはいかがでしょうか?
復興財源のうちこれら前進する為に必要な費用は僅かです。
宮城県が提唱始めたようにいっその事首都を移転するのも荒唐無稽の話ではないと思います。今後農業、漁業の再開が厳しい地区においては雇用の確保が課題です。 特に高齢者が多く、第一次産業従事者に急に別の仕事を覚えていただく事は多くの困難があります。
財源の確保、職業訓練システム等など山積している課題は多いですね。
GW後に急にボランティアの数が減って来たと言われています。
ここで支援の手を緩めたくないですね。
がんばりましょう。