プレゼンの中身

  • 2008年03月16日

ベンチャーポート主催のセミナーは盛況だった。スタッフの方の努力の賜物だと思う。お礼申し上げる。様々な方々と知り合うことができた。うれしい限りである。
特に横石さんのプレゼンには感銘を受けた。いつまでも聞いていたかった。自分は確かにプレゼンの技術は高い方だと思う。マッキンゼーの社員がプレゼンするよりも私のプレゼンの方が技術的には上かも知れない。しかし、そんなことは単なる技術であって中身のないものを少しでも良く見せるテクニックにすぎない。中身がどっしり詰まっていて、そこに人を引き付ける魅力のある話をすればなんらテクニックになど溺れる必要などない。琴線に触れる実直な言葉。幾度と経験した失敗、そして挫折、やっとつかんだ成功、そして笑顔。本物だけが語れる話がつまらない訳などありえない。素晴らしいお話を聞かせていただいた。直接お話しする機会もいただいたが、物腰の柔らかさといい、聞き上手な所といい、我が身を振り返るとてもいい機会であった。勉強をさせていただいた。一度現地にお邪魔してみたい。
興味ある方はこちら。
そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生

いろどり おばあちゃんたちの葉っぱビジネス

青天の朝は。。。講演日和

  • 2008年03月15日

横浜/湘南エリアは朝から快晴である。前夜の風のおかげで波もある。こんな日はBEACHにいって波乗りを教わりに。。。。。なんて行きたいところだが、今日はセミナーである。横浜ベンチャーポート主催のセミナーで講演を行わせていただく。会社員だったころからの習慣だろうか。一時間以内の講演ならば英語だろうが日本語だろうが終えるタイミングは持ち時間の誤差30秒以内に収めることができる。とおもう。ってちょっと自慢気である。失礼。葉っぱビジネスの仕掛け人、ニューズウィーク誌の「世界を変える社会起業家100人」に選ばれた横石氏の人気だろうか。すでに200名の定員は満員らしい。社会貢献しながら収益をあげるというビジネスモデル=社会起業家が如何に世の中に認知されてきているということか。ありがたいことだ。社会起業家である、カーボンフリーコンサルティングは総合環境コンサルティング会社である。まずは自身を知る(排出量の測定)ことから始まり、排出量削減のためのプランニングを行っている。そして、どうしても排出してしまうものに関してはカーボンオフセットという手法を導入する。排出権を購入する場合もあるが、リスクの高い排出権を極力排除するようなコンサルティングを行う。また、排出権創造のためのCDM申請のコンサルティングを行う。そして何よりも、自らの植林地で我々スタッフが木を植えそして管理していく。植林によるカーボンオフセットを提唱している。話題のカーボンオフセットは最終的な手段であり、循環型環境作りの一手法に過ぎないという位置づけである。
そして、本日マスコミの方々にアナウンスさせていただくのは、社会起業家向けNPOバンクを設立する予定であることだ。高いビジョンと、具体的な手法を持っている社会起業家達にファイナンス面から手助けを行う組織を立ち上げる予定である。後続の社会起業家達に夢だけでなくそれを具現化するための一助になるような組織を作り上げていく予定だ。勿論金融界の精鋭達がビジネスモデルを審査するので貸し倒れリスクは極力低く抑える。
。。。。。。そんな内容をお話しするつもりである。柄にもなく熱くなっていたら時間になってしまった。もう出発しなくっちゃ。

カーボンオフセットツアーのご案内

  • 2008年03月11日

5月3日〜5月10日 
「持続可能な暮らしのヒントを探しに・・・オーストラリアエコビレッジ体験」はカーボンオフセットで実施されます。カーボンフリーコンサルティングでは今回のツアーにおける飛行機移動および、現地でのバス移動(距離は見込み値)により排出される二酸化炭素を測定し、中国内モンゴル自治区ウランチャプ市卓資県郊外での植林により、オフセットいたします。
まだゴールデンウイークのご予定が決まっていない方は、カーボンオフセットツアーに参加されるのはいかがですか?
詳細はこちらです。是非お申込みください。

DETOX

  • 2008年03月09日

日曜日。久しぶりの休み。張りつめた神経を休め、ストレスを思いっきり発散したかった。
四十路で始めたサーフィン。私が暮らす湘南の海で遊べる。勿論コーチについて教わる。
カーボンフリーコンサルティングも環境コンサルタントとして様々な取り組みをさせてもらっているフィットネスクラブBEACHで過ごす一日。エコだといってデザインやスタイルを犠牲にする必要はないと思う。この施設は古民家を再生し、バイオディーゼルカーや雨水利用、3R実施、エコポイントシステム導入といった温室効果ガスの削減に努めた上で、カーボンオフセットも実施し、カーボンニュートラルな運営を行っている。しかしそんなことよりもぶっちぎりにかっこよくそして何より気持ちがいいのである。薪ストーブにあたり暖をとる。薪に使用した木は植林によって再生される。私も数百万円するような高級スポーツ施設に何度か行ったことがあるが、この施設ほどの気持ちよさは得られたことがなかった。
頭のてっぺんから爪の先までキーンと冷える海につかり、体と気持ちに溜まった毒素をDetox。引潮時に風が吹けば波が立つ。富士山と大島を見ながら波に乗る。乗ると言っただけで立ったとは言っていない。念のため。

陸にあがり、熱いシャワーを浴びて解凍。うまいコーヒーを飲む。そして新たにオープンしたクライミングジムで壁を登る。ルート攻略は頭の勝負。鈍り切った重い体をたまには酷使する。キーボードを叩くだけになっていた指を使う。腕に心地よい疲れ。素晴らしいスタッフの方々。

カーボンオフセットは免罪符ではないと思う。温室効果ガスを削減する努力をしたけれどもどうしても出てしまった時に使う手段であるべきだと思う。当社はカーボンオフセットだけを行っている会社ではない。現状を把握するためにきちんとした温室効果ガス排出量の測定を行い、そのデーターに基づいて排出量削減のプランニングを行っている。カーボンオフセットは、一つの手段だという位置づけである。近い将来、カーボンオフセットが当たり前になり、あえて公表する意味などなくなる社会が実現すればいいなと思う。
WELLNESS. BEACHは弊社の描く理想像です。入会したくなった人は手をあげないで、こちらをクリック

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カーボンオフセットライブのご案内

  • 2008年03月08日


カーボンオフセットライブのご案内
3/12(水)
A Touch of Music 野沢香苗 2ndアルバム「月花〜Sincerely」発売記念ライブ
会場:モーション・ブルー・ヨコハマ
野沢香苗(二胡)、野上朝生(ピアノ)、上地さくら(チェロ) YOSHI(per)
ミュージックチャージ:NO CHARGE  入れ替えなし
素晴らしい演奏・素晴らしいロケーション
横浜でお会いしましょう
ちなみに野沢さんのCDもカーボンオフセットで作成されています。
舞台裏はこちら

地方自治体の温暖化対策 コンサルティング

  • 2008年03月07日

全国の地方自治体で地球温暖化対策推進法及び同法に基づき閣議決定された地球温暖化対策に関する基本方針に基づいて、独自の「地球温暖化対策実行計画」「脱温暖化行動方針」等を策定する動きが見受けられます。
海外の地方自治体では様々な具体的な取り組みがなされています。その中には日本でも導入可能な事例もたくさんあります。カーボンフリーコンサルティングではそのような実現可能な様々な提案をいたします。当社は豊富な経験に基づき二酸化炭素をはじめとする京都議定書で定められた6種類の温室効果ガスの正確な排出量測定を行います。そして効率よくそして実効性を伴った排出量削減のプランニングを作成いたします。
温室効果ガス削減のためのプランの多くは地方自治体単独では実現できないものも存在いたします。企業と市民の協力があってはじめて実現可能となるのです。そのためには粘り強い交渉と、説得力のある説明並びに理論武装が不可欠です。カーボンフリーコンサルティングでは啓蒙活動からお手伝いいたします。
◆プランニングの手順
1. 現状の把握 6種類の温室効果ガスの正確な測定・可視化
2. 目標の明確化 脱温暖化のためなのか?
経済活動が犠牲になることを許容できるか?
官民一体となって活動することは可能か?
3. プランニング 費用対効果が最大限になるための案
陣容・予算の正確な把握
啓蒙活動のプランニング
4. PR プレスリリース・広報
5. 効果の測定 実施した後の効果測定・報告書作成
◆様々なプランニング
個人
家庭におけるエコライフスタイルの啓蒙活動
交通手段の見直し
市民参加型エコファンドの企画
法人
環境税・炭素税・排出量測定の義務化等の規制の実現性
グリーン電力購入の促進
バイオ燃料・廃油活用システムの構築
インセンティブ制度の導入
都市計画
公共建築物の省エネ化の徹底・リフォーム
ソウル・ロンドン等の事例を推奨(公共交通の充実・マイカの利用削減)
公共交通機関のグリーン電力・廃油活用の促進
グリーン電力
再生可能エネルギーの構築促進
カーボン・オフセット
様々な取り組みによっても削減ができなかったものについてはカーボンオフセットを導入
お問い合わせは、専用メールアドレスまでお願いいたします。-> jichitai@carbonfree.co.jp

CDM申請のコンサルティング 6月業務開始予定

  • 2008年03月05日

CDM申請には煩雑なプロセス、高額なコスト、長期にわたる準備期間、モニタリング期間等、超えなくてはならないハードルが幾つもあります。カーボンフリーコンサルティングではCDM申請に必要なコンサルティングを6月から開始する予定です。
CDM全体のスキーム作り
どのような体制でプロジェクトを準備し、実行するのか。運営に必要な原材料の調達、資金フローの事前予測、金融機関とのノンリコースローンの交渉、クレジットの売り先の確保等のお手伝いをいたします。
PDD (プロジェクトデザインドキュメント)作成
プロジェクトの設計がCDM要件を満たすことを示す書類の作成のお手伝いをいたします。ベースライン方法論のアドバイスも行います。モニタリング方法論と計画のアドバイスも行います。
ホスト国政府(DNA)対応
ホスト国の利益、方針と合致するようにプロジェクトスキームを構築するコンサルティングを行います。
DOEによるバリデーション
早期にコンタクトを行うことでバリデーションで否認されるリスクを回避
CDMとして登録
新しい方法論が必要な時にはそのお手伝いを行います。
プロジェクト建設
契約書のレビューを行います。
クレジット発行
モニタリングのお手伝いを行います

合コンと言えば

  • 2008年03月02日

3月号に引き続き4月号でもソトコトに掲載していただきました。
皆さん購入して読んでくださいね。立ち読みだけじゃだめですよ。
有難いことに、この4月号もそうだし、最近お引き受けしたテレビの取材もそうなのだが、どうもカーボンオフセット合コンを取り上げていただく機会が多い。確かに一度ではなく、複数回合コンで排出されるCO2の測定ならびにカーボンオフセットをお引き受けしたことがある。もちろん依頼主様の承諾を得た上であるからなんら問題はない。しかしこのままでは、カーボンフリーコンサルティングと言えば−>カーボンオフセット合コン。
カーボンフリーコンサルティングは->合コン好き
という図式が出来上がってしまいそうで怖い。
勿論当社は10名以下の小規模イベントから数万人参加の大きなイベントまでお引き受けしている。会社のパーティー、結婚式、謝恩会、国際会議、スポーツイベント、コンサート‥様々なイベントのカーボンフットプリントを算定している。そして、カーボンオフセットの実施をしている。
決して合コンだけではないのである。念のため。

SOTOKOTO (ソトコト) 2008年 04月号 [雑誌]

社会起業家を目指すなら

  • 2008年03月01日

社会起業家を目指している方々から様々なご質問をいただいている。当社のビジネスモデルに共感している方々が多くいてくださるのは大変有り難い。質問の多くは創業時にまつわる話である。どのように立ち上げたらよいのか?組織形態は個人事業主がいいのか、有限責任中間法人がいいのか、株式会社がいいのか等などである。皆さん不安だらけである。ご存知のように社会起業家とは社会貢献しながら利潤も追求する組織を作る人・行為を意味する。それは社会福祉、NPOといったコンセプトとも異なるし、儲ければ勝ちという従来型ビジネスモデルでもない。もともとは97年ごろに米国のエリートが注目した新しいビジネスモデルだ。活気に欠け、自己犠牲的な匂いのする施しではない。すでに10年も経て海外では広く認知されている。私は社会起業家を目指すのであれば株式会社という形態を薦めている。社会貢献しながら収益をあげて何が問題あるのだろうか?小さな弊害よりも、会社のスタンスを明確にする株式会社にしたほうがメリットも大きい。弊社も株式会社である。後続の社会起業家予備軍によいお手本になるべく奮闘中である。そしてどの場所で起業するのがよいかと、尋ねられることもある。勿論、皆さん諸般の事情もあるから簡単にお薦めはできない。しかし場所を選ぶことが可能であるならば横浜で起業することをお薦めしている。横浜はいい街である。港街である。大きな中華街もある。観光名所が随所にある。そしてなによりも横浜には社会起業家を応援する体制がある。開業資金の相談から会計・税務・法律等もしかるべき人を紹介してくれる。ソーシャル・アントレプレナーセミナーが幾度も開催されている。起業家向けセミナーが年間150回催されている。(横浜ベンチャーポート-> http://www.ventureport.jp/) 行政がこれ以上の後押しをしてくれる土地が他にあれば是非教えていただきたい。東京までのアクセスも30分ほどである。当社のスタッフも毎日のように東京のお客様を訪問している。私は経験無い世界にいきなり飛びこむ前に、周到なビジネスプランを練ることをお薦めしている。そして、その道のプロのアドバイスを受ける機会があるのならば、座して刮目して聞くべきだと思う。先人の回り道・失敗談程役に立つ事はない。起業しようと思い立つと舞い上がってしまう人が多い。しかし、年に10万も設立される新しい企業のうち、3年で50%は消滅している。5年で85%はなくなっているのである。現実は冷酷である。常識を疑ってかからねばいけないのではなかろうか?3月15日に横浜ソーシャルビジネス・シンポジウムが開かれ、そこで当社も発表することになっている。横浜市はこれからも多くの起業家を輩出するために全面的にサポートしていく予定らしい。
チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える
社会起業家という仕事 チェンジメーカーII

温室効果ガスの測定ならば カーボンフリーコンサルティング

アラスカへの想い

  • 2008年02月28日

いつかは行ってみたい場所の一つがアラスカだ。アラスカといえばオーロラ、アラスカ魂、沈黙の要塞、暴走機関車などが有名である。また星野道夫の写真と文に心を惹かれた人も多いだろう。私も好きな作家である。しかしなんといっても新田次郎のアラスカ物語を読まずにははじまらない。アラスカのモーゼと仰がれ、食糧不足や疫病の流行で絶滅に瀕したエスキモー一族を救出した安田恭輔。特に私は林の中でエゾ松の陰に倒れていた大島と初めて出会うシーンが好きだ。さらにミナノの3人の日本人が偶然にも出会ったのはアラスカのゴールドラッシュに夢を託した日本人がいた事に他ならない。今から100年も昔の話である。しかも極寒の地で偶然巡り合った人々。逞しい人々が熱く生きていたことに想いを馳せる。
アラスカ物語 (新潮文庫)


排出権取引のコンサルティング
カーボンオフセット イベントはカーボンフリーコンサルティング