備後国

  • 2011年09月29日

福山市に来ています。
東京よりもちょっとだけ暑く感じます。
福山城

福山城は日本100名上に選定されただけあって美しい形です。
近世城郭円熟期の代表的な遺構と言われています。
環境コンサルタントの仕事は旅続き
カーボンフリーコンサルティングは現場主義なのでスタッフは各地に飛んでいます。

花 

  • 2011年09月29日

赤坂オフィスのデスクに花を飾りました。
駅前のAoyama Flower Marketで買いました。
横浜のオフィスは眺めが良いので海と空が見えますが、都会だとどうしても殺伐とした気持ちになってしまいます。
ちょっとした潤い。
気持ちが安らぎます。

TPPと環境

  • 2011年09月27日

TPP 環太平洋戦略的経済連携協定についてはこちらに掲載させてもらいました。
TPPは農業のみならず、経済、国防にも大きく影響します。
勿論環境へのインパクトもとても大きいはずです。
自給率をどのようにとらえるのか?維持するのか?低下しても経済を優先するのか?
限られた時間しかありませんが方向性は皆で考えなくてはならない問題だと思います。

baybike

  • 2011年09月26日

横浜コミュニティサイクル baybike.
http://docomo-cycle.jp/yokohama/top


パリやロンドンでは実施されています。
フランスでの写真。

これは環境に優しいだけでなく便利ですね。
自転車があればちょっと足をのばせます。

TPP環太平洋戦略的経済連携協定参加は開国の為か?経済自由化の為か?

  • 2011年09月24日

農林水産省の試算では、農業生産は約3・6兆円減、食料自給率は40%から12%に低下するとされています。
関税自主権を放棄して国益を守れるかどうかが焦点だと思います。
もっとピンポイントに言えば農業を守れるのかどうかという事が焦点になっています。
(個人的には林業も漁業も大きな影響を受けるので注目していただきたいのですが)
経済的なベネフィットを得て、農業だけは関税撤廃しないというロジックが他のTPP参加国に通じる訳はありません。
他の参加国は農作物のシェア拡大を狙っている訳ですから。
TPPに参加するという事は即時関税撤廃を基本に、10%の品目で10年間かけて段階的に関税を撤廃するというものです。
別の試算では『TPP加入による経済効果として、内閣府はGDP2.4〜3.2兆円の増加、農水省は11.6兆円の損失と雇用340万人減(廃業農家による代替の生産活動が一切行われない場合)、経産省はTPPに不参加の場合は参加した場合に比べてGDP10.5兆円減と雇用81.2万人減(日本は不参加の中で韓国が米中EUとFTA締結した場合)』との試算を発表しています。
農業が壊滅的なほどの影響を受けるが国全体としては大幅な経済成長に寄与する事に繋がるというのが各省庁からのデーターのようです。
では経済成長に寄与した分をできうる限り農産業にまわす事ができないか?
これは大きな課題だと思います。
自給率が40%から12%に変わるという事は日本の産業構造が大きく変わることになります。
しかし正確な情報は皆さんお持ちでしょうか?
これだけ大きな問題なのだから国民全体で議論する風潮を高めた方が良いと思います。
感情論や過度の危機感を煽る様な意見ではなく、国としてどの方向に進むべきかを判断する材料が乏しく感じます。
経済的な大きなベネフィットがあることも事実なのですから、是非報道でも大々的に取り上げてほしいものです。
TPPに参加しても日本だけが条件を付けて農業だけが関税撤廃除外に本当にできるのか?
例えば「米」だけに絞る事は可能なのか?
農作物の輸出促進がどれくらいの規模でどれくらいのスピードで達成できるのか?製造業が活性化されれば農業に好影響が本当にあるのか?また自給率を維持する為の財源を確保する方法が明示されない限り農産業関係者が賛成できる材料は無いと思います。
とにかく判断するには情報が不足しています。

NHK スペシャル「きこえますか 私たちの歌が〜被災地 のど自慢」

  • 2011年09月23日

NHKスペシャルはいつも東日本大震災被災地/被災者の事を色々な角度から取り上げていてとても参考になります。
テレビを観ているとその時の事を鮮明に思い出します。
僅か半年前の事ですが随分と時が流れた様な気がします。
改めて見てみると、3月14日にお取り引き様にメールを送っていました。
我ながら精一杯でした。
今この瞬間でも被災地で活動している仲間、同僚、教え子がいます。
活動は継続していかないとならないですね。
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お世話になっている方々へ
3日ぶりに水を使えるので顔を洗い、歯を磨きました。今夜は雪になるかもしれないと言われていますが水しか出ません。それでも生気が戻りました。
今朝は放射能除染作業を行っている避難所にいきました。今まで福島の原発の近くで作業をしていたからです。
勿論避難区域外でしたが長時間作業していた為に念のために調べていただきました。汚染されていませんでした。
ガソリンを5リットル確保するのに数時間スタンドに並ばなくてはなりません。被災地の支援に行くにも燃料が必要です。
やっと得た燃料で宮城県に向かいました。途中ニュースで原発が爆発してキノコ雲が見えると流れました。私は第一原発の西40kmにいたので肝を冷やしました。
直後に新地町にかけて津波が来たとラジオが避難を呼びかけました。
海岸沿いには近寄らずにできうるだけ内陸部を走行しました。
その後福島から仙台中心部を抜け、石巻から南三陸近辺で作業を行っていました。
単独での活動のため重機も無くできうる範囲も限られています。
2次被害は勿論避けなくてなりません。
しかし人道支援の専門的な知識と技術を有していると自らの技量を確信していたため今回は初動優先で現地に単独で入りました。
私の行動について多くのご批判があるのは承知しています。
真似をされて2次災害にあう方がいたとしても責任のとりようもありません。ご批判は真摯にお受けし今後に活かさせていただきたいと存じます。
私の名前は世に出て欲しいくありませんし、武勇伝を語ったり、野次馬になるつもりも毛頭ありません。
会社として活動では一切ありませんし、個人としての単独行動であります。
できうる限り静かに行動して参りましたが現場からの声を少しだけお世話になっている方々のみにお伝えしたいと思います。
現場については、報道されているもの以上だと思います。それについては語るには辛すぎるので控えさせていただきます。
惨状の前に立ち尽くし、慟哭し、吐き気を抑えながらも生存者を捜すしかありません。
圧倒的な自然の猛威の前に、人手が余りにも少ないのが現状です。
崩れかけた建物の前で残った所持品を拾う老婆。
津波が来ると放送があってももう聞く気力もないようです。
無理にでも丘に避難させるぐらいしかできません。
死者は夥しい数にのぼりますが、私は生存者を助ける為だけに注力しなくてはならないため、ご冥福をお祈りするしかありません。
被災者に対してできる事は、人命救助と人道支援の二つがあります。
どちらが欠けてもならないものです。
しかし人命救助は初動が全てなのです。
72時間を超えると生存率が急激に下がります。被災地が限られていれば救命のプロに任せるべきだと思います。
しかし、この大震災の震度、津波、範囲を考えた場合には動員人数が足りないのは明らかでした。
青森から茨城までの海岸線だけで何キロあるのでしょうか?
ラジオから流れるニュースは予算をどうしようとか、歯切れの悪い情報を繰り返し流しているだけで、時間についての知識が欠如しているようです。
予算も大切ですが話し合いをしている間に瓦礫に埋もれた多くの人々が命を失っているのです。今晩の気温の低下で更に救える命が失われています。
 「とにかく何をおいても人命救助。阪神大震災のときもやらなければいけないことはやりつくせと指示した。法にとらわれず必要なことはすべてやり、後から法律を改正すればいい。こういうときは与党も野党もない。政府も国会も一緒になって懸命にやることが大事だ」と時に村山元首相は言ったそうです。賛成です。
金も物資も大切です。それは人道支援です。時間的な猶予は少しばかりあります。
現在必要なものは、救命隊員、物資は、水、食糧、粉ミルク、おむつ、離乳食、ガソリン、灯油、肌着、暖をとるもの、毛布などです。
水も電気もガスも無い中でカップ麺は役に立ちません。買う物が無い現在はお金も必要ありません。
現場の声が各地に届いて欲しいと思います。
都心では食糧や水の買い占めのみならずガソリンも買い占めが続いていると聞きました。
節電も大切です。しかしその買い占めが被災地への物資供給の遅れに繋がっている事はきちんと伝わっているのでしょうか?
できましたら買い占めについても避けるように皆様でご啓発をお願いいたします。
長文お付き合いいただきましてありがとうございます。
安全第一でもう少しだけ作業をしてから帰路につきます。
ガソリンが無いのでちょっと苦労しそうですが。
余震が続いていますが皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。

残席僅か CSR特別講座

  • 2011年09月22日

CSR報告書を自分で作成してみましょう。
報告書作成についやす時間、労力、費用を軽減し、より効果的・実践的なCSR活動を展開する為の講座です。
既に多くの方にお申し込み戴いておりますため残席が僅かになっております。
お申し込みはお早めにお願い致します。
更にお申込者が多くなった場合には会場の変更もさせていただきできるだけ対応させていただきたいと存じます。
是非ご参加ください。
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私たちが目指している「経済活動の活性化による環境や社会の持続」は簡単に実現するものではありません。また、私たちだけで実現しようとも考えていません。ノウハウを溜め込み隠すのではなく、多くの人に伝えていこうと考えています。私たちの開催する講座では、研究所内のコンサルタントはもちろん外部の有識者や第一線で活躍される方々をお呼びし、対話(ダイアローグ)を重視しながら進めて参ります。環境や社会の持続可能性に関する考え方、ブランディングやマーケティングの組み立て方と表現方法、コンサルティングのノウハウなど惜しみなくお伝えいたします。

戦略的CSR講座−CSRレポートを創りながら経営戦略をみつめる−


◆日程
2011年10月7日(金) 14:00〜16:00
2011年11月4日(金) 14:00〜16:00
2011年12月2日(金) 14:00〜16:00
2012年1月13日(金) 14:00〜16:00
◆講座内容
(1)基礎講座
(2)CSR会計導入基礎講座
(3)CSR調達と活動例
(4)CSRレポート制作実践
http://blueeconomy.jp/common/img/seminar/application.pdf
ブルーエコノミー研究所 講座担当
TEL:03-3585-2626
FAX:03-3560-1338
E-mail:info@blueeconomy.jp

お見舞い

  • 2011年09月22日

台風15号による被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
1日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。
昨日は業務を終了して早期退社指示を出したのが15時半でした。
これはスタッフのほぼ全員が会社の近くに住んでいるか出張中であったためです。
私は赤坂のオフィスで作業をしていましたが、いざとなれば事務所に泊まるつもりでした。
ニュースをみていたら電車が復旧したので横浜まで帰ることができました。
それでも通常の何倍もの時間がかかりました。
トタン屋根と電車が衝突したり、倒木に線路が塞がれたりした影響で大幅な遅れが発生していました。
避難指示が迅速である事はとても大切な事だと思います。
311の教訓が生かされていたことも大きいと思います。
人口227万人の名古屋市では、避難勧告・指示の対象者は108万人に上りました。
約4時間の間に半数近くの住民に避難勧告・指示を出したのは異例の事です。
チリ大地震の時の全国挙げての津波警報に対する報道の割には被害が少なかった事が、東日本大震災の時の避難の遅れに繋がったという声を聞いたことがあります。
避難の指示を出すタイミング。その規模。とても難しい判断を伴います。
東日本大震災の津波被害の境目は地震から20分〜30分の間だと言われています。
ニュースを注意深く聞く事と、自分の5感で危機を感じる事。
自分の身は自分で守るという意識だけでも持っていたいものです。

新しいPC

  • 2011年09月21日

新しいiMacが届きました。
なんと27インチです。
どれぐらい大きいかというと。

ラップトップと比較すると

画面だけではありません。
16GBのメモリ
3.1GHz COrei5
2TBのハードディスク
これにillustratorやPhotoshopをインストールして完成です。
これでたくさんの作業をこなしていきます。

台風12号による災害に関して

  • 2011年09月21日

この度の台風12号により被災された皆様、ならびにそのご家族、ご友人の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
また122万人に避難勧告が出されている台風15号に関しまして皆様の安全をお祈り致します。
カーボンフリーコンサルティングでは東日本大震災においても翌日より支援活動を展開して参りましたが、台風により被災された方々を応援する為に様々な活動を展開する予定です。
まずは和歌山、奈良、三重県を中心とした被災地支援ノベルティの作成。被災地の商品を中心に販売し、さらに売上げの一部を用いて支援活動資金として寄付される仕組みを発表致します。
また被災地に資金が回るように国産のクレジットを用いて製造や輸送に関わる排出量を、被災地のクレジットを用いてオフセット致します。