糊とハンドクリーム

  • 2010年03月27日

このデザインいいですね。懐かしいです。
このうち一つがハンドクリーム。残り二つが糊です。
会社に置いてありますがどれがどれか分からなくなりそうです。
オフィスにちょっとしたデザインを。ちょっとした潤いがあると楽しくなります。
擦り切れる程に働かなくてはならない職場だからこそいい環境を整えたいものです。
戦前の建物。日本郵船ビル。博物館の上にあるオフィス。海の目の前。夜は汽笛しか聞こえない。世界の玄関の大桟橋。赤レンガ倉庫。当社がオフセットをアレンジしたベイブリッジが目の前。そんなオフィスです。
不思議と人も仕事も集まってきます。いい気が流れているのでしょう。

西へ  

  • 2010年03月18日

大阪でセミナーの講師

その後コンサル先の京都へ
先斗町で一人飯

北の街へ

  • 2010年03月12日

トンネル抜ければ 海が見えるから
そのままドン突きの三笠公園で「タイガー&ドラゴンより」
というよりも北の街には「いい日旅立ち」が似合うだろうか?
カーボンフリーグループのスタッフは猛烈な出張が続きます。
今日は北海道、明日は沖縄、その次は九州。
この仕事が好きでそして健康でなければつとまらないのでしょう。
私は海外出張続きだったので本部に控えて事務仕事をしています。
スタッフが作った地図には来週の役割分担が書かれていました。
来週は総勢5名が全く別々に東北地方を駆け回ります。
青森、岩手、秋田、宮城、山形。
皆さんお気をつけて。

ハマ風

  • 2010年03月06日

久しぶりにスリーマティーニで一杯だけいただきました。
『南極行ってたんだって?』
どこからかマスターは聞いていたようです。
ハマから去る人。ハマに来る人。バーは色々な人が集います。
美味いマティーニは金曜日の夜を少しだけ華やかにしてくれます。
土曜日の今朝は雨模様のハマ。
辻立ちに参加しました。
私は仕事でもプライベートの活動でも現場重視です。
勉強は猛烈にしますが、実践は人と人が膝を付き合わせなければ現実離れしてしまいます。
辻立ちが良いのは生の声を聞ける事だと想います。
半年前に比べて明らかな変化を感じます。
期待と失望。
現場に出なければメディアの受け売りで誰かの言葉でしか語る事はできません。
自分の足で歩かなければ現実を知る事は中々できないのです。
『中西さんの仕事は追い風でしょう。いいねえ』なんて声もいただきます。
しかし私は日本の政策の現状に大変危惧しています。
今の環境政策だけでは税金を使うにはとても非効率だからです。
先日、とある政党で他国の状況や温暖化対策に費用対効果が優れている手法を紹介させていただきました。
日本の産業界の底力は素晴らしいものがあります。
産業と環境保全の両立が出来る絶好の機会を、産業界に圧力を掛けたり、ルールを作るだけの政策では潰してしまいます。
産業界は環境対策に批判的だと決めつけずに、産業界の潜在力を信じ、その意見を真摯に受け止め、そして有効な手法をいち早く講じるべきです。
何より民間、特に産業界から専門家を招聘して現場の声を聞き、現実的な政策を作り上げるべきだと考えています。
一つの省庁だけでなく複数の省庁からの意見を吸い上げて纏め上げるとより良くなると想います。
産業の背中を少し押してあげるだけで動き出す事がとても多いはずです。
今日のハマは寒いです。
辻立ちで冷えた体を暖める為におそばを戴きました。

500人

  • 2010年03月05日

今日は横浜中学で500名の生徒の皆さんの前で講演会でした。
http://www.yokohama-jsh.ac.jp/junior/index.html
ご尽力賜りました先生方、萬世リサイクルシステムズの皆様に心より御礼申し上げます。
南極の映像を沢山ご覧いただきました。
皆さん大変熱心に聞き入っていました。
環境問題について若い世代は色々と情報を知っていますね。
色々とご質問いただきましたが、そんな中で面白かった質問があります。
『世界で一番排出量が多いのは中国だということですが、一番少ない国はどこですか?』
私は知りません。どなたかご存知ですか?

マゼラン海峡

  • 2010年03月03日

オフィスの前の桜が咲いてきています。随分と早いですね。
チリ最南端の街から連絡がありチリ大地震での無事が全員確認とれたとのこと。
少しほっとしました。
チリの最南端にマゼラン海峡があります。
潮の流れが入り組みそして暗礁が多いので難所です。
先週その海峡をはじめて航海しました。
ダイナミックな景色が広がります。
フィヨルドの美しさは北欧以上だという人もいます。




チリ大地震

  • 2010年02月28日

国内線を乗り継ぎチリのサンチャゴ経由で帰国しました。
関係者にはご心配をおかけいたしました。取り急ぎ無事の報告をさせていただきます。
数時間前に通った高速道路が崩壊し飛行場も大破しています。
私は偶々被害に遭わずにすみましたが多くの被災者が発生してしまった事に胸が痛みます。
仕事柄途上国に頻繁に出向かなくてはなりません。
地震は避けられるものではありませんが、できうるだけ安全を確保したいものです。
武勇伝など必要ありません。
一歩間違えば自分の生命はおろか大勢の方々に迷惑を掛けてしまうかもしれないからです。
私はお金で安全を確保できるのであればできうるだけそのようにしています。
チリは地震が多いので耐震構造に優れた建物も建設されていたので被害がハイチに比べても少なくて済んだと聞きました。
しかし人の命を数でのみ図る事はできません。
偶々助かったのも何かの意味があるのでしょう。
この意味を考えながら生活していきたいと想います。

お別れ

  • 2010年02月26日

最後の講演会が終了しました。
日本ではSocial Responsibilityという概念が意外にも立遅れておりその必要性を具体的なパワーハラスメント等を例にとり企業倫理についてお話させていただきました。
そして起業家養成塾生の優秀チームにプレゼンテーションを行っていただきました。
講演に来られていた方々からも多数コメントを賜りました。
人生の先輩方から鋭くそして温かい言葉は大変貴重です。
講演会が終わると少し会場に残って欲しいとの依頼を受けました。
何やら私の送別会を開いてくれる様子です。
いきなり大勢の紫色の頭巾を被り囃子と踊りで登場しました。
沖縄での仕事に色々と関わらせていただいているため沖縄の文化であるエイサーにはとても興味があります。
なによりいつの間にやらこんなにも大勢が今日の為に練習してくれている事を想うと涙が溢れてきました。
私は人前で泣く事はありません。しかしどうしようもなく耐えられないことがあった時には涙は流れるままにしておくことにしています。
そうして精神状態を整える事が出来る事を経験上知っているからです。
人生において数回だけしか体験した事はありませんが。
続いて別のグループがhip hopを手話付きで踊ってくれました。
最後はビデオで皆さんからのコメントを流していただきました。
どうやら涙腺が随分と緩んでしまったようです。
私だけでなく観てらした年配者の幾人かも涙を流されていました。
参加者からきつく握手をされ「人生が変わりました」とまで、何人にも言っていただきました。
僅かな期間でしたが睡眠を削り熱中する事で今までなかった絆が芽生えたのだと想います。
私は講師を勤めさせていただきましたが結局は彼らに私が教わったようなものです。
人生において貴重な経験をさせていただきました。
ご参加戴きました方々をはじめ、このような機会を下さり、
ご尽力賜ったPEACE BOAT関係者の方々に心より御礼申し上げたいと想います。
ありがとうございました。





ドレイク海峡にて

  • 2010年02月24日

氷山はみえなくなりました。船を囲むようにいたクジラも居なくなりました。
ドレイク海峡を北上しています。もうすぐホーン岬です。
海の難所と言われている場所ですが天候に恵まれて穏やかな航海を続けています。
そろそろ今回の旅も終盤をむかえています。あと一回講演会が済めば帰国します。
皆さんに無理を言って2週間程長期出張してしまいましたが、望郷の想いが強くなってきました。
南極大陸における地球温暖化問題の情報収集ができました。
新しい仕事のアイデアも沢山浮かんできています。
戻ってやらなくてはならない事も山積しています。
帰路は国内線を乗り継いでチリのサンチャゴに行き、そしてアメリカ経由の長旅になります。
あと数日後には何喰わぬ顔して、日本での生活が再開するのでしょう。
猛烈に忙しい日々が待っています。望む所です。
必死に働いている仲間と共にどっぷりと仕事にも浸かりたいです。
今回沢山の方々に出会いました。
そして老若男女問わず彼らの多くが実直に生きているがこそ、悩み苦しみ不器用に生きていました。彼らに接する事で自分が抱えている悩みとか哀しみが少しだけ癒されてきたような気がします。

一歩前に

  • 2010年02月23日

日本を出発してから講演会を3回、ゼミを5回終了しました。あと講演会を一つ終了すれば帰国の途につきます。
「人生の転機になりました」と目頭を熱くして語る方が数名いました。
毎日3時間しか寝ないで徹底的に話し合う機会はそんなに体験できるものではありません。私も彼らの熱意におされてついつい力が入ってしまいました。
知見を拡げるにはこういった旅が必要なのだと思います。観光地を回るだけでは超えられない一線があるのでしょう。
ちょっとした勇気を持って一歩前へ。
参加者の反応を伺うたびに今回の旅の目的は達成できたのだと思っています。
氷山の合間を縫って一路ドレイク海峡を北上してチリに向かいます。