洞爺湖

  • 2008年07月08日

G8北海道洞爺湖サミットの森の場所や植林方法が固まりました。
生物多様性や植生に配慮した森づくり。
そして森林の様々な効果を体験してもらう環境教育の場の提供。
今回も素晴らしい出会いがあり、そして多大なるご支援をいただき大きな進展がありました。

カーボンフリーコンサルティングのスタッフは北海道でも忙しく働いています。
今日も昼食抜きでした。

それにしても洞爺湖周辺の警備は凄い厳戒態勢です。東京、神奈川、山口、熊本・・・・警察の車両のナンバープレートを見ると日本全国から警備にいらしているのがわかります。
ご苦労様です。
留寿都にあるInternational Media Centerにはカーボンフリーコンサルティングの二つのプロジェクトが掲示されています。皆さまの期待にきちんと答えるために只今奔走中です。

Green curtain

  • 2008年07月06日

7月6日付の日経新聞 サンデーニッケイでカーボンフリーコンサルティングのことが掲載されました。
『隠し玉はゴーヤ栽培』先日NPO 緑のカーテン応援団の方にお会いして色々とお話を伺いました。
ゴーヤのようなつる性植物を窓際に育てることにより「自然のすだれ」として日よけ効果を期待できます。勿論実も食べられるので楽しみもあります。

弊社のディレクターのコメントのように「普段の生活がいかに環境に負担をかけているかを正確に認識することが重要」なのです。きちんとした測定を行ってからどのように排出量を削減するかのプランニングを行う。ご家庭でも大規模工場でもその方法は変わりありません。環境対策と植物がうまく組み合わされた例だと思います。
明日から開催されるG8北海道洞爺湖サミット関連で、弊社のディレクター陣は殆ど北海道におります。(測定部隊を残して。。。)現地からもBLOGをアップいたします。

洞爺湖サミット

  • 2008年07月04日

『北海道洞爺湖サミットにて自主的なオフセット事業の一つとして当社の活動が選出されました』!!!
‘何でオフセットする??’ ‘植林活動に貢献する?’
洞爺湖サミットの【オフセッターズサイト】では、皆様のCO2排出量をオフセットできるカーボンクレジット(排出権)やCO2を吸収する植林活動のオプションが用意されています。CO2排出量1トンをオフセットまたは吸収するために要する費用はオプションごとに異なります。排出権を生み出すもととなったCO2排出削減クレジットの特徴や、植林活動の特徴が紹介されています。どのプロジェクトを支援したいのか、皆様の価値観に合ったオプションを選択することができます。今回、カーボンフリーコンサルティング株式会社がさせて頂くオフセット商品は≪植林≫です。
もしこの商品を選んで頂いたならば、皆様は植林活動に貢献することになります。皆様が支払った代金に見合った本数の苗を私どもが植え、管理します。植樹により今後長い年月をかけて木が少しずつ炭素を吸収し固定化します。

詳しくは洞爺湖サミットHP ⇒ 

カーボンマイナスイベント 黄金町映画祭

  • 2008年07月04日

この度『第1回黄金町映画祭』(会場:シネマ・ジャック&ベティ/神奈川県横浜市中区若葉町3-51)を、カーボンマイナス(プロジェクト名:GREEN30)で7月26日から8月1日まで開催することをお伝えします。
カーボンフリーコンサルティング株式会社は、当映画祭実施に係わるパンフレット作成、電気使用量、水使用量などにより排出された二酸化炭素をエネルギー管理士と共に測定いたします。
カーボンマイナス実施にあたりカーボンオフセット部分は、自然エネルギーを用いた現物の排出権を3ヶ月以内に販売、償却させて頂きます。
また中国内蒙古に『黄金の映画の森』を創設しました。30年間にわたり中国現地政府と共にしっかりと管理することにより、CO2を吸収いたします。
映画祭が、排出権のみならず植林を利用してCO2の吸収を行なうことにいたしましたのは、砂漠拡大・黄砂流出が大きな社会問題になっている地域に直接貢献し、貧困地域に雇用を創造するという付加価値、Co-Benefitを考えてのことです。
横浜市の実施しております『CO-DO30横浜市脱温暖化行動方針』における『2025年までに、一人当たりの温室効果ガス排出量を、現在2004年度から30%以上削減する』という目標に貢献できるように『黄金町映画祭で排出される二酸化炭素x130%』を削減致します。
期間中はぜひ奮ってご参加してみてください!!
期間:7/26(土)〜8/1(金)
こちらのNEWSに関するプレスリリースはこちら⇒http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=200807037112
映画祭の詳しい情報はこちら⇒http://www.koganecho.com

Rainy Sunday

  • 2008年06月29日

今日も湘南は雨。
先週は仕事が忙しくて海に入れませんでした。
洞爺湖サミットもいよいよ直前です。
カーボンフリーコンサルティングの仕事も忙しくなってきました。
2週間分のDETOXをするのは今日しか時間がとれません。
ウエットスーツを着込んで、誕生祝いにもらったカーボン製のパドルで沖に出ます。
雨が降っていても波がなければ問題ありません。
海から眺める山々は霧に包まれています。波の音、風の音、雨の音。気持が休まります。
沖に出たら、ボードから海に飛び込みます。
そこからはクロールで岸に泳いで帰ります。
足首につけたリーシュコードでボードは牽引します。
これでもかつてはアイアンマン。少しは泳げます。
僅かな時間ですが大切な時間です。
熱いシャワーを浴びコーヒーを飲んで寛ぎます。
さあ出発。
横浜のオフィスで仕事です。
港町も雨で濡れています。
今夜は銀座で会合です。
スケジュールが合わなかったため日曜日になってしまいました。
老舗の筑紫楼。私のイメージしていた古い店はすっかり新しくなっていました。
2年ほど前に移転したそうです。
相変わらずフカヒレは最高の味でした。
会食が終わっても激しい雨。今日はずっと雨ですね。

bluesand

  • 2008年06月25日

まだ水曜日です。
今週は毎日大きな案件を約定させていただいております。
再生可能エネルギーの排出権を使ったカーボンオフセット案件の比率は高いのですが、最近では植林と組み合わせたHYBRID型も増えています。
どれをとっても日本初なんて言えるのでしょうけれども、それはお客様に公開するかどうかのご判断はお任せしております。
世の中には善行を人知れず実施する方も多いのです。この仕事を始めてとても勉強になりました。弊社は縁の下の存在で居続けたいと思います。私たちのような業種は会社名や個人名を前面に出すような仕事ではありません。
そんなことはどうでもいいのです。
それよりもプロとして全力で向き合ってきちんとした中身のある仕事をこなすことに精一杯であるべきなのです。
そうすれば仕事ができた時でもできなかった時でも納得ができるのです。どこかで手を抜いていたり、Value Addがない仕事などいくら数多くこなして儲かっても自分自身は偽れないからです。代表として唯一示せる姿勢はそれだけなのです。残念ながら私の能力が足りないせいでしょう。
幸いな事にスタッフ全員が同じ考えをシェアしています。
しかし、今日は特別です。今日の出来事はスタッフ全員でHigh Fiveしてしまいました。
馬車道でタパスとシャンパンで乾杯しました。
皆の努力が実を結ぶ瞬間というのは素晴らしいですね。
スタッフがお互いを尊敬しあえる会社。いつの間にかにカーボンフリーコンサルティングはいい方向に向かっています。
私は本当に恵まれていると思います。
何があったか?
うーん。
謙虚という名のリュックを背負って歩かないといけませんね。
彩りの横石さんから教わった言葉です。

just a little bit

  • 2008年06月23日

月曜日
週末が雨だったせいかのんびりと過ごし身体を休めることができました。
朝一番で排出権取引。排出権の目利きとして様々な排出権と比較検討を行っています。
今日も良質な物を取引できました。
休む間もなく雑誌社がインタビューに来られました。
当社は排出権にかかわるコンサルティング全般を行っています。
そして植林事業も自ら手掛けています。
毎度同じ事をご説明しているのですが、業務内容が広い事に驚かれます。
やはり類のないユニークな会社なのでしょう。
私はCarbon Freeな世界を目指しています。排出権もCarbon Offsetもそのための有効な手段ですが全てではなりません。
大規模工場まで対応できる測定能力が当社の特徴ですが、排出した分きっちり相殺するというCarbon Offsetではなく、Carbon Minusまで持っていかないとならないと考えています。
例えて言うならば、お花見に出かけたら、自分の出したゴミの後片付けをするのは最低限のエチケットだとおもいます。しかし、それだけでは貢献していません。お花見に行かなければゴミは出なかったからです。まわりのゴミを拾うとか、桜に肥料をあげるとか。。。って、そんな人はいないだろうな。まあできることは限られているかもしれませんね。喩になっていませんね。
しかしこれほどまでに急速に排出量が増えているのですから、相殺だけではなくそれ以上減らすような貢献を心掛けないといけないとおもいます。
Step by Step. まずは自分でできることから着実に。
Staff & Supporter Blogに遠くルワンダからヤトロファについて書き込みをいただきました。カーボンフリーコンサルティングが支援を始めた事業です。今後が楽しみです。

Naughty forties

  • 2008年06月22日

気がついたらthe dirty thirtiesが終わっていました。
BEACHのワインバーに出かけたら友人たちがサプライジング・パーティーを開いてくれました。
ケーキの上にはnaughty fortiesの文字が。

日本だと不惑の年。英語では fabulous fiftiesと続き60代は確かSinging かDancingだったような。とにかく明るい表現ですね。

プレゼントにスタンドアップサーフィン用のカーボン製のパドルをいただきました。とにかく軽い。一番長いサイズを選んでくれていたのもありがたいです。ベッドに入れて寝ようかと思ったけどちょっと硬すぎました。

友人たちが寄せ書きをしてくれました。
新しい事を始めました。すると様々な出会いがありました。乗り越えなくちゃならない壁もどうしても出てきます。苦労してみんなで乗り越えてきて、そして知らない間に絆が生まれていたようです。
振り返らずに進んできた10年。自分の無力を痛感する日々ですが、それでも何一つしてこなかったわけじゃなかったようです。
It is not a giant step but it is not the only one.
雨の湘南。Norah Jonesを聴きながらゆっくりと過ごします。

Co-benefit

  • 2008年06月21日

カーボンフリーコンサルティングが大変お世話になっているIGESのフォーラムでIPCCパチャウリ議長のお話を聞かせていただきました。しかも地元横浜です。
ノーベル平和賞授賞式で報道されたのでお顔をご存知の方も多いと思います。私は環境問題で第一人者の彼のお考えを直接伺いたかったのでとてもいい機会をいただきました。
単に二酸化炭素を減らすことが最優先ではなく、特に発展途上国の方々の生活を考える取り組みを重要視されていました。
フォーラムのキーワードはCo-benefitでした。京都議定書の6%目標とか、2012年に終わる第一約束期間も勿論大切なのですが、最終目的は地球温暖化を防止することです。
パチャウリ議長は一緒にいろいろなことを取り組まれているゴア氏の言葉を引用されていました。次の世代の人々に「前の世代は何をやっていたのだ、と非難などされたくない。懸命に努力してきたのだという姿勢を伝えたい」という言葉が印象的でした。
パチャウリ議長はTERIでのプロジェクトを紹介してくれました。
Lighting a billion lives
世界には電気のない生活をしている人々が大勢います。インドではその数は人口の30%を超えています。人々に明かりを。その明りは太陽光で。
素晴らしいプロジェクトだと思います。
IGES白書は読みごたえがありました。特にREDDやバイオ燃料に関する章は参考になりました。素晴らしい研究をされています。昨日行われた森林総合研究所のフォーラムの議題でもREDDが取り上げられました。残念ながらREDDのシステムを完備するにはまだまだ時間がかかりそうです。
環境=GREENというカラーが定着しています。GREENとは樹木や草をイメージされる方が多いのではないでしょうか?何故新規植林・再植林のCDMが世界で1件しか認められていないのでしょうか?REDDのシステム作りにはまだまだ時間がかかってしまうのでしょうか?技術的な問題が多く存在しています。森林総合研究所のフォーラムもIGES白書でもCDM制度の今後の課題が指摘されています。制度の充実を図るのは大切です。しかしパチャウリ議長が述べられたように我々には時間がありません。目線を今一度確認し、地球温暖化のために有効な手段であれば率先して取り入れる仕組み作りを優先していかなくてはならないのではないでしょうか?そんなことを再確認させられました。

ラジェンドラ・パチャウリ 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長
1981年よりエネルギー資源研究所(TERI)の所長を務める。2002年に気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長に選出される。IPCCはアル・ゴア前米副大統領とともに2007年ノーベル平和賞を受賞した。気候変動とその政策面に関する様々な国際フォーラムで活躍し、2006年にはフランス大統領よりフランス最高の勲章「レジオン・ドヌール勲章オフィシエ賞」を授与されるとともに、科学・技術分野における活動を賞して2008年にインド大統領より国民に与えられるものとしては第2の勲章を授与された。現在、インド首相府の経済諮問委員会のメンバーも務める。生産工学、経済学博士。

(IGES HPより)

Shoot The Moon

  • 2008年06月19日

水曜日
朝からプレゼンテーション2件。午後はForest Actionで講演。今日は地球緑化クラブの原さんと二人で各一時間。参加者からは盛んにいろいろな質問をいただきました。
15年以上砂漠で活動されてきた方の経験に基づいた話は大いに参考にしていただきたいと思います。
私はCDMについてちょっと小難しい話をさせていただきました。カーボンオフセット検討委員の方もご参加いただきました。ありがたいことです。
カーボンフリーコンサルティングでは排出権の販売やカーボンオフセット商品の開発を行っていますが、もっと河上に翻ってCDM申請のコンサルティングも重要な業務です。
英語能力のほかにもさまざまな専門知識が求められ、時間も手間もかかる仕事です。私はこういった仕事が実は好きなのです。そこにはきちんとしたVALUE ADDがあるからです。
9時過ぎにやっと帰社。
横浜に帰ってくるとほっとします。
窓の外から聞こえてくる音は船の汽笛。月が綺麗です。
「遅くなっても今日中に提出します」と約束している件があり、言ったからには日が変わる前にはきちんと提出しなくてはなりません。そういうわけでまたしても帰宅は遅くなってしまいました。
木曜日
愛知からわざわざお越しいただいた方とBrain Storming Meeting。多くの方が遠方からお越し下さいます。
皆さん試行錯誤しながらビジネスチャンスを探されています。こういう考える時間を楽しいと思えるかどうかはベンチャー起業家としての資質の一つとして重要なのではないでしょうか?
続いてトレーニー希望者が来社。明日から出社してくださることになりました。
今までは食事もトイレも体にチューブをつけて行いたいぐらい忙しい日々が続いていたのでこれで少しは人間らしい生活ができる。と、新しい人が入る時はそんな期待をしてしまいます。実は何故か新しい人が入るとそれだけ仕事も増えてさらに忙しくなることはわかっているのになあ。皆で体にチューブを付けることにならなければいいのだけれども。
この状態は何とかしなければなあ。夏には学生数名のインターンの受け入れも決まりました。
いつの間にか多くの方々が出入りする会社になってきました。ありがたいことです。
NYの友人から電話。マンハッタンでも起業家予備軍のための勉強会や異業種交流会があります。タイミングが合えばそちらでもお話しさせていただくことにしました。後続の見本になるような社会起業家のビジネスモデルにしたいと思います。日々精進