講演

  • 2008年01月31日

地球緑化クラブのご紹介で講演をさせていただけることになりました。
詳細はこちら
会場のスペースに限りがあるので参加される方は事務局まで事前にお申し込みください。

第8回NGO合同研究&活動報告会
基調講演1 
「環境とお金」
講演者:中西武志氏  カーボンフリーコンサルティング(株)
           http://www.carbonfree.co.jp/

温度差

  • 2008年01月30日

日経新聞に公表されたからご存知の方も多いだろう。王子製紙の決算予測は、「利益は計画通りに推移して」いるそうだ。経常利益は470億の予測を変えない方針らしい。そして、日本製紙も「4月―12月期は幅広い品目で値上げが浸透した効果で」「従来予測通り」300億円を見込むそうだ。ちなみに1月25日に発表された資料によると日本製紙の偽装率は61.4%である。北越製紙に至っては91.5%、中越パルプは何と99.9%である。古紙配給率の表示よりも大きい数字であるから驚きである。「配合率に偽りがあった商品をすべて回収する動きには広がっていない」(製紙幹部)とのコメントもある。私は呆れて物も言えない。不正を行っていたものが襟を正すのであれば自ら回収に出向き、誠意ある対応を示すべきではないだろうか?被害者が自ら行動して回収して欲しいといわなければ動かないつもりなのだろうか?こんなことぐらいで目くじらを立てているのは私だけなのだろうか?当社の被害額は全体から見れば軽微である。それでも弊社が保有している何百通もの大・小封筒と名刺・印刷物の表示には『R70 古紙配給率70%再生紙を使用しています』と書いてある。環境ビジネスを営んでいる当社では今後使用することはできない。紙の重量を計算しカーボンオフセット植林を行ったが、それで解決する問題でもないだろう。私は返金して欲しいと言っているわけではない。そして、誰かを非難することは弊社の業務ではない。しかしエコ偽装等と報道されているのを見るたびにどうしても胸が痛くなる。不正を恒常的に行っていた製紙業者の罪は重い。しかし、会社側の受け取り方と被害者・消費者のとらえ方には大きな温度差があるようだ。納得できないことに対しては声をあげるべきだと思う。少なくとも私は製紙会社と直接対話を続けていくつもりである。
偽エコ再生紙を用いるよりはカーボンオフセットペーパーを!!
カーボンオフセット植林はカーボンフリーコンサルティング株式会社

カーボンオフセットCD発売 / カーボンオフセットLiveのご案内

  • 2008年01月29日

二胡演奏者 野沢香苗さんのCD制作時に排出されたCO2を相殺するカーボンオフセット植林を行いました。また、次回開催されるLIVE時の電気・ガス・水道使用量・可燃ごみ、スタッフの移動等で発生されるCO2のカーボンオフセットもおこないます。
http://carbonfree.co.jp/news/html/index.html#50
カーボンオフセットCD 
カーボンオフセット コンサートはカーボンフリーコンサルティング株式会社
CO2固定化 

Where the Hell are Matt’s Outtakes – その2

  • 2008年01月29日

別バージョン

ちなみに出演しているMATT氏はカーボンフリーコンサルティング・サポーターのMATT氏ではありません。
カーボンマネージメントはカーボンフリーコンサルティング

Where the hell is Matt?

  • 2008年01月29日

もう観られましたか?私は好きだなあ。

ちなみに出演しているMATT氏はカーボンフリーコンサルティング・サポーターのMATT氏ではありません。
カーボンマネージメントはカーボンフリーコンサルティング

  • 2008年01月29日

庭で野良猫が騒いでいた。何かと思えば狸が庭に二匹出没していた。軒下に居ついてしまった野良猫にマタタビのおもちゃを与えたのだが直ぐに飽きられてほっとかれてしまっていた。それを狸が恍惚状態になって遊んでいた。マタタビは狸にも有効らしい。そもそも私の住んでいる家は海が見渡せる山の中腹にある。私の家より上には民家がないからたまに山から下りてくる生き物に出会える。ちなみに東京から1時間程の距離である。そんなに田舎ではないと思うのだが、十分と自然は満喫できるのである。
先日は立派なウサギもでてきたな。そういえばアライグマもいたなあ。やっぱり田舎なんだなあ。先週末に目白にあるビストロで夕飯を食べた。素晴らしい店だがそこの常連さんは目白にも狸が出没するとおっしゃっていた。山手線沿線である。狸が生息できるとは豊かな自然がある証拠である。私は長い間青山で暮らしていた。意外なことだが、都心部には樹木が多い。皇居だったり、代々木公園だったり、御所だったり様々だが、住宅地よりも緑が多いところもあるのだ。私は人が手を入れた自然であっても緑のない生活は苦手である。湘南の豊かな自然の元で暮らすのは田舎ではあるがそれはそれで気持のよいものだと思う。

カーボンオフセット植林はカーボンフリーコンサルティング株式会社

日曜日

  • 2008年01月28日

疲れが溜まっていた。休みをとることにした。といっても日曜日なのだから休みをいただいてもばちはあたるまい。久々の休日。アレックスモールトンに乗って久しぶりのサイクリングに出かけた。手は冷たいが風を切って走るのは気持ちがいい。
湘南で暮らしているのでサイクリングも海沿いを走ることができる。
今日はちょっと幸せな気分である。
1948年に沖縄の基地内で誕生したBlue Sealアイスクリームの支店は福生と鎌倉の腰越にある。鎌倉店で塩ちんすこうアイスと黒糖アイスのダブルをいただいた。稲村ガ崎温泉でひと風呂浴びて満足の1日。

カーボンオフセット植林はカーボンフリーコンサルティング株式会社

カーボンオフセットは免罪符ではない

  • 2008年01月27日

カーボンオフセットステッカーをご購入いただくとカラマツ一本が植林できる。カラマツ一本が吸収する二酸化炭素は30年間でおよそ250kg。これは1.4伴岼幣2.1般に亮屬韮隠械娃娃襭軈塋に相当する。割り箸に換算すると13,899膳 (燃焼に関わるCO2排出量のみで換算)にも相当する。凄い数である。
それでは、一枚購入すれば割り箸なんて生涯使いまくれる!なんて考えはモラルハザードなのである。毀誉褒貶ある「マイ箸」だが、私は賛成派である。間伐財を使用するなら割り箸をもっと使うべきだとか、箸を洗う洗剤のほうが公害だ等と色々な意見があるのは承知している。勿論皆さん色々なお考えでマイ箸をお使いなのだろう。私の場合は「使い捨て文化」からの脱却の意思表示だと思っている。
カーボンオフセットは温室効果ガス削減に対して大きな役割を果たしている。しかし、だからと言ってガスを垂れ流して(気体だから放出か!)良い訳ではない。しっかりと3Rして、根本の量を少しでも減らしていく努力があってこそのカーボンオフセットなのである。

弊社は現在のところ他から買ってきた排出権を、我々のお客様に転売するようなビジネスは展開していない。自らの植林地を中心に自らの手も使って植林していく姿勢は貫いていく。排出権取引に関しては当社が納得できる手法を用いる。そしてその受け入れ態勢が整うまでもう暫く慎重に準備をしていくつもりである。今後も植林が柱であることは揺るがない。
カーボンフリーコンサルティング
Carbonfree Consulting -> http://www.carbonfree.co.jp/

再生紙偽装

  • 2008年01月26日

誰かを非難するのか簡単である。それは弊社の仕事ではない。しかし。。。。。環境ビジネスを営んでいる弊社としてはR70のマークが描かれた封筒やら名刺やらが大量にある。勿論カーボンオフセットペーパーであるが、それでも出来うるだけ再生紙を使用したいと思っていたことが裏目に出たのである。社員数も増えているから被害額は相当である。再生紙を販売しているメーカーは21社あるがそのうち17社、8割の会社が偽装していたことになる。偽装談合だといわれてもいたしかたないのであろう。しかも「違反の多さは残念だ」と述べる製紙連の会長は偽装していた王子製紙の方である。起草していた各社のトップは続投するらしい。一人で偽装できるわけではないのであるから社員の多くは気が付いていたにもかかわらず社内告発をしなかったわけである。エリート社員のモラルはどこに消えてしまったのだろう。きっと真面目に働いていた他の社員やご家族そしてOB・OGの方々は悲しんでおられることだろう。
社長は知らなかったでは済まされない。自社の事すら把握していない者は経営者としての資格がない。大変厳しい言い方になってしまうが、会社を再生させる気概がなければ困難だろう。現経営陣の責任の所在を曖昧にしてどのような企業再生が行われるのだろうか?今のところ事後の対応は落第点である。どうなるかはわからないが、弊社の損害に関して賠償請求は行わせてもらう予定である。私は金が返して欲しいわけではない。誠意ある対応を示してくださるかどうかを見たいだけだ。弊社はCSRの代理作成は行っていない。何故なら今回のような事件が発生した場合には当然CSR担当者が責を負わなくてはならない。表面だけをみせてもらって心地よいCSRを作成する事など簡単である。問題は、CSRレポートを作成するからには企業の協力の上全てを調査することである。投資家や消費者に対する責任を全うするということはとても重責なのである。弊社は今のところ体制上CSRについてアドバイス以上のことはできないものと自覚している。
カーボンフリーコンサルティング
Carbonfree Consulting -> http://www.carbonfree.co.jp/

ダボス会議 & IPCC

  • 2008年01月25日

最近になって日本の政財界から参加者が増えてきたダボス会議では、温暖化対策について積極的な議論がなされると期待していたのだが、各国の報道が伝えるとおり最近の金融市場不安に話題は集中してしまったようだ。
今後の流れは12月に行われたバリ会議の後には今年の12月にポーランド会議が控えている。2009年にはデンマーク会議(COP15)が開かれそこでのポスト京都議定書合意を目指す。
今年は洞爺湖サミットが控えている。後手にまわっている日本が挽回する絶好の機会である。
報道されているとおりIPCCのパチャウリ議長は「気候変動によって最も影響を受けるのは貧困層だ。アフリカでは農業が2050年には半分喪失する。2千5百万人が被害をうけることになる。」と主張した。IPCCは環境危機を煽るような団体ではない。昨年ノーベル平和賞を受賞したのも温室効果ガスが地球温暖化の原因だと、一般常識を科学的に認めたことの功績であった。それだけ、認めたがらない人々が世の中には未だ多く存在してるからIPCCが認めた勇気ある行動に対して称賛を集めたのである。当たり前のことを当たり前と言うと抵抗があるのである。ようやく最初の一歩を踏み出したばかりなのである。
カーボンフリーコンサルティング
Carbonfree Consulting -> http://www.carbonfree.co.jp/