Pretty Green Feat

  • 2008年07月28日

夏本番ですね。この猛暑の中、当社のエネルギー管理士・技術士と共に工場に測定に行ってきました。
大量の汗をかきました。
ワイシャツも汗でべっとりです。
カーボンフリーコンサルティングを始めて色々な経営者とお会いさせていただき、そして様々な工場にお邪魔させていただきました。今日も志のたいへん高い方にお会いすることができました。私は現場が好きなのです。

週末は世界的なプロサーファーであるデヴィット木下さんとお話しする機会をいただきました。彼は六ヶ所村の核燃料再処理施設の反対運動を展開されています。
環境問題を議論するときにどうしても避けては通れない話題ですので色々な方のご意見を聞くことにしています。
代替エネルギーとして自然エネルギーを上げる方々は大勢いますが、実態とコストについては余り知られていません。大型水力発電所の開発に伴う自然環境破壊、農村部の強制移動等は途上国において大きな問題となっている地域があります。
なにより原子力を廃止すると電気料金が跳ね上がり製品価格に転嫁された時に大幅な物価上昇を引き起こすことに対して民意のコンセンサスが得ることができるのかがポイントなのでしょう。京都議定書に基づくCDMでも原子力は対象外にされています。
経済が人口を支えられても、もはや地球環境が人口を支えきれなくなっています。
しかし希望はあります。
ドイツにおいては自動車産業を抜くビジネスは環境ビジネスだと言われています。
ご存知のようにドイツにおける自動車産業は巨大です。
それほど環境ビジネスは急速に伸びているのです。
日本においても自然エネルギー1つとっても代替エネルギー活用を国の政策とするのであれば大きな雇用を創出することができます。そして日本のテクノロジーを活用する機会を生み出します。
規制は経済活動を停滞させるからよくないと反対する意見も数多いです。
しかし、新しいビジネスチャンスを生み出す機会もたくさんあるのです。