ウヰスキー

  • 2007年11月13日

俺が小さい頃に父親が一人飲む酒はダルマだった。そう。サントリーの丸いボトルのウイスキーだ。父親が学生時代にはレッドかよくてホワイトだったらしい。社会人になってダルマに昇進したらしい。父親は旨そうにダルマを飲んでいた。俺が父親と同じ大学に通っている頃に飲んでいた酒はやはりホワイトだった。俺の時代にはハーパーやアーリータイムズ等というバーボンが大挙押し寄せてきている時代であった。それでも部の先輩がいつもボトルを入れて置いてくれたしアルバイトのスタッフも部員だったから、いきつけのジャズクラブのボトルはいつも減らなかった。歳をとった今はシングルモルトを飲む。俺はニッカの余市が好きだ。スコットランドも嫌いじゃないが何故か1番口に合う。一度北海道の工事を見学したことがある。まじめに頑張って製造されている。日本のウヰスキーも捨てたもんじゃないなと思った。