未来の食卓

  • 2009年10月07日

フランス映画です。美しい映像ですが、中身の濃い環境映画です。
食についての警鐘を鳴らしています。
オーガニック食材を学校給食に導入した村があります。
農薬によって心身ともに病んでしまった農夫が出演しています。
マーケティングの専門家のお話を聞く機会がありました。既にロハスという言葉はマーケティング的には終わっているそうです。私はロハスという言葉の意味を正確に理解しないままでしたがいつの間にか終焉してしまったみたいです。
言葉の流行などに左右されるのではなく実のある活動であるならば続いて欲しいものです。オーガニック製品を選ぶのは健康に直結しているからであって欲しいと思います。
オーガニック製品の価格は高いのですがなにより美味しいし、残農薬により健康を害すことがありません。
日本ではオーガニック製品の認証が非常に高額であり中々取得できない零細農家が多いと聞きます。
人々の健康に関する事だから認証基準は高く厳密でなくてはならないと思います。しかし認証費用が高額であるため踏み切れない農家がいるのは制度そのものの見直しが必要なのかもしれません。世間には高額すぎる認証制度が多いと感じているのは私だけではないと思います。環境コンサルタントとして食については避けて通る事はできないと考えております。
地産地消という観点は二酸化炭素の視点からも推奨できるものではあります。しかし健康に関する事だけに距離や輸送経路だけにこだわるのは本末転倒です。望まれるのは近隣にあるオーガニック食材を如何に安く安定して供給できるかという事なのだと思います。
そのために認証費用の削減は必要なのだと思います。