逃避行

  • 2007年10月29日

本当は今頃はNYに出かけているはずなのに。依頼いただいた件や、ご質問いただいた事が一杯あるというのに、それらをほっぽりだして海外にいけるような状態ではなくなってしまった。外はいい天気。気分だけ逃避行。
今日は「財界」の取材をお受けした。しっかりとした雑誌だし、企業の経営者の方々も多数購読されているので、弊社のPRにもなると思う。
そういう訳でスーツ姿で撮影。

マンハッタンに行くと必ず立ち寄る店の一つは、32nd BroadwayにあるパジョンとSUL LOON TANGが抜群に美味い Gahm mi oak。行きたいなあ。
今頃のセントラルパークは紅葉が綺麗なんだろうな。毎年数回は訪れている街だが、年内はいけそうにない。


  • 2007年10月26日

今日も葉山の朝は静かにおとずれた。

久しぶりの北海道

  • 2007年10月23日

帯広・十勝地方に出かけた。既に山の頂は雪帽子を被っている。十勝千年の森で植林を行った。ヒラウチワ楓とかつらを植えた。(白い板の手間にある赤い棒に見えるのがかつら)この寒い大地に根付いてくれるだろうか。淘汰されるのも自然の摂理。それでも自分の植えた苗木だけは育って欲しいと願ってしまう。冷え切った体を癒してくれるのは温泉。久しぶりにいいお湯に入れた。

そして北海道の酒を戴く。鳳雪。一夜雫。男山。開拓時代。
鮭児という魚をご存知だろうか。一万匹に一匹しかいないといわれる幻の鮭。両性具有らしい。お刺身かルイベでいただくと美味しいらしい。本日はお刺身で戴いた。とろけるような美味さ。手前に写っているもはブドウ海老。これまた美味い。十勝地方は海の幸も山の幸も美味い。夜はホテルのバーで竹鶴の21年物のウイスキーを戴く。北海道で飲むニッカはなんとなくいつもより美味しい。

冬になると水かさが減って現れるアーチ橋があるのをご存知だろうか。

まだちょっと時期が早かったので頭だけしか出ていない。小雪がちらついていた。真冬にもう一度きれいな姿を眺めてみたいものだ。
下の写真は同じ路線だった別のアーチ橋。そして廃駅。

取材

  • 2007年10月19日

有難いことに最近は取材の申し込みを頻繁に受ける。弊社は広告は殆どうっていないにもかかわらず、どこからか聞きつけて連絡を下さる。当社は明確な企業理念を持っているし、事業内容も分かり易いからこそ、弊社の趣旨に合わないインタビューはお断りしている。私はミーハーではない。テレビもニュース以外あまりみないので、アイドルのことはよく知らない。蝦ちゃんとすれ違っても多分気が付かないであろう。今回のインタビューには、俳優の横内正さんがいらしてくださった。水戸黄門の格さんである。繰り返しになるが私はミーハーではない。決して格さんに会いたいが為にインタビューを引き受けたのではない。でも正直言って会ってみたかった。記念撮影をしてもらった。亡くなった祖母ちゃんは、格さんと西郷輝彦が好きだった。大阪の家に行くと時代劇ばかり観させられたっけ。銭形平次の歌は今でも歌える。

COLD STONE

  • 2007年10月18日



甘い物は余り得意ではない。ケーキは苦手だ。そんな俺が最近ハマっているもの。それはアイスクリームである。オフィスのあるランドマークにあるCOLD STONEではベースになるアイスクリームを十種類ぐらいあるなかから選ぶことができる。おまけに試食もさせて貰える。そして数あるトッピングの中から幾らでも組み合わせる事が可能である。今回選んだのは、マンゴー、林檎、パイナップル、ブルーベリー、バナナにクッキーである。これをマイナス9度の台で混ぜ合わせてくれる。焼きたてのワッフルに乗せて出来上がりである。正直言ってこの組み合わせはオススメできない。複雑といえば極めて複雑な味だが、何を食べたのだかわからなくなる。そして、店員達がにこやかに歌ってくれる。正直言って、彼らの笑顔が俺には眩しすぎて痛い。それでもここのアイスクリームは美味いと思う。

赤レンガ倉庫

  • 2007年10月17日

ランニングを再開した。なまりきった体と、腰のまわりについた贅肉を落とす為だ。これでも去年はアイアンマンに出場したんだ。そう思っても気持ちだけで、体は全くいうことを聞かない。僅か数ヶ月で身体つきというのは変わるものだ。僅かな距離を走るだけでも、足が重くなり息が苦しくなる。オフィスの周りには素晴らしいランニングコースがある。オフィスからおよそ10分で赤レンガ倉庫に到着する。学生時代にここに来たときにはまだ廃墟であったが、みなとみらい再開発で綺麗に生まれ変わって久しい。ここを通り過ぎて、海沿いの柵にタッチしてから左回りで遊園地へ向かう。別に入場料を取られるわけでもない小さな遊園地の中を通り過ぎて、運河沿いを走る。行程およそ5km。30分ほどの短いランニングだが、コンピューターと睨めっこしていると浮かばなかったアイデアがひらめいてきたりするから、いい気分転換になっている。

秋 山 海

  • 2007年10月15日

最近は週末も祝日も関係なく働いている。運動する機会が減ってしまい、体がすっかりなまってしまっている。これじゃいかん。いつの間にか急に秋が訪れている。運動せねば。というわけで、日曜日には朝6時に起床して、山に走りにでかけた。トレイルランニングである。湘南でも葉山・鎌倉辺りには絶好のトレイルランニングコースが複数点在している。本日のコースは三ヶ丘とよばれるショートコース。急な登り。鼓動が早くなり、汗が滴る。山頂からは江ノ島は勿論伊豆半島まで眺められる。反対側は東京湾を越えて房総半島までみえる。私は、誰もいない早朝の山を一人で走るのが好きだ。しんと静まり返った緑のトンネルを走る爽快感は味わったものにしかわからない。たまに反対側から同じように一人で走っている人とすれ違う。山の中では皆が挨拶を交わす。単にマナーの問題ではなく、自然の中にいると、人は穏やかな気持ちになるのだと思う。
私の好きな詩に中原中也の、「お天氣の日の海の沖では」というのがある。
青いまま熟すことなく去ってったボヘミアン中也。
(前略)さうして働いた幾年かの後に、                       
人は死んでゆくんですけれど、                       
  死ぬ時思ひ出すことは、多分はお天気の日の海のことです 

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ソトコト 100号記念 シンポジウム

  • 2007年10月12日

草月会館で催されたソトコト100号出版記念のシンポジウムにご招待いただいた。
環境問題に積極的に取り組む企業や、政府金融機関、環境省の方々が多数出席され、プレゼンテーションをしてくださった。個企業の具体的な活動も興味深かったが、排出権取引についてのパネルディスカッションは大変面白かった。小黒編集長の辣腕がソトコトをここまで大きくさせてきたのだろう。当社はいまだお客様との取引では排出権を取り扱うことを控えている。その効果に対して確証を得るまでは自社での取り組み以外は扱わない方針である。しかし、全面的に否定しているわけではない。むしろ、様々な意見やデーターを収集している。大変貴重なご意見を拝聴できたのはとても有難かった。
日本における環境問題に立ち向かうためには大きなムーブメントを仕掛ける必要がある。ロハスという言葉を含め、ソトコトが社会に与えてきた影響は大きい。イニシアティブをとる豪腕が、ムーブメントを引き起こす起爆剤には欠かせないのだと思う。シンポジウム終了後のレセプションでは、様々な方々とお話しする機会があった。
残念ながら環境保全に取り組むNGOや企業も全体から見ればまだまだ小数である。こうして出会えた方々と情報交換を含めつながりを持てる機会を与えてくれたことに感謝したい。

波の音

  • 2007年10月10日

湘南にある家からは海が見える。ベットからでも海が見える。とても恵まれた環境だと思う。海沿いではない。山の中であるが、それでも風が強い日には波の音が大きく聞こえる。
自然を感じて生活が出来るというのは現代人にとっては贅沢なのかもしれない。
湘南には古くからやっている魚屋が点在している。裏通りだって立派に営業している店が多い。

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酸っぱいコーヒー

  • 2007年10月07日


味にはうるさくない方だと思う。いやむしろ味音痴なのかもしれない。アンチグルメと自称しているのも味覚が発達していない事が分からないようにするための隠れ蓑である。
そんな小生でもちょっとした拘りがある。それはコーヒーについてである。小生のCPU処理スピードは遅い。朝には大量のコーヒーを飲まないと起動すらしない。アンチグルメであるから大概のコーヒーは黙って美味しそうに戴く。秘書さんが入れてくれるコーヒーも毎日美味しく戴いている。
小生の拘りは、コーヒーの淹れ方にある。一応写真のようなMelttaの電動式コーヒーミルを使っている。コーヒー通は手挽きのミルなんて使っているらしいが、小生は断然電動式である。それにはきちんとした理由があるのだ。コーヒー豆は挽きすぎてはいけない。電動式コーヒーミルはボタンを押すと、凄い勢いでモーターが廻りあっという間に挽きすぎてしまうのだ。小生は、ちょこっと押すのが好きだ。しかも2回か多くても3回しか押さない。もう一押しという気持ちをあえて抑える事に快感を覚える。これは美学であると思う。蓋を開けたときの匂い。堪らなくいい匂いだと思う。
コーヒー通はペーパーフィルターに自分でゆっくりとお湯をかけるらしいが、江戸っ子のおいらは気が短いし、「コーシー」に関してはあたらし物好きである。これまたMelttaの最新式のコーヒーメーカーを使っている。まるで手で入れるが如く注いでくれるのである。しかも大量に作ってくれる上に保温までしてくれる。ことコーヒーに関しては文明の利器は素直に享受してしまうことにしている。実は豆にはあまり拘りがないのである。オーガニックコーヒーを飲めば美味いと思うし、他のを出されても美味いと思ってしまう。我ながら節操がない。しかし、酸味の強いコーヒーは苦手である。実は数度強烈な酸味のコーヒーを飲んだことがある。以前サラリーマンをしていたときに、オフィスにはコーヒーメーカーが置いてあり、いつでも飲むことができた。いつものように朝一番でコーヒーを取りにいった。これがないと思考能力が半減しているからだ。大概のコーヒーは許せる小生であるが、その時のコーヒーはなんとも言えぬ味がした。酸味が強いのではない。酸化しているのである。しかも妙にぬるいし。そうなのである。何のことはない、前に作ったコーヒーの残りがまだポットの中に入ったまま、保温されていたのだ。運悪くその朝は、週明けであった。しかも3連休のあとである。それ以来コーヒーを飲むときにはいつでも、まずは鼻でくんくんと匂いを嗅いでから飲むことにしている。