Rainy Sunday

  • 2008年06月29日

今日も湘南は雨。
先週は仕事が忙しくて海に入れませんでした。
洞爺湖サミットもいよいよ直前です。
カーボンフリーコンサルティングの仕事も忙しくなってきました。
2週間分のDETOXをするのは今日しか時間がとれません。
ウエットスーツを着込んで、誕生祝いにもらったカーボン製のパドルで沖に出ます。
雨が降っていても波がなければ問題ありません。
海から眺める山々は霧に包まれています。波の音、風の音、雨の音。気持が休まります。
沖に出たら、ボードから海に飛び込みます。
そこからはクロールで岸に泳いで帰ります。
足首につけたリーシュコードでボードは牽引します。
これでもかつてはアイアンマン。少しは泳げます。
僅かな時間ですが大切な時間です。
熱いシャワーを浴びコーヒーを飲んで寛ぎます。
さあ出発。
横浜のオフィスで仕事です。
港町も雨で濡れています。
今夜は銀座で会合です。
スケジュールが合わなかったため日曜日になってしまいました。
老舗の筑紫楼。私のイメージしていた古い店はすっかり新しくなっていました。
2年ほど前に移転したそうです。
相変わらずフカヒレは最高の味でした。
会食が終わっても激しい雨。今日はずっと雨ですね。

bluesand

  • 2008年06月25日

まだ水曜日です。
今週は毎日大きな案件を約定させていただいております。
再生可能エネルギーの排出権を使ったカーボンオフセット案件の比率は高いのですが、最近では植林と組み合わせたHYBRID型も増えています。
どれをとっても日本初なんて言えるのでしょうけれども、それはお客様に公開するかどうかのご判断はお任せしております。
世の中には善行を人知れず実施する方も多いのです。この仕事を始めてとても勉強になりました。弊社は縁の下の存在で居続けたいと思います。私たちのような業種は会社名や個人名を前面に出すような仕事ではありません。
そんなことはどうでもいいのです。
それよりもプロとして全力で向き合ってきちんとした中身のある仕事をこなすことに精一杯であるべきなのです。
そうすれば仕事ができた時でもできなかった時でも納得ができるのです。どこかで手を抜いていたり、Value Addがない仕事などいくら数多くこなして儲かっても自分自身は偽れないからです。代表として唯一示せる姿勢はそれだけなのです。残念ながら私の能力が足りないせいでしょう。
幸いな事にスタッフ全員が同じ考えをシェアしています。
しかし、今日は特別です。今日の出来事はスタッフ全員でHigh Fiveしてしまいました。
馬車道でタパスとシャンパンで乾杯しました。
皆の努力が実を結ぶ瞬間というのは素晴らしいですね。
スタッフがお互いを尊敬しあえる会社。いつの間にかにカーボンフリーコンサルティングはいい方向に向かっています。
私は本当に恵まれていると思います。
何があったか?
うーん。
謙虚という名のリュックを背負って歩かないといけませんね。
彩りの横石さんから教わった言葉です。

just a little bit

  • 2008年06月23日

月曜日
週末が雨だったせいかのんびりと過ごし身体を休めることができました。
朝一番で排出権取引。排出権の目利きとして様々な排出権と比較検討を行っています。
今日も良質な物を取引できました。
休む間もなく雑誌社がインタビューに来られました。
当社は排出権にかかわるコンサルティング全般を行っています。
そして植林事業も自ら手掛けています。
毎度同じ事をご説明しているのですが、業務内容が広い事に驚かれます。
やはり類のないユニークな会社なのでしょう。
私はCarbon Freeな世界を目指しています。排出権もCarbon Offsetもそのための有効な手段ですが全てではなりません。
大規模工場まで対応できる測定能力が当社の特徴ですが、排出した分きっちり相殺するというCarbon Offsetではなく、Carbon Minusまで持っていかないとならないと考えています。
例えて言うならば、お花見に出かけたら、自分の出したゴミの後片付けをするのは最低限のエチケットだとおもいます。しかし、それだけでは貢献していません。お花見に行かなければゴミは出なかったからです。まわりのゴミを拾うとか、桜に肥料をあげるとか。。。って、そんな人はいないだろうな。まあできることは限られているかもしれませんね。喩になっていませんね。
しかしこれほどまでに急速に排出量が増えているのですから、相殺だけではなくそれ以上減らすような貢献を心掛けないといけないとおもいます。
Step by Step. まずは自分でできることから着実に。
Staff & Supporter Blogに遠くルワンダからヤトロファについて書き込みをいただきました。カーボンフリーコンサルティングが支援を始めた事業です。今後が楽しみです。

Naughty forties

  • 2008年06月22日

気がついたらthe dirty thirtiesが終わっていました。
BEACHのワインバーに出かけたら友人たちがサプライジング・パーティーを開いてくれました。
ケーキの上にはnaughty fortiesの文字が。

日本だと不惑の年。英語では fabulous fiftiesと続き60代は確かSinging かDancingだったような。とにかく明るい表現ですね。

プレゼントにスタンドアップサーフィン用のカーボン製のパドルをいただきました。とにかく軽い。一番長いサイズを選んでくれていたのもありがたいです。ベッドに入れて寝ようかと思ったけどちょっと硬すぎました。

友人たちが寄せ書きをしてくれました。
新しい事を始めました。すると様々な出会いがありました。乗り越えなくちゃならない壁もどうしても出てきます。苦労してみんなで乗り越えてきて、そして知らない間に絆が生まれていたようです。
振り返らずに進んできた10年。自分の無力を痛感する日々ですが、それでも何一つしてこなかったわけじゃなかったようです。
It is not a giant step but it is not the only one.
雨の湘南。Norah Jonesを聴きながらゆっくりと過ごします。

Co-benefit

  • 2008年06月21日

カーボンフリーコンサルティングが大変お世話になっているIGESのフォーラムでIPCCパチャウリ議長のお話を聞かせていただきました。しかも地元横浜です。
ノーベル平和賞授賞式で報道されたのでお顔をご存知の方も多いと思います。私は環境問題で第一人者の彼のお考えを直接伺いたかったのでとてもいい機会をいただきました。
単に二酸化炭素を減らすことが最優先ではなく、特に発展途上国の方々の生活を考える取り組みを重要視されていました。
フォーラムのキーワードはCo-benefitでした。京都議定書の6%目標とか、2012年に終わる第一約束期間も勿論大切なのですが、最終目的は地球温暖化を防止することです。
パチャウリ議長は一緒にいろいろなことを取り組まれているゴア氏の言葉を引用されていました。次の世代の人々に「前の世代は何をやっていたのだ、と非難などされたくない。懸命に努力してきたのだという姿勢を伝えたい」という言葉が印象的でした。
パチャウリ議長はTERIでのプロジェクトを紹介してくれました。
Lighting a billion lives
世界には電気のない生活をしている人々が大勢います。インドではその数は人口の30%を超えています。人々に明かりを。その明りは太陽光で。
素晴らしいプロジェクトだと思います。
IGES白書は読みごたえがありました。特にREDDやバイオ燃料に関する章は参考になりました。素晴らしい研究をされています。昨日行われた森林総合研究所のフォーラムの議題でもREDDが取り上げられました。残念ながらREDDのシステムを完備するにはまだまだ時間がかかりそうです。
環境=GREENというカラーが定着しています。GREENとは樹木や草をイメージされる方が多いのではないでしょうか?何故新規植林・再植林のCDMが世界で1件しか認められていないのでしょうか?REDDのシステム作りにはまだまだ時間がかかってしまうのでしょうか?技術的な問題が多く存在しています。森林総合研究所のフォーラムもIGES白書でもCDM制度の今後の課題が指摘されています。制度の充実を図るのは大切です。しかしパチャウリ議長が述べられたように我々には時間がありません。目線を今一度確認し、地球温暖化のために有効な手段であれば率先して取り入れる仕組み作りを優先していかなくてはならないのではないでしょうか?そんなことを再確認させられました。

ラジェンドラ・パチャウリ 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長
1981年よりエネルギー資源研究所(TERI)の所長を務める。2002年に気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長に選出される。IPCCはアル・ゴア前米副大統領とともに2007年ノーベル平和賞を受賞した。気候変動とその政策面に関する様々な国際フォーラムで活躍し、2006年にはフランス大統領よりフランス最高の勲章「レジオン・ドヌール勲章オフィシエ賞」を授与されるとともに、科学・技術分野における活動を賞して2008年にインド大統領より国民に与えられるものとしては第2の勲章を授与された。現在、インド首相府の経済諮問委員会のメンバーも務める。生産工学、経済学博士。

(IGES HPより)

Shoot The Moon

  • 2008年06月19日

水曜日
朝からプレゼンテーション2件。午後はForest Actionで講演。今日は地球緑化クラブの原さんと二人で各一時間。参加者からは盛んにいろいろな質問をいただきました。
15年以上砂漠で活動されてきた方の経験に基づいた話は大いに参考にしていただきたいと思います。
私はCDMについてちょっと小難しい話をさせていただきました。カーボンオフセット検討委員の方もご参加いただきました。ありがたいことです。
カーボンフリーコンサルティングでは排出権の販売やカーボンオフセット商品の開発を行っていますが、もっと河上に翻ってCDM申請のコンサルティングも重要な業務です。
英語能力のほかにもさまざまな専門知識が求められ、時間も手間もかかる仕事です。私はこういった仕事が実は好きなのです。そこにはきちんとしたVALUE ADDがあるからです。
9時過ぎにやっと帰社。
横浜に帰ってくるとほっとします。
窓の外から聞こえてくる音は船の汽笛。月が綺麗です。
「遅くなっても今日中に提出します」と約束している件があり、言ったからには日が変わる前にはきちんと提出しなくてはなりません。そういうわけでまたしても帰宅は遅くなってしまいました。
木曜日
愛知からわざわざお越しいただいた方とBrain Storming Meeting。多くの方が遠方からお越し下さいます。
皆さん試行錯誤しながらビジネスチャンスを探されています。こういう考える時間を楽しいと思えるかどうかはベンチャー起業家としての資質の一つとして重要なのではないでしょうか?
続いてトレーニー希望者が来社。明日から出社してくださることになりました。
今までは食事もトイレも体にチューブをつけて行いたいぐらい忙しい日々が続いていたのでこれで少しは人間らしい生活ができる。と、新しい人が入る時はそんな期待をしてしまいます。実は何故か新しい人が入るとそれだけ仕事も増えてさらに忙しくなることはわかっているのになあ。皆で体にチューブを付けることにならなければいいのだけれども。
この状態は何とかしなければなあ。夏には学生数名のインターンの受け入れも決まりました。
いつの間にか多くの方々が出入りする会社になってきました。ありがたいことです。
NYの友人から電話。マンハッタンでも起業家予備軍のための勉強会や異業種交流会があります。タイミングが合えばそちらでもお話しさせていただくことにしました。後続の見本になるような社会起業家のビジネスモデルにしたいと思います。日々精進

Stationery

  • 2008年06月16日

オフィスの事務用品にもちょっとした遊び心があると職場も明るくなります。
カーボンフリーコンサルティングの電話機はamadana製。細身なのにハンズフリーや留守電、転送機能など盛りだくさん。白いボディの裏はベージュの革製です。

同じくコーヒーメーカーもamadana製。 取っ手の部分が木製です。

コーヒーカップもほどほどカラフルに。

置時計は間伐材利用の60年代風。

壁の時計も間伐材を一部使用したモダンなデザイン

USB Memory

  • 2008年06月16日

愛用しているUSBメモリーはSWAROVSKIの製品。ネックレスにしか見えないが1GBの容量があります。
1GBあれば大方のプレゼンの資料やスプレッドシートなどは入ってしまいます。
ラップトップを持ち歩くのが苦痛の時はこれ一つで出かけることができます。一年以上前になりますが東京ミッドタウン3FのIdea Digital Codeでこれを見たときにはすぐにピンときて購入してしまいました。


センスのいいショップだなと思っていたら、先日機会があって、運営されている イデアインターナショナルの橋本社長とお話をさせていただきました。
バイタリティ溢れる方でした。
毎日いろいろな方とお会いする機会があります。またいい出会いがありました。

Hundred fifty

  • 2008年06月15日

土曜日。150名の学生の前でセミナー。私が学生だったときには企業へのインターン制度などほとんどなかったし、意識もしていませんでした。近ごろの若い者は。。。。の後には私は「極めて優秀です」と付け加えるようにしています。有名大学の学生の多くはベンチャー企業への就職や自ら起業することを考えています。日本におけるエリート象は何年も前に大きく変わってしまったのでしょう。
一昔前は東大を出て銀行や省庁といったところが王道でしたでしょうか?
ちょっと前までは外資系金融やIT企業でしょうか?
多くの省庁の不祥事が発覚し、銀行が潰れ、外資金融が儲からなくなり、IT長者が凋落した現代。一流大学を出て知名度の高い会社に勤めれば成功だという単純な構図の社会は変化し、そして混沌とした様相を呈しています。
今の学生は何を目指していけばよいのでしょうか?
老婆心ながら心配してしまう時もあります。
幸いな事に多くの学生と接する機会があります。生の声を聞くととても励みになります。なかなかどうして彼らには夢があり熱い志を持った学生がいっぱいいるものです。
私の会社にも多くの学生がインターンの申し出をしてくださっています。とてもありがたいことだと思います。若い方々が夢を持って働けるビジネスモデル。
IPOを目指す会社でもないし、NPOでもない。社会貢献しながら収益も追及する。
まだアメリカの東海岸で産声を上げた社会起業家というビジネスモデルも10年しかたっていません。
カーボンフリーコンサルティングは社会起業家のモデルになるような会社になっていきたいと思います。

Brasserie La・mujica

  • 2008年06月15日

湘南の仲間達と目白駅前にオープンしたブラッセリー ラ・ムジカに集合しました。
カジュアルフレンチが好きなのです。一人でもはいれるようにカウンターがある店。
毎日食べても飽きないような塩加減。リーズナブルなワインリスト。そして何より胃袋を掴まれるような感覚。料理がうまいと話も弾みます。料理と酒の組み合わせが絶妙な時にはあっという間にボトルは空いていきます。シャンパン、ブルゴーニュの白、ロワールの赤、そして羊のワイン煮込みに合う締めはボルドー。またすぐに行きたくなる店です。
金曜日の夜。湘南に向かう電車は座れません。皆で立って帰る間に酔いもさめます。そしてローカルでもう一杯。 今週はよく飲みました。