SAIYA-SAIYA

  • 2008年08月11日

肩が痛いです。
急遽神輿をかつぐことになりました。

周りを見ると肩に瘤が盛り上がっているつわもの達。そんな中に混じらせてもらいました。
威勢のいい掛け声。炎天下で重い神輿をかつぐと直ぐに汗が噴き出てきます。
そのまま海岸にでてかつぎながら海に入るのが湘南流。なかなか気持ちがいいものです。

Summer Vacation

  • 2008年08月10日

ハワイが好きな人は多い。私の住む湘南にはハワイ好きが本当に多い。
私も夏休みを取りたいなとは思っているのですがどうなる事やら。
いつかゆっくりと遊びに行きたいものです。
これほど愛されているハワイですが、実はハワイ王国と日本とのかかわりを知らない人は意外に多いようです。
明治政府は1881年にハワイ王国の方から日本との連邦化の提案を受けていました。
赤坂離宮で明治天皇とハワイ国王が会談した際に幾つかの提案があり、その一つが姪のカイウラニ王女と依仁親王との縁談があったのです。
日本政府は国力増強に努めている明治新政府にはそこまでの余力はないとして表向きは断ったのですが、当時の日本はアメリカとの対立を避けるために断ったのが本音なのでしょう。
その12年後の1893年にハワイ王国は滅亡しました。
アメリカの軍艦ボストンが宮殿に砲口を向けて、あのアロハオエを作ったリリウオカラニ女王を幽閉して、王制を廃止させました。
日本政府は巡洋艦浪速と金剛をホノルル港へ派遣し、軍艦ボストンを挟み込んで停泊しました。
浪速の艦長であった東郷平八郎は米国の行動に対して毅然と抗議の姿勢を示しました。
私にはハワイ王国が日本と連邦を組んでいた方が良かったのかどうかはわかりません。
歴史しか証明するすべはないはずです。しかしNoと言える日本の外交がその昔ハワイで繰り広げられていたのです。
夏休みをとれない私は平和の祭典オリンピックのテレビ鑑賞でもすることにします。
その裏側で、グルジアではとうとう戦争状態に入りました。
ピーチン首相は北京からそのまま隣の北オセチア共和国に飛びました。
CNNではすでに瓦礫と化した州都を報道しています。
いつになれば紛争が世界からなくなるのでしょうか?

a thundercloud

  • 2008年08月09日

蝉の鳴く声で目が覚めました。クーラーも無い遮光カーテンも無いので朝は早く目が覚めてしまいます。朝からけだるいのは夏バテのせいでしょうか。

海に行くことにしました。お気に入りのスタンドアップパドルに乗ることにしました。
パドリングで沖に出ました。波のない穏やかな海です。
手足を海に浸けて甲羅干しです。ボードに波のあたる音。遠くから蝉しぐれ。短い夏を五感で味わいます。
遠くでゴロゴロと音がします。まさか?そうです。雷です。隠れる場所のない海上からはすぐに撤収です。安全が第一です。
今週は雷によく遭遇します。火曜日は横浜で猛烈な雷雨がありました。オフィスから一歩でも出ようものなら全身ずぶ濡れです。そして雷がいつ落ちても不思議ではないので出られないのです。
福岡の山中でも猛烈な雷雨にあいました。間近で雷の凄い音が響き生命の危機を感じました。そして湘南でも雷にあうなんて。どうしたものでしょう。猛烈な晴れ男を自負していましたが効果なしです。

カーボンフリーコンサルティングは現場をきちんと見て測定を行います。
福岡でも工場での測定を行っていたのですが、幸いな事に終了とともに雷雨に襲われたので大して濡れずに済みました。
私は工場に出かけるときにはスーツにネクタイを着用しています。どんなに暑くてもどんなに埃が舞い、足もとが悪い所でもその恰好です。
これは私なりのプロとしての流儀なのです。汗だくになって現場で働いている方々へのせめてもの敬意だと思っています。
工場だけではありません。自分たちの植林地は勿論、温暖化の悪影響が進んでいる地域にもスタッフとともに出かけます。現場重視なのです。現場を見なければ始まらない事は数多くあります。
地球温暖化防止の作業はデスクワークだけでは決して成り立たないのです。
今年の夏はどれだけの汗をかくことができるのでしょうか?

FUKUOKA

  • 2008年08月07日

出張で福岡に来ております。こちらも暑いですね。それでも町を流れる川のお陰か風が流れているので助かります。
この町に来るのは本当に久しぶりです。
今から18年前に初めてこの町にやってきました。当時は駆け出しでやる気ばかりが空回りし知識が追い付いていない状態でした。福岡にある不動産数棟を、ケイマン諸島に作った特別目的会社に移管し信託銀行を使って証券化を行ったことがあります。今でこそ大した仕組みではありませんが当時は全くの手探りで何の文献もない状態で、上司の指示に基づきこの町を奔走していたことを思い出します。あの時もこんなに暑い夏でした。
時代の流れは速いものですね。当時の面影が大分薄くなっています。

市庁舎の西日が当たる窓には全面朝顔のグリーンカーテンがされていました。
またすぐ近くの商業ビルには一つの側面に何と3万本の樹木が植えられていました。一周すると30分もかかります。近代的なビルの側面には鳥が住み、蝉しぐれが聞こえます。共存が図られていて周囲の景観にも溶け込んでいました。メンテナンスは大変でしょうが、こういった建物や取り組みがもっともっと全国に広がってほしいものです。
排出権取引もカーボンオフセットも地球温暖化防止のための一つの手段に過ぎません。カーボンオフセットの前にやらなければならないこと、できることはいっぱいあるはずなのです。

博多は食べ物がおいしい町です。モツ鍋、水炊き、豚骨ラーメン。五島饂飩、明太子などなど。私は明太鰯が好きです。そして酒もおいしいのです。いやいや出張です。
お仕事で来ています。
名物の屋台も今後は姿を消していくことになりそうです。営業譲渡が禁止されてしまったので、一代限りになるそうです。

横浜駅西口の屋台。同じく川沿いにあります。不思議と落ち着きます。
桜が満開の時期の神社にある屋台。私はお花見も好きですが桜を眺めながら飲む酒はもっと好きです。

Endless Summer

  • 2008年08月03日

日曜日。一週間我ながらよく働きました。猛暑にスーツを着る機会も多く大量の汗を流しました。昨晩はベッドに倒れこみ朝目覚めるまで深い深い眠りに就きました。朝起きると蝉の声。一週間分の疲れをDetoxするために海に行きました。
今日は風があげており午後には波が出てくるようです。海辺の細い道は大渋滞。
こんな日の移動は自転車に限ります。
オフィスに置いてあるのはカーボンフレームのトライアスロン仕様のレーシングタイプとミニペロに分類されるALEX MOULTONです。今日はSCHWINNのハードテイルのマウンテンバイクに乗りました。さすがにスピードは出ませんが海岸通りを走るには快適です。

近所の鞄職人の知人に注文していた鞄が出来上がってきました。ストライプ。ラップトップも入る大きさなので、移動にはぴったりです。これは使えると思っていたら、友人・知人も皆彼に頼んでいたらしくお揃いになってしまいました。

私の周りには海を愛してやまない人たちが大勢います。海辺で育った人、学生時代にライフセービングをしていて海に居ついてしまった人、カヌーやカヤックが好きで好きで等などみな理由はそれぞれですが一日中海に浸かっていたい人たちです。
彼らとみんなで旅行に行こうよという話をすると、ではxxx島に行こうとか、結局は海辺の街を選んでしまいます。皆大人になっても海から離れて生活することができないのです。素晴らしいことだと思います。しかし海での仕事を探すとなるととても業種は絞られてしまいます。漁師、ヨットハーバー、海辺のレストラン、港湾関係・・・・どんなに海を愛していても実は仕事は限られています。私は海辺のスポーツのプロが、プロとしての知識や経験が生かせて収入が得られる場所がもっとあるべきではないのかなと思います。BEACHにはそんなプロ中のプロが集結しています。
今日は波が高くなってきたので、沖までペドリングして、手足を海に浸けて甲羅干ししていました。今年は特に水温が高くクラゲの出が早いそうです。海辺の街で暮らす人々は自然の変化にとても敏感です。
短い夏です。どうぞ皆さん楽しんでください。

VINE YARD

  • 2008年08月02日

ささやかながら自分の果樹園を持っています。勿論、本業ではないのできちんとした手入れもできず多品種少量の小規模なものです。約100坪。何年も前から放置されていた荒れ地を自分で開墾しました。
白桃、杏、さくらんぼ、梅、ユスラウメ、レモン、グレープフルーツ、山桃、グミ、柿、オリーブ。混植といえば混植ですがこれだけ違う品種が高温多湿の湘南で育っているのは生命力の強さを感じさせます。
そんななかで一番弱くて手がかかるのに気に入っている気があります。それは葡萄です。
ブドウは3種類のフランスワインの品種を植えています。カベルネソーベニオン、メルロー、そしてソーベニオンブラン。

一般的にブドウは比較的涼所な雨の少ないところで栽培されています。それでも熱帯地方や高山で栽培できた例もあるので不可能ではないのではないかと思い4年ほど前に植えました。残念ながら農薬を撒かないので既に半分は枯れてしまいました。葡萄はとてもデリケートなのです。殆どが虫にやられました。注意深く見守っていれば虫も退治できるのでしょうが、これでも仕事をしている身なので四六時中見ているわけにはいきません。
それでも生き残った葡萄たちは今年も蔓を伸ばしぐんぐんと成長しています。
果樹園が楽しいのは、花も実も楽しめることです。野菜畑はそのほとんどが単年草です。果樹は長い年月をかけて育っていくのです。実の三分の一は自然落下してしまいます。虫たちの貴重な食料になります。三分の一は鳥や動物達の餌になります。どういうわけは熟れ時をきちんと把握しており、翌朝収穫しようと思って油断すると朝には種しか残っていない事もあります。人間だけでなく動物達もおいしいものが好きなのでしょう。残りの三分の一が人間がいただけるものです。実をもぎ取ってその場で食べる。大地のエキスを今の今まで吸って生きていた実を頬張るとなんだか元気を分けてもらっているような気になります。これだけ様々なお菓子が氾濫しているにもかかわらず自然の果実が一番おいしく感じてしまうのは何故でしょう。果樹達にとっては子孫繁栄のためにその実を遠くに運んでもらえる媒体を探しているのです。鳥や動物達が実を食べ糞として別の場所に種を残す。ある意味粘土団子の栽培方法は動物達は自然と行ってきたのでしょう。

HANABI

  • 2008年08月01日

金曜日夜7時15分
突然爆音が響きます。大きな歓声がカーボンフリーコンサルティングのオフィス内まで聞こえてきます。横浜港を望む当社のオフィスからは花火を見ることができます。
洋上越しに見る花火も中々いいものです。
国際港には飛鳥2世号が泊まっています。重低音の汽笛が今宵はよく似合います。
花火は何度見てもいいものですが、今までで味わい深かった花火は何だったかちょっと振り返ってみました。
幼少のころは近所の豊島園という遊園地で毎週土曜日の8時15分から打ち上げられていたのを見ていました。私が見た初めての花火です。
尾道でみた花火も忘れられません。山際から満月が昇ってきてその横に花火があがる。何とも幻想的な風景でした。
マンハッタンのイーストリバーの花火は大規模です。しかもエレクトリック化されており極めてハイテクなのです。川から眺める花火も美しいものです。
湘南の花火はゆっくりとしています。皆浜辺で横になってビール片手に眺めています。
もう少し横浜港の花火を見ていたいのですが、これから都内で打ち合わせです。おっと遅刻遅刻。