Jatrophajp

  • 2008年09月03日

今日は遠いルワンダからlilioさんが遊びにいらしてくださいました。
以前スタッフブログで紹介させていただいた通り、弊社が参画させていいただいているルワンダにおけるジャトロファ栽培事業の責任者を務めていらっしゃる方です。
http://ameblo.jp/carbonfree/page-3.html
もうジェノサイトから14年も経つのですね。復興に向けた丘の国ルワンダではまだ電気が通っている比率は10%にすぎないそうです。食料を圧迫しないジャトロファの栽培は軽油代替の燃料を生み出すだけでなく、雇用の創出など様々な効果があります。
ルワンダではジェノサイト時に国土の半分の森林が伐採され大幅な森林減少がみられています。
法律で伐採禁止したのですがそのために燃料が不足し、薪を採る時間が大幅に増えてしまったために生活にも様々な影響が出ているそうです。
ジャトロファの将来性は高いと考えます。
引き続きカーボンフリーコンサルティングではジャトロファ事業を中心とした化石燃料使用削減のプロジェクトを支援してまいります。
CDMとして認められればよいのでしょうが、そうでなくても構いません。
地球温暖化防止に役立つことは、排出権として認められるか否かがすべてではありません。
まったく同じ内容のプロジェクトでも国が違えばDNAすら存在していない国においては莫大な労力を要してしまい排出権を生み出すことは事実上不可能な事が多々あるのです。
京都の約束も大切ですが、目線は常に「地球の温度の上昇を防ぐこと」に置くべきではないでしょうか。
当社の取り組みはそのような判断基準で行動しています。
左から三人目がlilioさんです。