Seminar

  • 2008年09月12日

本日は林野庁 海外林業協力室 渡辺 達也 課長補佐をお招きして「CDM植林の概要と途上国の森林減少について」ご講演を賜りました。
満席になり急遽参加人制限数を増やさせていただいたのですがそれでも満席の状態でした。
人数だけではありません。いらしてくださったセミナー参加者の熱意と知識は相当なレベルでした。
関心の高さがうかがえます。
カーボンフリーコンサルティングはCDM申請全般のコンサルティングを行っていますが、特にCDM植林は難解で認証されるためには乗り越えなくてはならないハードルがあります。
だからこそ正しい知識に基づいて実施しないといけないのだと思います。
当社はわからないことがあれば直ぐに林野庁に相談に伺います。
ヘルプデスクはいつも適確にそして親切にお答えしていただけます。
皆さんもCDM植林やREDDについて不明な点があればヘルプデスクに連絡をされることをお勧めします。
制度をきちんと把握しないでやみくもに植林を進めることはとてもリスキーだと思います。
きちんとした植林の普及が、永続性を確保する方法を確立し、植林による地球温暖化防止の信頼性を構築
するのだと思います。
植えるだけでは炭素固定化は図れません。枯れればメタン排出の可能性もありますし、燃やせばCO2を排出します。
きちんと管理し、木材等としての出口を見いだせれば、雇用促進のみならず様々なコベネフィットを産みます。
炭素固定化目的のための正しい植林方法の構築・普及のために一層のご尽力をお願いいたします。