二回目の現場

  • 2011年03月20日

Challenge To Change Japan
昨晩遅くに震災後2回目となる支援現場から戻りました。
本プロジェクト http://carbonfree.co.jp/app/topics/index.php?id=47
にご協力いただいている各団体様には心より御礼を申し上げます。
引き続き相互連携を取り効果的な支援を行うよう一層頑張りましょう。
グローバルテクノスの梅沢社長とプロトレイルランナーの石川弘樹さんとご一緒させていただきました。
凄惨な被災地の中で挫けそうになりながら共に働いた事は決して忘れません。
4tトラック等数台による大型輸送により宮城県石巻市や女川町の多くの被災者に物資を供給できました。現場に向かう途中に石巻の病院からSOSの連絡がありました。あと一日で食糧も燃料も底をつく状態で400名が避難していました。とても寒い夜です。どんなに辛い想いをされていたのでしょうか?
石巻市だけでも110の避難所があります。それらにくまなく情報収集して物資を運搬するのはとても大変な作業です。NGO/NPOの力なくしてできません。
また人命救助ならびに人道支援におきましては専門知識を有しなければならない事が多いため2次災害を防ぐ意味でも以下の組織編成が不可欠だと思います。
支援物資確保
搬出ルート岐路ルート確保
運搬
搬出搬入人員
現場での自治体、自衛隊、避難所との連携
ファンドレイズ
地震、津波、原発などの情報
緊急指定車両しか入れない高速道路。そのガソリンスタンドでさえ給油できない状態でした。ガス欠になりそうな不安を抱えながら残り5リットルのところでようやく給油できました。買い占めの影響で必要な物資を運ぶのにも苦労しています。また原発の影響で運搬作業をする方が大幅に減っている為現地に物資が届けられなくなっています。このことにより多くの人命を失っています。放射能の問題も勿論問題ですが、現実問題として物資の遅れは人命に直接関わってくる物です。一刻も早く改善して欲しいと思います。
日本財団、全国産業廃棄物連合会青年部協議会に御礼申し上げます。
また現地で頑張っている自治体の方々、テントで泊まり込んで作業するピースボートの方々。
引き続き一人でも多くの方々の役に立つように一緒に頑張りましょうね。