清渓川

  • 2008年01月21日

極寒のソウルに出かけてきた。
2月25日に2008年2月25日に第17代大韓民国大統領に就任する予定である、大阪生まれの李明博氏の偉業を見てきた。李氏は2002年にソウル市長となり、20万人の人々を説得して清渓川(チョンゲチョン)復元事業を実施した。勿論理解を得るために幾度となく討論会やセミナー等を実施したそうだ。それでも交通渋滞やそれに伴う景気後退を危惧する人々に猛烈に反対された。経済優先の都市開発と環境配慮の都市空間整備という大幅な方針転換であるから容易に想像できる。完成後の国民の反応は7割がた賛成だという。

日本の都市部と同じようにヒートアイランド現象で苦しんでいたソウル市内を夏場の平均で3度下げたといわれている。川の流れによる冷却効果だけでなく、周辺の緑、そして高架道路の撤去は風が抜ける道を中心部に通したのである。また、渋滞緩和のためにバス専用レーンを設け、バスのスムーズな運行と路線・本数を増やすことにより車を利用するよりも公共の交通手段の利用者を増加させた。

日本は不況になると公共事業に金をばらまく。ニューディール政策を手本にしているなどという人がいるが、一体何の話をしているのだろうか?テネシー渓谷開発を主体とした政策は1933年の話である。しかも回復の兆しは限定的であり、政策のいくつかは最高裁で違憲判決まででている。本格的な回復は軍需増大を待つしかなかった。ケインズ自身が、「私の説の正しさを証明できるに十分なほどの財政支出は、戦争でもない限り不可能だ」と言っているではないか。

日本橋の上には高速道路が通っている。横浜を流れる中村川から元町の堀川にかけても川の上を高速道路が通っている。
繁華街を流れる清渓川は美しい。野鳥が訪れるようになった。そして市民に愛され守られ川は市民の憩いの場となった。

確証が持てない再生紙を使うよりも、カーボンオフセットペーパーはいかがですか?

  • 2008年01月21日

報道されているとおり、古紙割合に関して不透明な部分が払しょくできない状態です。大変残念ながら、カーボンフリーコンサルティングでもR70記載の名刺や封筒を使用しておりました。看板に偽りありの状態はとても不健全です。しかし、弊社は使用している紙はすべてカーボンオフセットしてあります。
紙を製造する過程で化石燃料が使用されます。その排出量は最近は削減傾向にありますが、1トンの紙を製造するのにおよそ0.85tのCO2が排出されています。(日本製紙連合会調べ)
カラマツ一本が吸収する二酸化炭素は30年でおよそ250kgです。(CO2 固定化)
約295kgの紙の製造にかかわるCO2をオフセット可能です。ステッカーを一枚ご購入いただきますと、カラマツを一本植林いたします。大規模植林をご希望の方は info@carbonfree.co.jpまでご相談ください。お見積もりは無料です。