鰻の大きさ

  • 2011年08月04日

熱い夏には鰻が特においしく感じますね。
色々な鰻の銘店がありますが、うな丼ならばいちばん旨いと思うのは、創業明治5年のわかなです。横浜の関内駅近くにあります。
今年は国産鰻が高騰しているそうです。
鰻の仕入れ値があがった場合には当然値上げするのかと思いきや。。。

なにやら表示をみますと、どうやら値上げをしない分、鰻の大きさが小さくなるとのこと。
なるほど。ただでさえ高い鰻を値上げするのは忍びないから鰻を小さくするのか?
これは珍しい考えですね。
いつものようにうな重ではなくうな丼を注文します。
江戸っ子は、ハマっ子になっても、鰻が焼き上がるのをせかしたりしたらいけません。
粋じゃないからです。無粋な輩になってしまってはなりません。矜持が大切です。
当然ですが肝吸いも注文します。

さてうな丼が到着して早速戴きます。

どうも塩梅がよろしくないようで。
いつもと同じように食べ進んで行くとご飯が残ってしまうのです。
これは鰻が小さくなった分の配分を考えずに本能の赴くままに食べてしまった結果です。
鰻をちいさくするならば値上げしても良かった。っと、独り言ちしました。