日曜日

  • 2007年12月12日

弊社が請け負わせていただいたカーボンオフセットクリスマスパーティに参加した。
100名以上の参加者にカーボンオフセットとは何かというパンフレットも手渡させていただいた。「今日のパーティーはカーボンオフセットで実施されております。皆様がどんなに二酸化炭素を排出してもオフセット(相殺)されているんですよ」と説明したとたんに、皆さんの呼吸音が一段と大きくなった。カーボンオフセットとは実にわかりやすい。

実際パーティに参加された方々と話してみても、一様に気分がいいとおっしゃられる。海外では普及している。こんなに環境にもいいし、気持のよいことが日本でも根付けばいいのになと心底思う。今回のパーティでは参加者の方のご移動分とパーティ時に使用した電力、ガス水道、ゴミを集計している。カラマツ10本で十分カバーできる。今後弊社で30年にわたり管理させていただく。小さな一歩。それでも木はぐんぐんと育っていくだろう。こういった気分は排出権取引では得られないだろうな。


土曜日の朝

  • 2007年12月12日

やっぱりやめておけばよかった。あそこで帰ればよかった。
昨晩大船で飲んで調子に乗って締めのラーメンに行ってしまったのだ。何か味にパンチがないなと思ったら、「にんにくを一サジ半入れてください」と壁に書いてあった。明日はお客様に会うこともないからまあいいかと、素直に入れてしまったのがまずかった。
小生はにんにくが好きである。それでも「生」を大量に摂取するとお腹が痛くなる。それもかなりの確率で。
案の定土曜日の朝は「もう絶対酒飲まない」と、重い頭を引き摺り、這いつくばって浴室に向かった。シャワーを浴びても回復しない。お腹もいたい。

這這の体で横浜のオフィスまでは辿り着いた。頭が全く動かない。ほとんどフリーズ状態で数時間過ごした。こりゃいかん。なんとかせねば。サウナでも行こうかな。っと考えたら、近くにあるじゃないですか。しかも温泉。オフィスからはなんと歩いて10分ほど。
万葉倶楽部は湯河原と熱海から毎日タンクローリーで温泉を運んでくるらしい。サウナもミスとサウナも韓国式黄土サウナもある。しかも露天風呂からは横浜の海が一望である。(注意書き:外から見えますので壁際に近寄らないでください)おー。確かにこちらからよく見える。ということは向こうからもよく見えるはずだ。
ちょっとした贅沢を味わった。とはいっても、その日は本格的に回復することなく早々に撤収した。


金曜の夜

  • 2007年12月12日

あっという間に一週間が過ぎる。朝も昼も食べずに気がつくと夕方になってしまっていたりする日もある。先週の金曜日もふと時計を見ると既に夕刻。弊社みたいな小さな会社には土曜日というものは「オフィスの周りに家族連れが多い」出勤日であってなんら金曜日にうきうきするような気持にもならない。そうはいってもふと誰かと飲みに行きたい気分になった。うーん。こういう急な誘いに応じてくれる人はいないかな?っとふと浮かんできたのは、茅ケ崎に住む陶芸家の顔である。連絡をすると大丈夫だとのこと。それでは東海道線と横須賀線の交差する大船で飲もうということになった。横浜からも15分ほどである。実は大船という街に行くのは初めてであった。予定より早く着いたので街を徘徊した。うーん。なんとも淫靡な繁華街だ。いや住民の方にはそんなことはないとお叱りを受けそうだが、駅近くの一角はなんとも華やか兼猥雑な雰囲気が蔓延していた。居酒屋で酒を酌み交わした。
やはりアーティストとの会話は楽しい。小生もその端くれだと自認しているのだが、第一線で活躍している方のアートに対する見方はとても参考になった。
小生はアーティストに強い憧れをもっている。消えてなくなってしまう作品がほとんどだろう。それでも永久に残る作品を残せるチャンスもある。自分の仕事を後世に残すことができる職業は少ないだろう。
祖父は作詞家でもあった。女性名で湯浅みかという。祖父の「大江戸出世小唄」は現在でも歌い継がれている。羨ましいなと思う。

大江戸出世小唄
湯浅みか 作詞
杵屋正一郎 作曲
土手の柳は風まかせ
好きなあの子は口まかせ
ええしょんがいな
ああしょんがいな
きりょう良いとて自惚れな
どうせ一度は散る花よ
ええ風が吹く
ああ風が吹く
雨が降ったらその時は
俺の涙と思やんせ
ええしょんがいな
ああしょんがいな

仕事の依頼

  • 2007年12月08日

おかげさまでいろいろなお問い合わせをいただいております。
カーボンオフセットクリスマスパーティ、商店街のカーボンオフセット・クリスマス・イルミネーション、忘年会などに関係する沢山のご質問・ご依頼をいただきました。
心よりお礼申し上げます。
そんな様々なご依頼の中でこんなことも測定できるのか!といった変わり種をご報告いたします。
弊社が測定しているのは、オフィスや生産拠点だけではございません。
お問い合わせは無料ですから、どしどしご質問くださいませ。測定できるかできないかは必ずご返答いたします。

(以下すべて掲載に関しましてご依頼主様の承諾済みです)
* トップアスリート… ある神奈川県在住のトップアスリートがハワイ島で行われるトライアスロンの大会にご参加なさいました。ご自宅を出られて帰国されるまでに排出される全二酸化炭素の測定並びにオフセット植林を行ってくださいました。
(自宅前のバス停ー>電車ー>長距離飛行機ー>短距離飛行機ー>レース中に呼吸により排出されるCO2も計算いたしました)
* カーレーサー… あるベテランレーシングドライバーがアメリカ・オクラホマで開催されるカーレースに出場されます。ご自宅を出発されてから移動にかかわるCO2測定並びにレース中に排出される温室効果ガスの測定並びにオフセット植林を行います。
(成田まで自動車ー>長距離飛行機ー>バスー>レース時使用のメタノール)
* お食事会・・・ 弊社が取り扱う最も小さなイベント測定でした。10人規模のお食事会でした。(正直言って合コンでした….ご依頼主いわく)恐らく世界初のカーボンオフセット合コンだったと思われます。オフセット植林もご依頼いただきました。(参加者の方のご移動分と電気使用量)
* 集会・・・ 300名規模の集会があり、ご参加いただく方のご移動にかかわる温室効果ガスの測定を行いました。ご参加される方全てのデーター(出発地/到着地/移動手段)をインプットする作業に時間がかかりました。
* スノーボード… スノーボードやスキー板を輸入販売されている企業様からのご依頼でした。スノーボード製造にかかわる排出量並びに海外からの輸送にかかわるCO2排出量の測定を行いました。
意外に知られていないことですが、1製品を製造するのに排出されるCO2の計算はなかなか難しいのです。たとえばコンピューター一台作成するのには、様々なパーツが必要になります。そのパーツひとつひとつの製造と輸送にかかわるCO2排出量の合計値を求めることになります。正確な数値を出すことが困難なのです。スノーボードのように使用素材が数種類しかないものならば測定することは可能です。

掲載記事

  • 2007年12月04日

今日発売の財界に弊社の事業が1ページ紹介されました。

  • 2007年12月03日

『生』と聞いて何を連想しますか?
生ビール・・・・やっぱり「とりあえず」ですか?お酒は控えめに
生牡蠣・・・・・キーンと冷えた白ワインと一緒にいいですね
生しらす・・・・湘南通ですな
生コンクリート・建築業の方ですか?
あれ・・・・・・ちょいとそこの人。何いやらしいこと考えてるのですか?
いやらしいと言えば小生の性格はいやらしい。学生時代はどんなにテスト前に勉強していても、「いやー全然勉強してないよ。どうしようかなー」なんて言って、しらっといい点を取ってしまう奴。それが俺だった。社会人になって、比較的大きな案件を自分がやった時でも自分の名前が出ないように極力気をつけていた。「わかるやつだけわかっていればいいんだ」と、陰に隠れるところを美徳としていた。だから小生の名が新聞等に載った事は少ない。それでいいんだというニヒルを気取るところがまたいやらしい。いやらしいとわかっているのに辞めない自分がさらにもっといやらしい。
というわけで、性格改善策として表に出させていただくことにしました。ありがたいことにテレビ局からの取材依頼をいただくことが多くなりました。今度『生』番組のニュースに出演させていただきます。といいつつ番組名を言わないところが我ながらいやらしい。

Tully`s VS Starbucks

  • 2007年12月01日

横浜は青空が広がっている。こんな日は海辺のベンチにでも座ってのんびりと本を読んで過ごしたいなという気にも一瞬なる。それでも職場に足が向かってしまうのは、仕事をしているほうが楽しいからだろう。
会社が儲かろうが儲からなかろうが関係ない。
ありったけの力を使ってみたいのだ。
髪振り乱して、眼を吊り上げて、歯を噛みならして、骨の軋むような仕事をしてみたい。
結果は必ずついてくるものだ。

週末に職場に来ると一番困ること。それはコーヒーを入れてくれる秘書さんがいないことである。そういうわけで、週末はTully`sとStarbucksに買いに出かける。タリーズとスタバのどちらのほうがおいしいかという議論をよく聞く。
正直言ってどちらの方がおいしいかなんてアンチグルメの俺が判断などできないのである。どちらもおいしいと思う。


90年代初頭にシアトルに行った時に初めて飲んだスタバのコーヒーはうまかった。アメリカンコーヒーしかしばらく飲んでいなかった時だったから、旨いコーヒーにありつけたのは助かった。NYのシティコープセンタービル1階に本屋の隣にスタバがあった。みんな本を買ってもいないのにコーヒー片手に座って読んでいる。本屋で立ち読みするといやな顔をされる日本から来た俺にとっては何とも新鮮だった。こりゃいける。そう思っていたら96年に日本に上陸した。
俺にはどちらがうまいかの議論よりも、紙カップになみなみとコーヒーをいれられると、ミルクを入れるスペースがなくなる方が気になる。
そして、なんでこんなに熱くするんだろうといつも思う。舌が熱いし、せっかくの豆の風味が消えてしまう。味覚に個人差はあるだろう。しかし俺がうまいと思うコーヒーの温度よりも遙かに高温である。