足止め

  • 2019年10月03日

ブラジルでの業務が完了した。

寝不足のまま飛行場に向かう。

帰国するための飛行機では倒れこむように寝る。

そうしてきたし、それでいいと思っている。

しかし飛行場に着くと、なんと欠航のアナウンス。

本来ならばメキシコ経由で帰るはずが、別のルートを見つけないとならなくなった。

公用旅券を使っているため、急な変更には対応できる国とできない国がある。

あとは空席があるかどうかだ。

米国経由はだめ。

フランス経由は可能性があった。まあ、テキーラからシャンパンに変わったと割り切ればいいか。一回の出張で地球1周するのは辛いが。

と思ったら、全員分の座席が確保できないことが判明した。

中東経由は可能性があった。

しかし到着時刻から考えると、結局1日遅延することが最善の手段だと判明した。

航空会社がホテルも用意してくれた。

途上国での仕事は最後まで気が抜けない。

飛行機が出発するまで何があるかはわからないのだ。

現実では飛行機が出発した後にもトラブルにあったことはあるが。

だから日本に着くまで気が抜けないのだ。