士魂商才

  • 2012年09月27日

ラジオ沖縄では、カーボンフリーコンサルティング社沖縄支店開設の話しや、沖縄県の各地で進めている環境プロジェクトについてお話しさせていただきました。

3年ぶりのラジオ沖縄出演では震災以降にどのように環境分野で変化があったか等について質問を受けました。

島田プロデューサーのスムーズな進行の御陰で一発録りでした。

放送日が分かりましたらお伝えしますね。Podcastでも聞けるようになります。

風が強いです。今年は台風の当たり年です。波も強いです。無事に帰れるでしょうか?

明日は各地に飛んでいたスタッフが帰ってきて全体ミーティングを行ないます。

週に一度の報告会。それぞれが多くの案件を進めています。

士魂商才

武士の心をもって商いをせよという意味です。

商いは金儲けが全てであるとの究極の考え方が資本主義の暴走を招き多くの悲劇を産みました。

利潤を追求する事だけが企業活動ではないと考えています。

誰もが持てる才能を出し切って社会貢献をビジネス化する。

そんな会社があっても良いと思います。

しかし全身全霊武士の気持ちを持って働く。これはこれで厳しい事です。

少人数。一人で何人分もの仕事をこなす。決済スピードはどこよりも早く。

アイデアとスピードは生命線ですから社長としてスタッフのストレスが感じないように気をつけています。

ストレスが溜まるならば己の無力さを味わった時でしょう。

その悔しさをバネに変えて知識と人脈を構築し戦略を練ることを学ぶ。

武力で戦うのではなく知恵と行動力で戦うことの大切さ。

忘れるべきではないと思います。

 

 

長野でウィスキー

  • 2012年09月25日

長野です。朝は10度近くまで冷え込んだようです。

珍しいウィスキーを戴きました。メルシャンのモルトウィスキーです。

 

これから羽田に向い一路沖縄に。

3年ぶりにラジオ沖縄に出演する予定です。

沖縄の皆さんにお会いするのが楽しみです。

 

過ごし方

  • 2012年09月23日

朝型

横浜の赤レンガにはbillがあります。山下公園にはEggs`n  Thingsがあります。いずれも超人気店です。パンケーキが旨い事の他に朝の使い方が上手だと言う事が共通点だと思います。

通常の店舗が11時頃に開店していますが時代はもっと早く営業して欲しいと求めているのではないでしょうか?早朝の有効活用。頭も冴えますし一日を有効に活用できます。

 

週末

秋の海は夏の喧噪が嘘のように静かです。海も透明度が増しました。

週末はSUPをしました。スタンドアップパドルの事です。大きめのサーフボードをイメージしていただけると分かりやすいと思います。立って漕ぎます。

暫く漕いで汗をかいたら海に飛び込みます。まだ海水温は高いので水着で問題ありません。

水着で泳げる季節ももうすぐ終わりです。

週末には心も身体も開放してあげる時間を持つように心がけています。

BEACH HAYAMA

 

立ち向かうこと

  • 2012年09月19日

今日はアカデミーヒルズで二つのタワーや昔の職場を見ながら働いています。
都会の真ん中で空を感じ、水を感じながら働けるのは気分転換になっていいですね。

独立してから六年目。
大企業にいた方が金額的には大きな仕事ができたのでしょうが、現在の方がスケールの大きな仕事ができているのは不思議な感じがします。

さて今日は首が回らないです。
と言ってもお金の話ではありません。
顎も痛いです。

久しぶりに随分とヒットされました。
ボクシングの話です。
対戦はできるだけ自分よりも上手な相手とするようにしています。
昨日は上級者だったのでパンチが早く中々見切れませんでした。
見切るために何度もトライしていたら殴られるのも当たり前です。
しかし殴られて強くなりました。体で覚えた成果は大きかったです。

何故そんなに痛いスポーツを続けるのか?
殴られるのは痛いですが、それ以上に逃げる自分の姿が嫌いだからです。
次も立ち向います。そして多くのパンチを躱すことができるはずです。

仕事も一緒です。
コールドコールは殆どの人が苦手でしょう。
冷たくあしらわれるのは誰しも自尊心を傷つけられます。
私はむしろ、傷つく事を恐れる自分がきらいです。
自分のやっていることに誇りを持てるならば、そんなことで傷つく方がおかしいのです。
すぐにサボる人がいます。すぐに何も成果を挙げてないのにやったふりして自分すらも誤魔化す人がいます。
それじゃダメなんだと思います。
評価は自分でするものではない。

環境ビジネスはとても難しい。
社会貢献をビジネスにするのは多くの苦難があります。
だからこそ立ち向かう価値があるのかもしれません。

5周年

  • 2012年09月14日

カーボンフリーコンサルティング株式会社は今日で設立5周年を迎える事ができました。

ご支援くださった方々に心からお礼申し上げます。

 

振り替えると密度が濃く充実した5年間でした。

個人的には社会人生活の中で苦悩し続けながらも何らかの解決策を見いだして前進していく事ができた、最も喜びの多い貴重な経験となりました。

 

 

この5年間でカーボンオフセットは1000件程度実施しました。

国内外のプロジェクト実施数は200件程になりました。

このような実績を残せたのもひとえに皆様の御陰です。

また国連、政府機関、地方自治体からも様々なコンサルティング業務を頂戴しておりますのも、まだまだ未熟な当社に信頼を寄せていただいての事だと存じます。

モンゴル、ティモール、南極、東欧だと色々な地域に出かけてはプロジェクトを作ってきました。震災の翌日に会社の事業を休んで被災地に急行した時も支えてくれたスタッフの皆にも感謝しています。今まではお客様という立場だった産業廃棄物業界の方々が震災の時には誰よりも早く手を貸してくださり、車を出して被災地に向かっていただきました。

 

スタッフ一同、お客様の信頼に応えることを常に念頭におき進んで参りました。

リピーターとなってくださったお客様が別のお客様をご紹介くださる事が沢山ございました。

ご恩に報いるのは仕事での成果しか無いと肝に銘じて参りました。

少数精鋭に拘ったことで、スタッフに重労働を強いてしまったこともあります。文句一つ言わずに、東へ、西へ奔走してくれて寝る間も惜しんで働いてくれたスタッフの皆さん本当にありがとう。

 

カーボンフリーコンサルティング株式会社は、環境問題を解決する事を仕事にしている会社です。他の誰も真似のできない唯一無二の存在として進んでいきたいと考えております。

環境プロジェクト開発、環境調査、省エネコンサルティング、カーボンオフセット、環境ブランディング等々を専門家集団が実施致します。引き続き今後もご贔屓の程何卒よろしくお願い致します。

 

代表取締役社長

中西武志

 

ジーコの5年間

  • 2012年09月12日

日本代表のイラク戦勝利。嬉しいですね。しかし対戦相手の監督であるジーコは日本サッカー界を15年に渡り支えてきた功労者です。

2006年のドイツワールドカップ以降の足跡は大変だったようです。トルコのクラブチームに始まりウズベキスタン、モスクワ、ギリシャと渡り現在のイラク代表監督になったそうです。

しかし現在のイラク代表監督も何ヶ月も給与未払いの状態。

情勢が不安定な国での活動を続けている様は華やかしき頃よりも惹かれるものを感じてしまいます。

頭の上がり少し太った苦渋の表情からはふと優しさを感じてしまいました。

 

今まで魅力的だと思える人物は、第一線で活躍していたこともあるが何らかの理由で挫折を味わった方々です。

何故でしょうか?絶望を知った人にしか分からない優しさがあるのでしょうか?

星野道夫の「旅をする木」に記された言葉を思い出しました。

『ぼくは、ドンが好きだった。どこか、一つの人生を降りてしまった者が持つ、ある優しさがあった』

本当に成功した人は皆腰が低い者です。

中途半端に勢いに乗っている人程自惚れて横柄になるものです。

ならば一つの人生を降りてしまった者が持つ、優しい人のほうが付き合い易いのでしょう。

毎日色々な方に出会いそして去っていきます。

一期一会。大切にしたいですね。

 

これだけ残暑が厳しいとアラスカに行きたくなります。

 

 

教え

  • 2012年09月09日

アカデミーヒルズの講演が終了しました。

石倉洋子教授とはちょうど20年ぶりの邂逅となりました。

先生が覚えてくださっていた事に驚きました。凄い記憶力ですね。

20年前の大学院生であった時に毎週たくさんの英文の学術書を宿題として出されて、苦労しながら勉強した事を覚えています。

その時に速読の必要性を教えていただき、ずっと実践してきました。

当時教えていただいた、フレームワークやロジカルシンキングがこんなにも実際のビジネスを構築する上で役に立つとは思いませんでした。

そして20年前の生徒であった私が今度は講師として多くの生徒の前でお話をさせていただく事になりました。

教えるというのはとても責任の重いものですね。そして実践で役に立つ事を一つでも多く学んでいただきたいと思い微力ながら頑張ってみました。

100分の英語での講演とQ&A. 質問は30程度戴いたでしょうか。

とても白熱した講座になったようです。

カーボンフリーコンサルティングで実施してきた環境プロジェクトは膨大な数にのぼります。

その中で5つの具体的な事例を提示させていただき、皆さんにもアイデアを出していただきました。

環境とビジネス。奉仕ではなく仕事として永続的な運営を図る事。

これはとても大きな問題です。

I want to put my hands in the mud.

そんな気持ちを持って現場で働かないとならないと考えています。

とても大変です。

そして、自己満足であってはならない。

 

次回はFITがビジネスとして成り立つのかについてのディベートを行なう予定になりました。

FITは再生可能エネルギーの開発を促し、脱原発の流れを加速します。

環境負荷を減らす事ができます。

しかしどのような取り組みも功罪があります。

電気料金の上昇はGDPの下落、失業率の上昇、自殺率の上昇を招きます。

「たかが電力」と言う前に、人命に直結している事実をきちんと受け止めなくてはなりません。

そしてそれを如何に防ぐかの対策も併せて進めていかなければならないのかもしれません。

雇用を生まない再生可能エネルギー。ではどうやって受け皿をつくるのか?

ドイツ、スペイン、アメリカのように太陽光発電の大手が軒並み倒産した事実から何を学ぶのか?

課題は山のようにあるがそれでも進めなくてはならない事だらけです。

The absolute justice does not exist. The absolute evil does not exist.

しかし何かを遣らなくてはならない。

 

環境とは命に関わることです。とても責任は重たいですね。

週末なのにドリンク剤。

頑張ります。